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alwaysの意味と使い方|alwaysは100%!not alwaysは何%?頻度の英語表現を正しく使い分け

今回はalwaysの意味と使い方についてです。

『私はいつも早起きをします』
『私はいつも車で買い物に出かけます』

頻度を表すときに使う「いつも」と言う表現。英語ならalwaysですよね。

ただ…本当に「いつも」ですか?お休みの日も早起きでしょうか?たまには歩いて買い物に行ったりしませんか?そんな時にalwaysで表現していては誤解を与えてしまう場合も。

今回は「いつも」を表すalwaysの使い方と頻度の英語表現について解説します。


頻度を表す副詞~alwaysは100%~

alwaysの語源はal(all)+waysです。
allは全て、waysは道です。どの道もそうであるようにという意味です。

alwaysは頻度を表す副詞。頻度を表す副詞はalways以外にもusuallyやoftenなど他にもいくつかあります。

alwaysは「いつも」「必ず」という意味なので頻度の割合でいうと100%。

alwaysの前にalmostを付けてalmost alwaysにすることでほとんどという意味になり、頻度の割合を少し低くすることができます。

その他の頻度を表す副詞について見ていきましょう。

頻度 意味と例文
100% always 常に、いつも
彼女はいつも時間通りに仕事に来る。
She always comes to work on time.
90% almost always  ほぼ必ず、ほとんど
彼はほぼ必ず不在だ。
She always comes to work on time.
80% usually, generally たいていは、普段から
私はたいてい歩いて学校に行く。
 I usually walk to school.
70% often, frequently しばしば
彼女はしばしば遅れる。
She is often late.
50%  sometimes ときどき
私は時々お昼寝をします。
I sometimes take a nap.
30% occasionally ときおり、たまに
私はたまに夜寝るのが遅くなる。
I occasionally go to bed late.
10% not always ,seldom ,hardly ,rarely いつも〜とは限らない、あまり〜ない
この地域では夏はあまり雨が降らない。
It rarely rains in this area in summer.
0% never まったくない、決してない
 私は決してあなたのことを忘れません。
 I will never forget you.

 
not always、seldom、hardly、rarely、neverは否定の意味を持つ部分否定で、頻度の割合で表すと10%くらいです。文中ではnotと同じ位置で使われます。

基本的にalwaysなど頻度を表す副詞はbe動詞、助動詞の直後、一般動詞の直前に置きます。

私はいつも朝忙しい。
I am always busy in the morning.

私はいつも6時に起きます。
I always get up at 6 o’clock.

一緒に使う時制で変化するalwaysの意味

alwaysは「いつも」という意味のみと思っている方も多いかもしれませんが、実は一緒に使う時制によって意味が変化します。

alwaysの意味を一つずつ見ていきましょう。

①いつも、常に

私はいつも七時に起きる。
I always get up at seven.
彼はいつも「諦めるな」と言った。
He always said, “Never give up.”

②(今まで)ずっと、もともと

完了形と一緒に使うとずっと、もともと、という意味になります。

あなたは前からずっと朝寝坊だね。
You have always been a late riser.

③永遠に、いつまでも

私は永遠にあなたを愛することを約束する。
I promise that I will always love you.

④絶えず〜している、始終〜している

進行形と一緒に使うと絶えず〜している、始終〜しているという意味になります。

彼はいつも上司の不平を言っている。
He is always complaining about his superior.

⑤習慣的に、癖で、特徴的に

私は彼に会うといつも赤面してしまう。
I always turn red when I meet him.

⑥(必要な時は)いつでも、とにかく、少なくとも

can, couldと一緒に使うといつでも、とにかく、少なくともという意味になります。

私の助けが必要な時はいつでも電話してください。
You can always call me up when you need my help.

alwaysを使ったかっこいいセリフ

alwaysは歌詞やセリフなどにも使われることが多く、よく耳にする単語ですね。ここでは、alwaysが使われている歌詞やセリフを紹介します。

always with you

人気グループGENERATIONS from EXILE TRIBEの曲名にもある「Always with you」ですが、「常にあなたと」という意味です。

いつもあなたと一緒だよ。
I’m always with you.

この一文だけでも、素敵な言葉ですが、この文の前にNo matter how far you are,を付けると、遠距離でなかなか会えない恋人や家族、友人に対する気持ちがますます伝わります。

どんなに遠くにいても、いつもあなたと一緒だよ。
No matter how far you are, I’m always with you.

always be yourself.

「いつもあなたらしくいて」というマリリン・モンローの名言のひとつです。
yourselfはあなた自身という意味だけでなく、いつものあなたという意味も持っています。yourselfをmyselfに変えると、

いつも自分らしく
always be myself.

自分に言い聞かせるときに使いたいですね。

Be happy always.

「いつも幸せであるように」という意味です。

あなたがいつも幸せでありますように。
May you always be happy.

alwaysを使うと、とても願ってますと強調されますね。

Love you always

「いつまでもあなたを愛します」という意味です。

私は永遠にあなたを愛します
I love you always and forever.

この言葉はネットスラングだと単語の頭文字をつなぎ合わせてlyaafと表します。

同じネットスラングで表す言葉にlove you as a friend(あなたのことは友達として大好き)もあるので、使うときは注意が必要です。

alwaysを使ったその他のフレーズ

alwaysを否定のnotと一緒に使う場合、notの位置によって意味が変わってきます。asの後にalwaysを置く場合もusualとの違いがあります。違いを見ていきましょう。

not always

意味:いつも〜とは限らない

頻度を表す割合の部分でも少し触れましたが、not alwaysについて詳しく見ていきましょう。
not alwaysは部分否定です。not always happyの場合、notはalwaysを否定するので「いつも幸せとは限らない」という意味になります。

金持ちが必ずしも幸せだとは限らない。
The rich are not always happy.

always not

意味:いつも〜ない

always notは全否定です。notの後にくる文章を全否定します。

私はいつも夕食の後はテレビを見ません。
I always don’t watch TV after dinner.

また、asと共に使うと「いつものように」という表現ができます。

as always

意味:いつものように

as usualと似ていますが、頻度を表す副詞でも見てきたように、as alwaysの方がより頻度が高くなります。

彼女は相変わらず忙しい
She is busy as always.

まとめ

alwaysの意味や使い方について見てきました。alwaysは「いつも」と習ってきましたが、他にもたくさん意味があり、時制によって意味が変わってくるということを勉強しました。

なんとなく使っていたalwaysも詳しく知ると会話の幅が広がり、コミュニケーションもより取りやすくなりますね。