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typo(タイポ)の意味は?スラングやビジネス英語での使い方を例文解説

SNSやビジネスシーンでよく見かける英単語typo。英語を学んでいる人なら、一度は目にしたことがあるかもしれません。カジュアルな場面でも、ビジネス英語としてもtypoは幅広く使われている英単語です。

この記事では、様々な例文を用いてTypoの基本的な意味から語源、スラングでの使い方やビジネス場面での使用例などを解説します。


typoの意味は?

typoとは、日本語で「タイプミス、誤字、誤植」を意味する英語です。発音はカタカナで表すと「タイポウ」になります。

typoは手書きの文字のミスではなく、印刷物の誤字やキーボードやスマホなどデジタルで打った文字のタイプミスのことを指します。

私はメールで誤字をしてしまいました。
I made a typo in my email.

この本にいくつか誤植を見つけちゃった。
I found several typos in this book.

最初の例文にあるように、make a typoは「タイプミスをする」という意味の英語で、よく使われる表現です。

英語で「タイプミスを見つける」は、2つ目の例文のようにfind a typoやcatch a typoという言い方ができます。

ちなみに、日本語でもタイプミスのことをカジュアルに「タイポ」と言うことがあります。もちろん由来は英語のtypoです。

今では一般では使用頻度が低く死語のようになってしまっているかもしれませんが、「タイポする」を今風に言い換えると「誤字った」という感じで、カジュアルな言い方です。

今はあまり使われない昔の英単語やスラングを紹介

typoの語源

typoは、typographical error「タイプミス、誤字、誤植」を略して定着した語です。

名詞typography「活版印刷」を形容詞にしたTypographicalは「活版印刷の」、errorは「間違い、誤り、ミス」という意味です。

typographyという単語は、typo-「文字、絵」と-graphy「記録、書き記すこと」を組み合わせてできています。

-graphyで終わる単語には、他にphotography「写真撮影」、geography「地理学」、biography「伝記」などがあります。いずれも「記録」に関係する意味の単語ですね。

このように語源を意識すると、似たような単語や表現の理解が進み、英単語を覚えやすくなります。ぜひ英語学習に活用してくださいね。

ビジネス英語とスラングでのtypoの使い方

ビジネス英語やカジュアルなスラングとしてもtypoは使われます。どんな風な使い方をするのか、例文を見て理解しましょう。

ビジネス英語のtypo

ビジネスで書類やメールに誤字を見つけ、相手に謝ったり指摘したりすることがありますよね。そのようなときに、ビジネス英語でtypoはよく使われます。

レポートに誤字があり申し訳ございません。修正いたしました。
I’m sorry for my typos in my report. I’ve corrected them.

次回はメール送信前に誤字をチェックするようにしてくださいね。
Please check for typos before sending an email next time.

資料の誤字を見逃しておりました。失礼しました。
I missed a typo in the document. My apologies.

最初の例文のように、タイプミスや誤字を謝りたいときはsorry for the typo「誤字についてごめんなさい」と表現できます。

また、2つ目の例文のcheck for typos「誤字を確認する」や最後の例文のmiss a typo「誤字を見逃す」もよく使われる表現です。

スラングのtypo

typoは通常名詞として使いますが、カジュアルな会話やSNSの投稿ではスラングのようにtypoを「タイプミスをする、誤字をする」という動詞として使うことがあります。

あっ、さっきの投稿タイプミスあった!いったん消して後でまた打ちなおして投稿するね。
Oh, I typoed in the post! I’ll delete it and retype it later.

私そそっかしくてさ、いつも誤字しちゃうんだよね。
I’m clumsy, so I always typo.

このように、typoは動詞として使われることもあります。過去形は最初の例文にあるように-edを付けてtypoedになります。

ただ、文法的に正式な使い方ではなくあくまでスラングなので、「タイプミスをする」と言いたい場合、通常は上で紹介したmake a typoを使いましょう。

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typo(タイポ)の意味は?スラングやビジネス英語での使い方を例文解説まとめ

この記事では、typoの意味や使い方を説明しました。typoの基本の意味は「タイプミス、誤字、誤植」で、日常やビジネスシーン、個人のSNSなどカジュアルな場でも広く使える便利な英単語です。

ぜひtypoの意味や使い方を覚えて、実際の会話や文章で活用してみてください。