英語の勉強をしていると、会話によく出てくるフレーズや単語が徐々にわかってくると思います。今回取り上げるエニウェイ、つまりanywayも会話でよく使う単語の一つです。
ビジネスシーンでも度々登場する単語ですが、具体的な日本語の意味や使い方について知らない人も多いでしょう。この記事ではanywayの基本的な使い方、そしてanywayを使用したスラングについても紹介します。
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anywayの基本的な意味
それでは、早速anywayの基本的な意味、使い方についてご説明します。日常会話でanywayが使用されるのは、主に以下の意味のときです。
とにかく
数あるanywayの使い方の中で、最もオーソドックスなのがこちら。とにかくという意味で、会話を終わらせるときに使用します。
ちなみに、この意味で使用する場合は文頭に配置しても文末に配置しても問題ありません。
とにかく、今すぐやりましょう!
Anyway, do it now!
それはとにかく素晴らしいね。
That sounds awesome, anyway.
それはそうと
こちらも定番の使い方です。話題を変えるときにそれはそうと、というニュアンスで使用します。
ところで、旦那さんはどちら?
Anyway, where is your husband?
ちなみに、anywayと同じように話題を変える定番の言い回しにby the wayというものがあります。
by the wayはフォーマルでビジネス向けの表現で、anywayはカジュアルで日常会話向けの表現です。
時と場所によって、上手に使い分けましょう。
どっちみち
and anywayの形で使用すると、どっちみち、どうせ、やむなしという意味になります。
前の文書に付け加えて、自分の主張を正当化するときに使われます。
あの野球選手のことはよく知らないし、どっちみちスポーツには興味がありません。
I don’t know much about that baseball player, and anyway I’m not interested in sports.
どうしても〜できない
否定文と一緒に使用することで、どうしても〜できないという意味を表します。
発音するときはanywayを強調して、より強い気持ちを表現しましょう。
どうしてもそれができない。
I can’t do it anyway.
デタラメに
just anywayの形で使用するといいかげん、デタラメという意味になる。
いい加減にトレーニングをしてはいけません。
Don’t work out just anyway.
anywayと混同されやすい単語&フレーズ
anywayには、よく間違って使用される単語やフレーズがあります。
使うときはもちろん、聞き取るときには文脈に注意して、どちらの単語、フレーズを使用しているのか判断できるように違いを知っておきましょう。
any way
anywayと混同されやすいのがany wayです。
any wayとanywayの発音は一緒ですが、any wayはあらゆる、何かの方法という意味で使用されます。
先生にもう一度会う方法は何かありますか?
Is there any way to see my teacher again?
また、in any wayという形でも使用され、いずれにせよ、どんな方法でもという意味になります。
彼のために、なんとしてでもそこへ行きます。
I’ll go there for him in any way I can.
anyways
anywaysもanywayと混同されやすい単語ですが、実はanywayと基本的に同じ意味、同じ使い方をされます。
ただし、anywaysは正しくない英語と考えている人も少なくないので、フォーマルな場では使用しないようにしましょう。
とにかく、楽しく過ごしましょう!
Anyways, let’s have fun!
anywayを使用したスラング&フレーズ紹介
ここまで、基本的なanywayの意味や使い方について取り上げてきました。続いては、anywayを使用したスラングやフレーズについてご紹介します。
but anyway
こちらはしかし、いずれにせよ、何はともあれという意味のフレーズです。
何はともあれ、本当にありがとう。
But anyway, thank you so much.
また、〜, but…anywayの形で、最初に言及したことに対して、逆のことをいうときにも使います。
疲れていますが、やっぱりそこへいきます。
I’m tired, but I’m going there anyway.
thanks anyway
相手の誘いを断るけど、とりあえずありがとう。というニュアンスのフレーズです。
聞いてくれたことに対する感謝を伝えるときに使用します。仕事の手伝いの申し出を断るときなどに使ってみましょう。
とりあえず、ありがとう。
Thanks anyway.
anyway the wind blows
こちらはどんなところにも風は吹くという意味のフレーズです。
Queenの名曲ボヘミアン・ラプソディの歌詞の一節で、どんなことが起こってもなど、さまざまな訳や解釈がなされています。
とにかく、風は吹く。
Anyway the wind blows.
まとめ
以上、anywayの意味と使い方についてまとめてみました。anywayはシンプルながら、汎用性の高い表現です。上手く活用することができれば、表現の幅が広がりよりネイティブらしい英語を話せるようになります。
英会話をする際は、ぜひ積極的に使用してみてください。実践こそ、英会話上達の近道ですよ!