アメリカは車社会なので、子どもたちもスクールバスで通学し、通勤も一部の都心部を除き自家用車で通う人が大半です。アメリカに限らず、車は現代社会に欠かせない乗り物ですよね。
今回は車に欠かせないガソリンについて、英語で何と言うか学んでいきましょう。
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ガソリンを英語で?
ガソリンは、アメリカ英語とイギリス英語で使われる単語が違います。
ガソリンの英語表現①gasoline
私たちに馴染みがあるのはアメリカ英語で、ガソリンをgasolineと言います。
ただし、発音はgǽsəlìːn、読み方としてはギャソリーンが近いです。日本語で発音するように「ガソリン」と言っても通じませんので、注意しましょう。
また、ガソリンは数えられません。そのため、複数形にはできませんので、sなど付けないように気をつけましょう。
ガソリン満タンでお願いします。
A full tank of gasoline please.
さらに、アメリカではgas stationという看板をよく見かけますが、これはガソリンスタンドのことです。gasはgasolineの略語、stationは駅や停留所などを指します。
車にガソリンを入れるまで、待って。
Wait until I put gas in the car.
ちなみに、ガソリンや石油、石炭などの燃料は、fuelと言います。このfuel、車に使用する場合は明らかにガソリンのことを指しているので、ガソリンとして使われることもあります。
車が故障したのですが、ガソリンの抜き方を知っていますか?
My car broke down, but do you know how to drain the fuel?
ガソリンの英語表現②petrol
一方、イギリス英語では、ガソリンをpetrolと言います。発音はpétrəl、読み方はぺトロールです。同様に、オーストラリアでもpetrolが使われます。
ガソリン価格の高騰が心配です。
I’m worried about the rising price of petrol.
さらに、イギリスではガソリンスタンドもgas stationではなく、petrol stationと言います。ガソリンからイメージしにくいですが、イギリスへの留学を考えている人は、覚えておきましょう。
私の息子はガソリンスタンドで働いています。
My son works at a petrol station.
ガソリンの種類と英語表現
日本でも、ガソリンスタンドに行くと「レギュラー」「ハイオク」「軽油」に分かれています。また、冬になると暖を取るために「灯油」も販売されますね。次は、ガソリンスタンドで販売されるガソリンと灯油の英語表現を種類ごとに紹介します。
ガソリンの種類①レギュラー
一般的に多くの普通自動車や軽自動車で使われるレギュラーガソリン。英語でもそのままregularを使います。
レギュラーガソリン、満タンでお願いします。
A full tank of regular please.
ガソリンの種類②ハイオク
ハイオクガソリンは、高いエネルギー量を必要とするスポーツカーなどに使われます。レギュラーガソリンと比べて価格が高いので、高級な、特級の、という意味を持つpremiumで表現されます。
いつかハイオクガソリンで走る車に乗ってみたいな。
I’d like to drive a car that runs on premium someday.
ガソリンの種類③軽油
バスやトラックなどパワーがあり、燃費もいいとされている軽油は、大型車両によく使われます。ディーゼル車で使用されることから、dieselと言います。
あのバスの燃料は、軽油だよね?
The fuel for that bus is diesel oil, isn’t it?
ガソリンの種類④灯油
最後に、寒い日に活躍する灯油は、keroseneと言います。ただし、これはアメリカで使われる言葉で、イギリスだとparaffinが一般的です。
あまりの寒さに灯油ストーブを出したよ。
It was so cold that I put out a kerosene stove.
灯油はガソリンスタンドで買えますか?
Can I buy paraffin at a petrol station?
ガソリンの英語表現はイギリスとアメリカで違う!fuelの使い方も解説まとめ
車を動かすのに欠かせないガソリン。日常生活で使えるよう、ガソリンスタンドでの会話や日常会話を想定して例文を紹介しました。
留学などで実際に海外に行く際には必要になることが多いので、事前に復習をしておきましょう。