「I’m fineから抜け出せない問題」とは…「How are you?」と聞かれたときに、半ば条件反射的に「I’m fine!」と返してしまう日本人のクセのこと。
実はネイティブで「I’m fine.」と返している人はかなり珍しく、ほとんどの人が「I’m good.」と返します。これはぜひ覚えておきたい表現ですね。
それ以外にも、今の自分の気持ちをさらりと表せるように、基本の言い回しはいくつか覚えておきたいものです。今回は、感情を表現するフレーズをまとめて紹介します!
ご機嫌な気持ちを伝えたいとき
機嫌を聞かれたときには、できるだけ相手にも気持ちよくなってもらえるような返しをしたいものです。「I’m fine」に代わる表現は全部で6つです。
I’m great
「すごくよいよ!」と伝える時に使われます。goodよりもさらに良い気分のときに使いましょう。
I’m very well
これは少し格式が高い表現。意味は「I’m good」とほぼ同じです。
I’m pretty good
ここで言う「pretty」は「かわいい」ではなく「とても」という意味。goodを強調したい時に使いましょう。
I’m excellent
「めっちゃいい!」と、カジュアルに伝えたい時にぴったりの表現です。
Better than ever.
「これまでよりも良いよ」が転じて、「まだかつてないくらい最高だよ」という意味になります。
これは上級者の表現ですね。英語力をアピールしたい時にはぜひ使ってみましょう。
Never been better.
Better than ever.よりも、さらにうれしい気持ちのときに使える表現です。「こんなに最高なのは初めて!」と、満面の笑みとともに伝えましょう。
普通の気持ちの時
いつもと変わらない状態であることを示すときには、以下の表現を使ってみてください。
Just the same.
Same=同じ、という意味。「いつも通りだよ」と「so-so」のジェスチャーに合わせて伝えるのが一般的なようです。
不調であることを示す表現
体調がすぐれなかったり、気分が晴れなかったりする時もありますよね。そのようなときに使える表現を覚えておきましょう。
could be better
「あまり良くないんだよ」と、控えめに自分の状態を伝える時に使える表現です。
not so good
これも「良くはない」と、イマイチな状態を表す表現です。
could be betterよりは、使いやすいかもしれませんね。
I’m not feeling well
体調でも感情でも、「気分が良くない」ことを伝える時に使えます。
I feel depressed
ここまでで紹介した表現よりも、さらに深刻に落ち込んでいる時には、この表現を使うと気持ちが強く伝わります。depress=落ち込んでいる、であることを覚えておきましょう。
I’m in trouble
「今トラブルのなかにいる」が転じて、「今悩んでいるの」という意味になります。
「何があったの?」「それが~」と、コミュニケーションが発展するかもしれません。
I’m exhausted
「疲れている」というと「tired」が一般的ですが、それよりもさらに疲れた感情を強調するときには「exhausted」を使いましょう。「今疲れ果てているんだよね」という意味になります。
少し変わった返し方
毎日顔を合わせる相手であれば、時に少し変わった言い回しで返すと、会話にリズムが生まれるでしょう。おすすめの二つの表現を紹介します。
I was fine till yesterday…
「昨日までは調子が良かったんだけど…」という意味になります。前日を楽しく過ごした相手に対して使えそうですね。
I’m in hurry. Sorry!
調子を聞かれたけど、忙しくて答えられないときに使える表現です。「今急いでて!ごめんね!」という意味ですが、言い方によっては冷たく聞こえるので、せめて笑顔で返すようにしましょう。
Now I’m good cause of you!I don’t know why.
「今あなたが声をかけてくれたから元気になれたよ!何故はわかんないけど」と、冗談交じりに使える表現です。こんなふうに返せる人は素敵ですよね。
まとめ
基本的にはgoodでOKですが、できればいろいろな表現方法を覚えて、粋に返せるようになりたいものですよね。どんどんレパートリーを増やして、朝の挨拶を充実させましょう!