コミュニケーションを取るとき、天気の話は鉄板ですよね。それは日本でも海外でも変わりません。寒いはcold、暑いはhotで表現できますが、より気持ちを強く伝えられるように、多様な表現方法を覚えておきましょう。
今回は暑さや寒さを表すフレーズを7つ紹介します。
暑いの最上級
最近の日本の夏は35℃を超える日が普通になっていて、「超暑い!」と叫びたくなりますよね。その時には、次の表現を使いましょう。
超暑い
It’s boiling.
めちゃくちゃ暑い
It’s boiling hot.
普通に暑いとき
日本で30℃前後の気温まで上がったときには、次の表現が適しています。
暑い
It’s hot.
また、「超」というほどでなくても、かなりの暑さを感じているときには副詞をつけて調整することができます。
とても暑いね。
It’s very hot.
すごく暑いですね。
It’s so hot.
気温が高くて暑い、スポーツをして暑い、熱が上がって暑いなど、暑さの種類にもいろいろありますが、すべてhotで表現できます。
一方で、hotには「セクシーな」という意味もあります。
彼女はとてもセクシーだね。
She’s so hot.
このように意味がガラッと変わってしまうため、天気と人のどちらを指しているのかはシチュエーションで判断してください。
暖かいとき
冬の終わりから春にかけての時期は暖かいと感じる日が増えてきますよね。そのときには以下の表現が一般的です。
暖かいですね。
It’s warm.
warmを「ワーム」と発音するとworm(芋虫)と取られ、ガラッと違う意味になるため、「ウォ」に近い音で発音しましょう。
涼しいとき
夏の終わりから秋にかけてのシーズンは、涼しさを感じる日が増えてきますよね。その時には、日本人にもよく知られているcoolを使いましょう。
涼しいね。
It’s cool.
coolには「かっこいい」という意味もあるので、It’s cool.と声をかけられたら前後の会話で意味を判断しましょう。
肌寒さを感じるとき
秋や冬はさることながら、冷房がよく効いた部屋に長時間いると、肌寒さを感じることがありますよね。Cold but not freezing(寒いけれど、凍えるほどではない)と思っているときには、次の表現がスムーズに出てくるようにしたいものです。
肌寒いですね。
It’s chilly.
なお、このchillyはリラックスするという意味のchillとは意味が違うことを覚えておきましょう。
寒い
chillyよりも寒さが厳しいときには、おなじみのcoldを使います。真冬に季節の話をするときには、必ず出てくる表現だと言ってよいでしょう。
寒いね。
It’s cold.
coldには「冷たい人」という意味もあるので、合わせて覚えておきましょう。
寒いの最上級
例えばスキー場や冷凍室の中など、日常生活ではなかなか感じない寒さを感じた時には、以下の表現を使います。
凍り付くような寒さです。
It’s freezing.
PCが固まって動かなくなった時に「フリーズする」と言うこともあり、日本人にとってはなじみのある英単語ですよね。最近の日本の冬は過ごしやすくなっていますが、降雪エリアに住んでいる方であれば、freezeの使用頻度も多くなるでしょう。
番外編:じめじめしているとき
湿度が高い日本の夏は、じめじめして不快感を覚えるものですよね。その不快感を人に伝えたいときには、MuggyやHumidを使ってみましょう。
京都の夏はとてもじめじめしていて、私は嫌いです。
It’s so humid in summer in Kyoto. I hate it.
まとめ
天気の話は初対面の人と親交を深めたい時に万能なスモールトークです。表現のバリエーションを増やして、天気の話から会話を広げていきたいものですね。
今回紹介した7つの表現+番外編はいずれも中学時代に習う簡単な単語ばかりなので、どんどん使って自分のものにしていきましょう。