as long asは、長さの同等比較や期間、条件を表すときに使える便利な英語表現で、よく使われています。
様々な意味のある表現だからこそ、覚えるのが少し大変ですよね。この記事では、as long asの意味や使い方を、たくさんの例文とともに紹介します。
また、as long asと混同しやすいas far asとの違いも解説しますよ。
Contents
as long asの意味と使い方3選
まずはas long asの3つの意味と使い方を整理しましょう。
as long asの意味と使い方①比較
「~と同じくらい」を表すas ~ asという構文の中にlongが入り、as long as「~と同じくらいの長さで」という意味になります。
私の髪はあなたとちょうど同じくらいの長さだね。
My hair is just as long as yours.
このマフラーは私の身長ほど長くはない。
This scarf is not as long as my height.
long以外にも、asの間に形容詞もしくは副詞の原級を入れて、「~と同じくらい」という意味の文章をつくれます。
トムはジョンと同じくらい速く走れる。
Tom can run as fast as John.
as long asの意味と使い方②期間
as long asは「~もの間」と期間を表すときにも使われます。この意味で使う場合は、forが前についてfor as long asという形になっていることも多いです。
このノートパソコンは、内蔵バッテリーで24時間もの間稼働できます。
This laptop can work for as long as twenty-four hours on its built-in battery.
as long as possible「できるだけ長く」、as long as it takes「必要な時間だけ長く、終わるまで」は、便利な表現なので、覚えておきましょう。
できるだけ長くここにいてよ。
Stay here for as long as possible.
私たちはこのプロジェクトが終わるまで取り組むつもりだ。
We will work on this project as long as it takes.
as long asの意味と使い方③条件
as long asは「~する限り、~すれば」という意味で、品詞でいうと接続詞のように用いて、条件を表すこともできます。
私が生きている限り、彼女を忘れることは決してないでしょう。
As long as I live, I will never forget her.
例文では、as long asの後ろにI live「私が生きている」をつけて、条件となる事柄を示しています。このように、前提条件を示したいときにas long asは便利な表現です。
あなたが愛してくれる限り、私は何でもできるよ!
I can do everything as long as you love me!
締め切りに間に合うなら、どんな方法でもかまいませんよ。
Any method is acceptable as long as you can finish the work by the deadline.
条件を表すas long asの言い換えとして、so long as ~「~する限り」が使えます。
IDカードを持っていれば、建物に入れます。
So long as you have your ID card, you can access the building.
as far asとas long asの違いは?
as long asもas far asも日本語にすると、どちらも「~する限り」となりますが、as long asは時間などの条件を、as far asは知識や考えなどの範囲を表すという違いがあります。
私の知る限りでは、会議は明日の朝に予定されています。
As far as I know, the meeting is scheduled for tomorrow morning.
宿題を終えたら、夕方の残りの時間はゲームをしてもいいよ。
As long as you finish your homework, you can play video games for the rest of the evening.
1つ目のas far asを用いた例文では、As far as I know「私の知っている限り」と自分の知識の範囲を表しています。
2つめの例文では、As long as you finish your homework「宿題を終えたら」という条件を示しています。as long asをif「もし~なら」に置き換えることもできますね。
as far asとas long as の覚え方としては、longは「長い」と時間につながる意味が、farは「遠い」と範囲につながる意味があることを意識しましょう。
そうすると、なぜas long asは時間などの条件を、as far asは知識や考えなどの範囲を表すかがわかるので、違いを覚えやすいのではないでしょうか。
as long asの意味と使い方|as far asとの違いや覚え方も例文解説まとめ
as long asの意味と使い方、as far asとの違いを紹介しました。多様な意味のあるas long asを正しく使えるようになると、英語で表現できる幅がぐっと広がりますよ。
自分でも例文をつくってみながら、as long asを使いこなせるようになりましょう!