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「慣れている」は英語で?間違いやすいused toの使い方も例文解説

外国の人と話したり、実際に海外に行ったりしたとき、最低限話せるようになっておきたい英語表現は、いくつかあります。

あいさつや好き嫌いを表す表現、何かを注文するときに使う表現が代表的です。

「〜に慣れている」「~に慣れてきた」ということを表す英語も、最低限話せるようになっておきたい英語表現の一つ。

誰かと一緒にスポーツをしたり、勉強をしたり、ゲームをしたりと、「慣れ」について話すべき場面がたくさんあるからです。

そこでこの記事では、「〜に慣れている」「慣れる」を意味する英語表現をたくさん紹介していきます!


beとgetの違いは?

「慣れている」という表現を勉強していたら、get used tobe used toという似たような表現が出てきて、混乱してしまうという人がいます。

ここでは、その違いについてはっきりお答えします。

be動詞とgetの違い

結論から言うと、be動詞は「(すでに)慣れている」という状態を表し、getは「これから慣れていく」という状態を表します。

どちらを使うかで、意味が変わってきますよね。

実は全ての表現に当てはまるというわけではなく、be動詞とgetが入れ替わったからと言って意味が通じないということはないんですが、しっかり使い分けられるといいですね。

日常生活で使える「Get」の使い方を徹底解説

「慣れている」の英語表現3選

beとgetの違いを覚えたところで、次は「慣れる」に関する3つの代表的な英語表現を紹介します。

①used to

used toは、とてもよく使われる表現です。be動詞とgetの違いに気をつけながら、例文を見ていきましょう。

僕は旅行することに慣れているよ。
I’m used to travel.

彼女は男性の扱い方に慣れていますね。気をつけなきゃ。
She is used to dealing with men. I have to be careful.

勉強することには不慣れなんだ。
I’m not used to studying.

暗いところに目が慣れるには、少し時間がかかる。
It takes a little time for my eyes to get used to the darkness.

used toの後には、名詞または動名詞を置きます。

実際、例文の一つ目ではtravelという名詞、2つ目と3つ目ではdealingとstudyingという動名詞を置いていますよね。

また、used toには、別の意味もあるので注意が必要です。

昔はよく父と遊んだものだ。
I used to spend a lot of time with my father.

このように、「(以前は)よく〜した」という意味の使い方もあるんです。まとめると、

~に慣れている:be/get used to 名詞(または動名詞)
(以前は)よく~した:used to 動詞の原形

ということです。

be動詞やgetがあるかどうか、動詞の原型かそうでないか、この2点に注目して見分けていきましょう!

②accustomed to

accustomed toは、used toよりも丁寧でフォーマルな印象です。

私はこの仕事に慣れているので、いつでも頼ってくださいね。
I’m accustomed to this job, so you can count on me anytime.

早くこうした作業に慣れなさい。
Get accustomed to this kind of work immediately.

厳しく育てたのは、厳しい環境に慣れるようにするためだ。
I raised you strictly so that you could get accustomed to strict circumstances.

後に名詞または動名詞を置くという使い方については、used toと同じです。

③familiar with

familiar withは、直訳的には「〜をよく知っている」「〜に精通している」という意味なのですが、転じて「〜に慣れている」という意味でも使います。

新しい生活に慣れるためには、何をすべきだろう?
What should I do to get familiar with my new life?

少しずつ新しい環境に慣れてきているところだ。
I’m getting familiar with new circumstances.

この辺りの場所には慣れているから、道案内するよ。
I’m familiar with the place around here, so let me guide you.

前置詞に注意してください。familiarに関してはtoではなくwithがきます。

しかし、人が主語ではないときは、familiarでも前置詞toを使います。上の例文の2つ目を人が主語でないように変形してみましょう。

この辺りの場所は私にとって慣れているから、道案内するよ。
The place around here is familiar to me, so let me guide you.

こんな感じになります。主語に注目することで、間違いを避けるようにしましょう。

「がっかりする」の英語表現

その他の表現を例文で一気に紹介!

前述した3つ以外の「〜に慣れている」を意味する表現を紹介します。

ここで紹介する表現は、以下の3つです。

  • experienced in
  • skilled in
  • comfortable with

では、例文を確認してみましょう。

君は外国人と話すのに慣れていて、尊敬します!
I respect you because you look experienced in talking with foreigners!

私はこの類の映画には見慣れている。
I’m experienced in watching this kind of movie.

仕事に慣れるには、たくさんこなすことだ。
You have to cope with a lot of work to get skilled in work.

逆境に慣れている人はすごいと思う。
I think people who are skilled in adversity are great.

一人暮らしをすることで、料理に慣れることができた。
I could get comfortable with cooking by living on my own.

海外の文化に慣れるには、留学した方が良い。
You had better study abroad to get comfortable with foreign cultures.

be動詞とgetのニュアンスの違いや、前置詞の後に名詞か動名詞を置くといったルールは、これまでと同じです!

まとめ

「〜に慣れている」「〜に慣れる」という意味を表す英語表現について解説しました。

be動詞はすでに慣れている状態を意味し、getはこれから慣れる状態を表すこと、前置詞の後は名詞か動名詞を置くのがルール。

これらを前提として理解して、あとはここで紹介した表現をどんどん吸収していってください!

まずはused to、acusstomed to、familiar withの3つを覚えて、余裕があれば他の表現も覚えていきましょう。

忘れてしまったら、いつでもこの記事に戻ってきてくださいね!