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実は超難しい!外国人が絶対に理解出来ない日本語

私たちが母国語として使っている日本語は、曖昧な表現や敬語などがあり、海外の人にとって習得が難しく感じる言語のひとつ。

今回は、そんな日本語の中でも、特に外国人が混乱しやすいフレーズをまとめて紹介します。どれも日常的に使っている言葉ですが、外国人とやりとりするときには少し注意しましょう!


「大丈夫」を意味する英語表現

体調が良いときの「大丈夫」、予定が空いているときの「大丈夫」、間に合っていると言いたいときの「大丈夫」など、「大丈夫」は使い回しがきく日本語です。そんな「大丈夫」も、英語では状態によって表現方法が変わります。例を見ていきましょう。

(具合悪い?に対して)大丈夫。 
I’m fine.

(元気?に対して)大丈夫。
I’m good.

(怪我してない?に対して)大丈夫。
I’m all right. 

(助けようか?に対して)大丈夫。
It’s OK.

(水持ってくる?に対して)大丈夫。
No, thanks.

(手伝おうか?に対して)大丈夫。
Don’t worry.

(今日飲みに行かない?に対して)大丈夫。
No, I’m good.

「お疲れ様」を意味する英語表現

日本人は同じイントネーションで「お疲れ様」を使いこなしていますが、英語ではニュアンスによって表現を変えています。

お疲れ〜
Hi.

お疲れ様でした。
See you.

お疲れ〜!
Good job.

お疲れ様!
You made it.

ちょっとした雰囲気の違いだけで、これだけ多様な表現があるのでおもしろいですね。

「どうも」を意味する英語表現

日本語の「どうも」はいろいろなシーンで使えますが、外国人からするとどれも「どうも」となるため、使うタイミングに混乱しやすいようです。

どうも
Hi.

どうも
Hello.

どうも
Thanks.

どうも
Good to see you.

どうも
Nice to meet you.

「やばい」を意味する英語表現

良い意味でも悪い意味でも使える「やばい」も、英語にはさまざまな表現があります。

やばい
Cool.

やばい
Cute.

やばい
Crazy.

やばい
Seriously?

やばい
What?

やばい
No way.

やばい
Oh my god.

シチュエーションに合わせてうまく使いこなせるようになったら「やばい」ですよね。

まとめ

日本には「ハイコンテクスト文化」が根付いていて、コミュニケーションの背後に“共通認識”があるため、はっきりと言葉で言わなくても、なんとなくで意味が通じてしまうという特徴があります。「察する」「暗黙の了解」と言われるものですね。

それに対して、英語は共通認識が無いため、言葉で明確に示す必要がある「ローコンテクスト」文化が基本です。

日本人の英語力が弱いのは、こういった文化の違いにもあると指摘されていますが、この違いを話のネタにすることで、コミュニケーションが盛り上がると思いませんか。ぜひ外国人と話をするときのネタとして使ってみてください。