英語での別れの挨拶といえば、Good bye、See you laterなどが有名です。
しかし、恋人との別れ、引越しでのお別れ、卒業式のお別れで使える挨拶となると、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、友達との日常的な別れの挨拶だけでなく、恋愛でのお別れや引越しでのお別れ、先生や大切な人とのお別れなど、さまざまな場面で使える英語表現を紹介します。
Contents
別れの英語表現
別れの英語表現について、例文とともにシーン別にご紹介します。
友達とのカジュアルな別れ
またね!
See you later!
またすぐ会おう!
See you soon!
じゃあね!
Bye!
じゃあ、気をつけて。
So, take it easy.
さようなら。
Good bye.
英語でカジュアルな別れの挨拶をするときには、See you laterやByeなどがよく使われます。
意外なことに日本人にとって馴染みのあるGood byeは、単体で使用されることは多くありません。Good byeだけだと、さようならというニュアンスで伝わり、少し冷たく感じるようです。
スラング
また今度!
Later!
帰るわ。
I’m out. / I’m out of here.
もう行かなきゃ。
I gotta head out. / take off. / hit the road.
元気でね。
Peace out. / Peace.
Later.のような、See you later.を省略するスラングはとてもカジュアルに聞こえます。
相手との関係性や状況によっては失礼になってしまうこともあるので少し注意が必要です。
ビジネスシーン
ビジネスシーンでの別れの言葉では、このように感謝を示します。
お会いできて嬉しかったです。
I’m pleased to meet you.
お時間を取っていただきありがとうございました。
Thank you for your time.
ご協力いただき、感謝します。
I appreciate you for your cooperation.
今日は本当にありがとうございました。
Thank you so much for today.
今日はお招きいただき、ありがとうございました。
Thank you for inviting me today.
Thank youのフォーマルな言い方であるI appreciate you.は、ビジネスの場ではとてもよく使われますので、ぜひ押さえておきましょう。
恋人との別れ
恋愛は、出会いがあれば別れもあるもの。恋人に対して、さようならと伝えたいときにはこのような表現があります。
私たちは別れるべきだと思う。
I think we should break up.
あなたが悪いんじゃない。私が悪いんだよ。本当にごめん。
It’s not your bad. It’s my bad. Truly sorry.
もっといい人がいると思うよ。
I think you deserve a better one.
また、別れを伝えるのはなにも破局するときだけではありません。付き合っている恋人やパートナーと一時的に離れるときなどには、次のような表現が使えますよ。
あなたと離れるのが寂しい。すぐに帰ってきてね。
I miss you so much. Please come back soon.
引越しでのお別れ
引越しでのお別れは、相手が遠くに行ってしまう、これから先長い間会うことができない、という状況での挨拶になります。
これまでのことに感謝を述べたり、相手の幸運を祈るこのような表現を押さえておくのがおすすめです。
元気でね。 / お元気で。
Take care of yourself.
またいつかどこかで会いましょう。
I hope to see you again sometime.
短い間だったけどありがとう。楽しかったよ。
It was short but we had a good time. Thank you very much.
幸運を祈ってるよ!
Good luck!
幸せを願ってます。
I wish you all the best.
卒業など先生や大切な人との別れ
卒業などの場面では、このような別れの挨拶を使うことで、別れを寂しいと思っている気持ちと、あなたに会えてよかったという感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。
たくさんのことを教えてもらいました。お別れするのは残念です。
You taught me a lot of things. I am sad to say goodbye.
あなたに会えてよかった。本当に感謝しています。
It was a pleasure meeting you. I really appreciate you.
死別
死別に対する別れの挨拶は、言葉選びがむずかしいものです。日本語でいうところの、ご愁傷さまです、お悔やみ申し上げますは英語では以下のように表現します。
この度はご愁傷さまです。
I’m sorry for your loss.
お悔やみ申し上げます。
My condolences to you.
突然のことでおどろきました。
I was shocked by the sudden notice.
これが最後なんて信じられません。
I can’t believe I won’t see him / her again.
永遠にさようならしなくてはならないなんて、悲しすぎます。
It is so sad that we have to say good-bye forever.
別れに関する英語名言
日本でも、悲しい物語や小説は多くありますが、海外でもそれは同じです。別れの悲しみは、多くの名言を生み出しました。その一部を紹介します。
(別れなどで)心が傷つくのは、良いサインです。それは、私たちがなにかを試みたということを意味しているのですからーエリザベス・ギルバード
“This is a good sign, having a broken heart. It means we have tried for something.”― Elizabeth Gilbert
悲しみは、時の翼に乗って飛び去っていきます。ージャン・ド・ラ・フォンテーヌ
“Sadness flies away on the wings of time.” ―Jean de La Fontaine
まとめ
ここまで日常的な表現から、恋愛、引越し、卒業、死別にいたるまで、さまざまな別れの挨拶をお伝えしてきました。
日常的でない別れの挨拶をする状況は、いずれも人生の中でとても大切な時間です。
上記のような表現を押さえ、人生でそういった大切な場面が来たときに、適切な英語表現ができるようになっておきましょう。