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バレンタイン!日本とアメリカで全然違うの知ってた?

2月14日のバレンタインデーは、日本では女性が男性に愛を告白する日として知られていますが、海外ではかなり違う様子。アメリカはもちろん、イタリア、イギリス、フランスなどのヨーロッパでも、男性が女性に贈り物をしたり、デートに誘ったりする習慣が一般的です。

反対に日本でいうホワイトデーが、アメリカにはほとんど浸透していない様子。せいぜいノースカロライナ州で、オレオクッキーの早食い大会(White Oreo Day)が行なわれている程度だとか。

世界で習慣が異なるバレンタインですが、大切な人に想いを伝える日という点では共通しています!日本語では少し重いフレーズも、英語であればかっこよく、おしゃれに伝えられそうですし、メッセージとしてさらっとギフトに書き添えてもおすすめです。

今回はバレンタインデーに使いたい愛のフレーズを紹介します。


定番のメッセージ

Happy Valentine’s day with lots of love!
(愛を込めてバレンタインデーおめでとう!)

溢れんばかりの愛が伝わってくるメッセージですね。返事は普通にThank youThanks. You tooで十分です。

恋人から言われたときには、Happy Valentine’s day to you too!と返してあげましょう。

告白のメッセージ

バレンタインデーに送るそのほかのちょっぴり甘いメッセージをみていきましょう。

Be my valentine.

「私のバレンタインになって」の直訳が転じて、「バレンタインを一緒に過ごそう」「お付き合いして欲しい」と、告白の言葉になることも。
ただ、この表現はシチュエーションや相手との関係性によって意味が変わってきます。

You are my valentine.

アメリカでは、Valentine=大切な人=恋人のイメージが強いもの。

ですので、大文字であればイベントを示すValentineも、小文字のvを使うと「恋人」や「大切にしたい人」っていう意味になるのです!なんだかとってもロマンティック!!

つまり、You are my valentine.で、「あなたは私の大切な人です」と表せます。

You mean the world to me.

「私にとって、あなたは世界そのものです」

訳すとかなり重たい印象がありますね。でも、インスタなどのSNSで、パートナーへのメッセージとして書いてる人、どうやら少なくないようです。大好きな人に使うと効果的なのかも…!

I hope you know how much you mean to me and how happy you always make me.

長いですね…。これを使いこなせる人は、かなりの英語上級者と言っても良いのではないでしょうか。

直訳したら「あなたが私にとってどれほどの意味があり、私をどれだけ幸せにしてくれているかを知っていますように」ですが、ここはシンプルに「大好きです。いつもありがとう」という意味だと理解しておきましょう!

With All My Love on Valentine’s Day and Every Day

「バレンタインデーに、そして毎日、私のすべての愛をこめて」

ロマンティックな表現ですね、手紙やメールの最後に載せると文章がおしゃれに決まりますよ。

日本のバレンタインに使えるフレーズ

ここまで紹介してきたフレーズはどれもおしゃれですが、やっぱりちょっと日本人には気恥ずかしいと感じることも。そこでここでは女性が男性に愛を伝える日本のバレンタインでも使えそうなフレーズを紹介します。

本命に渡すとき

I made chocolate for you.
(チョコレート作ってきたんだ!)

これは王道のフレーズです。自信がない時には、

It might not be good because I didn’t really taste it.
(味見してないから、おいしくないかもしれないけど)

も日本人には良さそうです。

I hope you like it.
(気に入ってくれるといいな)

これはいろいろなシーンで応用できるフレーズなので知っておいて損はないでしょう。

告白するとき

アメリカにはあまり男女が付き合うという概念がないので英語表現には少々困るところですが、

Do you wanna go out with me?

Will you be my partner?

のいずれかで、「私と付き合ってください!」という愛の告白になります。

go outには「外出する」という意味もあるため、Do you wanna go out today?(今日どこか行かない?)ではなく、Do you wanna go out with me?(私と付き合わない?)といった具合に、必ず「with」を付けてください。

義理チョコを配る時

Here are my chocolate guys!

で、「チョコレート配りま~す!」ぐらいのカジュアル表現になりますよ。合わせて

I’m expecting a lot from you guys on March 14th!
(ホワイトデー期待してま~す!)

と伝えれば、重たい感じには捉えられず、勘違いを予防できるかも!?

もらう時

友チョコが浸透している日本では、男女問わずバレンタインデーにプレゼントを受け取ることがありますよね。その時に使いたいフレーズです。

Thank you! I appreciate it.
(ありがとう!大事に食べるね!)

この一言だけで気持ちが伝わりますよ。これもいろんなシーンで応用できそうなフレーズですね。他にも、

Did you make it all by yourself?
(これ、自分で作ったの?)

Amazing! I didn’t know you’re such a good chef!
(すごい!料理得意なんだ!)

などなど気の利いたフレーズがたくさんありますよ。こういった言葉があれば、さらにバレンタインが盛り上がりそうですね。

まとめ

バレンタインデーは世界共通のイベントです。周りの人を大切に思うこの日には、人種や言葉を問わず、あなたの周りの大切な人に、普段の感謝と愛情の気持ちを伝えてあげてくださいね。その時にはぜひ今回紹介したフレーズを使ってみてください。