日本で重さを表すときには「kg」、長さは「m」を使いますよね。これはヨーロッパも同じ!でも、アメリカだけは「ポンド」を使ったり「フィート」を使ったりとバラバラ。「1マイルって何kmだっけ?」「1インチは何cmだったっけ?」と思うことありませんか?
そこで今回は、感覚的な程度がわかるように、アメリカの単位を覚える方法を紹介します。ポンドもフィートもkgやcmに直すととても細かいので、ざっくりとした感覚さえつかめればOK。単位で頭を悩ますことはもうなくなりますよ!
Contents
重さ
アメリカで重さを表す単位は「ポンド」と「オンス」の2種類。それぞれのカウント方法は以下の通りです。
Pound(ポンド/パウンド)単位:LB
ステーキ店やボクシングの試合では、よくポンドが使われていますよね。ちなみにポンドはカタカナ英語ですので、ネイティブと会話するときには「パウンド」と発音しましょう。
1ポンド=453.6gですので、1ポンドは大体500gと覚えておきましょう!
10ポンドなら約5㎏ですし、100ポンドなら約50kg。もう少し細かく計算したいと思ったら、出た答えから10%引くとより正確な数字が出ます。ちなみにポンドの単位であるLB(lb)は、ラテン語の「libra pondo」が語源となっているのだそう。
Ounce (オンス)単位:Oz
飛行機の機内持ち込み容量規定に使われているオンス。「アウンス」と発音したほうが、よりネイティブに近い印象です。
1オンス=28.3495g
1オンスは約30gと覚えておきましょう。
ちなみに機内持ち込みが許可される液体容量100ml=3.4オンスです。ポンドとオンスの単位を覚えておけば、アメリカで重さを伝える時にも苦労することはありません!
長さ
広大な敷地を誇るアメリカゆえか、長さの単位は「マイル」「フィート」、そして「インチ」の3つがあります。それぞれの使い分けをマスターしましょう。
Mile(マイル) 単位:Mile
1マイル=1.6km
です。道などの長いものの距離を表すときに大活躍します。これはもう暗記が全てですので、×1.6で換算しましょう。
Feet(フィート) 単位:Ft
1フィート=30cm
背の高さを表すときには、よくフィートが使われます。こちらも暗記するしかありませんが、30cmときりが良いため、計算は比較的スムーズです。
Inch(インチ) 単位:In
1インチ=2.5cm
小物など、小さなものを測るときにはインチを使います。こちらも覚えておきましょう!
温度
単位の中でも一番覚えにくいのは、この温度ではないでしょうか。
日本でおなじみの℃は、℃=Celsiusで表されますが、アメリカには加えて℉=Fahrenheitが使われます。
摂氏5℃上がるたびに華氏が9℉上がるもので、私たちが適温と感じる20℃~25℃=68℉~77℉。
さらに、
0℃=32℉
10℃=50℉
20℃=68℉
30℃=86℉
30℃=104℉
となります。複雑ですが、基本的によく使う温度を覚えておけば大丈夫ですよ!
まとめ
今回は少し複雑だったかもしれませんね。まずは大雑把に記憶しておいて、徐々に馴染んでいくのが理想的です。ポンドとオンス、マイルとフィートなどは臨機応変に使い分けましょう!