「ちょうどよい」という言葉は、日常生活でもよく使っていますが、英語ではどのように表現するのでしょう。
普段なにげなく使っている言葉も、英語で表現する時は日本語と異なり、さまざまな単語を組み合わせることによって、言葉に含みをもたせます。英語の表現方法を1つしか知らないと、使用するシチュエーションによっては不自然となってしまうことも。
今回の記事では、場面に応じたちょうどよいの言い回し・ニュアンス8つを紹介していきます。
この記事を最後まで読んでいただければ、英語でさまざまな「ちょうどよい」が言い回せるようになりますよ。
just right
一般的なちょうどよいの表現はjust right。
使用範囲が広く、大体の「ちょうどよい」はこれで表現することができます。迷ったときには、この表現を使用しましょう。
just:まさしく・ちょうど・ピッタリ・単に
right:正しい・適切な
justとrightの組み合わせにより、ちょうどよいという意味合いになることが分かりますね。
湯加減はどう?
How is the bath?
ちょうどよかったよ。ありがとう。
Just right,thank you
fit
服のサイズがちょうどよい、靴のサイズがちょうどよいなど、サイズがあっているときの表現にはfitを使用します。
また、柄やデザインが似合っている時はsuitです。
この服はあなたにちょうどよい。
This cloth fits you.
それは彼女に似合う。
It suits her well.
perfect
非の打ちどころがなく、完璧に似合っていると表現するときに使用するのはperfect。
ピッタリ・最高・ちょうどよいなどの意味合いがあります。
これは誕生日プレゼントにピッタリ(ちょうどよい)です。
This is perfect for a birthday present.
make
ここで紹介するのは、少し難易度が高めの「〜をするのにちょうどよい」の言い方。
「〜にちょうどよい」「〜するのにちょうどよい」と言いたいときはmakeで表現します。
makeは作るという意味合いを持っていることから、下記のように何かを作る時のちょうどよいと覚えておくといいでしょう。
この生地はスカートを作るのにちょうどよいです。
This cloth is just right to make a skirt.
good timing
時間・タイミングがちょうどよいという時は、good timingを使用します。
goodを使用しても良いですが、niceやprefectで代用することも可能です。
どちらの表現を使用しても間違っていないので、好きな単語を使用しましょう。
ちょうどよいタイミングだね
Good timing.
nice timing.
perfect timing.
better to be too
ここで紹介する表現も少し複雑。
「〜すぎるくらいがちょうどよい」「〜すぎるがちょうどよい」はbetter to be tooを使用します。
そのまま訳すと「〜すぎるのがよりよい」となりますが、今回は意味合いが異なるので意味を間違えないように注意しましょう。
暑すぎるくらいがちょうどよい。
It‘s better to be too hot.
suitable
適当な・ふさわしいの表現はsuitableを使用します。
読み方はスータブル。
普段触れない英単語ですので、読み方・意味に注意しましょう。
この家はあなたにちょうどよい場所です。
This is the suitable house for you.
この表現はあまり使用することはありませんが、覚えておいて損はない表現です。
また、for という表現は世間的な評価というよりあなたや自分にとってちょうどよいという表現に使用します。
enough
それ以上でも以下でもないという表現に使う単語はenough。
読み方はイナフです。
直訳すると、十分な〜となります。
ちょうどよい辛さ。
spicy enough.
十分な辛さという意味ではなく、これ以上でも以下でもないちょうどよい事を表す表現であることを忘れないようにしてくださいね。
まとめ
今回はちょうどよいという表現の仕方を紹介してきました。状況に応じて表現する英単語が異なり、数多くの意味を含んだ表現方法があります。
今回紹介した8選の表現方法を全て理解すれば、英単語についての理解も深くなり、より高度な英語を使いこなせるようになります。ぜひ、今後の英語学習に役立ててくださいね。