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納豆を英語で説明「ねばねば」や納豆ご飯など説明の仕方を初級編から上級編まで

日本の食卓にはかかせないもの、それは納豆。卵をかけてもよし、キムチと混ぜてもよし、あつあつごはんの上にかけて食べる納豆ごはんはたまりません。

実際、海外旅行や海外出張から帰ってきて一番に食べたくなるものは、納豆ごはんだったりします。日本にきた外国人が見て驚く日本の食べ物のうちのひとつに必ず納豆があります。この納豆、英語では一体なんていうか知っていますか?

うーん…。「ねばねばしていてちょっと独特な臭いがしてごはんの上にかけて食べる豆?」今回は日本の伝統的な食べ物「納豆」について、簡単に説明できる初級編から少しレベルアップした上級編まで紹介しますよ。


納豆を英語で

納豆は英語で「natto」(ナットー)です。

寿司や日本食が好きな外国人には、そのままnattoでも通じることもありますが、アメリカでは、natto beans(ナットービーンズ)という人が多いです。

しかし、日本食についてあまり知識がない人は、nattoやnatto beansといってもピンとこない場合があります。そこで、納豆について英語で説明できるように、レベルごとにみていきましょう!まずは初級編。

納豆を英語で説明【初級編】

納豆は日本の伝統的な食べ物です。
Natto is a traditional Japanese food.

納豆を白米と一緒に食べます。
We eat natto with white rice.

納豆は独特の臭いがあります。
Natto has a unique smell.

納豆はねばねばしています。
Natto is sticky.

納豆を英語で説明【中級編】

納豆は、大豆を発酵させた日本の伝統的な食品です。
Natto is a traditional Japanese food made from fermented soybeans.

納豆は独特のぬめり(slimy)があり、苦手な人も多いです。
Natto has a unique and somewhat slimy texture that puts many people off sampling the dish.

納豆には強い刺激臭があり、苦手な人もいます。
Natto has a strong and pungent smell that some people dislike.

日本では、納豆にしょうゆ、からし、ニラなどの調味料をかけ、炊いたご飯と一緒に食べるのが一般的です。
In Japan, natto is typically topped with soy sauce, mustard, chives or other seasonings and served with cooked rice.

※発酵食品は、fermented food(発音:ファーメンティドゥ フード)といい、発酵豆はfermented beansと言います。動詞の原型はferment(発酵させる)です。

納豆を英語で説明【上級編】

納豆は発酵食品であり、その健康増進効果の多くは、この発酵食品に起因しています。
Natto is fermented, which accounts for many of its health-promoting properties.

アンモニアには独特の苦味があり、アンモニア臭から古い靴下とチーズが混ざったような匂いを連想する人も多いでしょう。
It has a distinct, bitter flavor, and for many people, the ammonia smell may evoke a mixture of old socks and cheese.

大豆を丸ごと浸し、蒸したり煮たりした後、枯草菌を加えて作ります。その後、時間をかけて発酵させます。
It is made by soaking whole soybeans, then steaming or boiling them, and afterward adding the bacteria Bacillus subtilis to the mixture. It is then allowed to ferment over time.

納豆は、味噌汁や魚、ご飯と一緒に日本の朝食の食卓に上る伝統的な食品です。
Natto is a traditional food usually consumed at Japanese breakfast tables together with miso soup, fish and rice.

納豆菌を英語で

海外生活でなかなか納豆が手に入らない人はインスタントポットで手作りの納豆を作る人もたくさんいます。市販の納豆を買ってそこから菌を繁殖させて作るやり方もありますが、納豆菌を買ってそこから作る人もいます。

納豆菌は正式英語で、Bacillus Subtilis (発音:バシラス サブティラス)といいますが、Natto Bacteria(発音:ナット―バクテリア)でも通じます。

アメリカのアマゾンでも購入することが可能ですが、その際はNatto starter(発音:ナット―スターター)と検索するとすぐに見つけることができます。

ねばねばを英語で

例文にもでてきましたが、ねばねばを英語でいうとsticky(発音:スティッキー)です。
ほかにもねばねばを表す単語がいくつかあるので、それらも一緒に覚えてしまいましょう!

sticky:粘着性がある、ねばねばする、べたべた
stringy:ねばねばする、糸をひく(筋っぽい繊維質の野菜等にも使う単語です)
slimy:ヌルヌル、ネバネバ

sticky のほうが「納豆」を説明するのによく使われますが、糸をひく感じを強調したければstringyでもいいです。ちなみに「くさい」は stinky (発音:スティンキー)です。

納豆の食べ方を英語で説明

それでは最後に、納豆の基本的な食べ方から日本人の好きな食べ方まで、3つの食べ方を英語で紹介してみましょう!

①納豆かけご飯とネギ

Natto Over Rice with Scallions

納豆を温かいご飯にのせて、刻んだネギと一緒に食べるのが最も伝統的な食べ方です
Serving natto over warm Japanese rice with chopped scallions is the most traditional way to do it.

②生卵入り納豆かけご飯

Natto Over Rice with Raw Egg

生卵をのせている以外は、従来のものとほぼ同じです。
This is almost the same as the traditional version except with a raw egg on top.

卵が納豆の味を引き締め、クリーミーに仕上げてくれます。
The egg tones down the flavor of the natto and adds creaminess to the dish.

③納豆トースト

Natto on Toast

これも日本人がよく食べる納豆の食べ方です。
This is another popular way Japanese people enjoy eating natto.

納豆は朝食の食材ですから、トーストに乗せるのは当然といえば当然です。
Since it’s considered a breakfast food, it only makes sense that it would eventually make its way onto a piece of toast.

バターと納豆、マヨネーズと納豆、チーズと納豆の組み合わせは、どれも人気の組み合わせです。
You can have toast with butter and natto, paired with mayonnaise, or topped with cheese (all of which are very popular combinations).

まとめ

今回は日本の伝統的な食べ物、納豆について紹介しました。日本の食べ物には独特で外国人の興味をそそるものが多いと思います。しかし、いざ自分の国の食べ物や文化について英語で紹介しようと思うと、なかなか表現方法や言い方がわからなかったりするものです。

多くの方がfermented(発酵した)という言葉を聞いたのは初めてだと思います。
納豆だけでなく、他の発酵食品、醤油、キムチ、ヨーグルト、チーズなどもfermentedを使って表すことができます。

日本の食べ物にはこのような発酵食品が多いので、ぜひこの機会に醤油やキムチなどほかの食品も英語で説明してみてはどうでしょうか?