日本には、日本ならではの独特の言葉や文化があります。日本語のもつ繊細な言葉を、英語に置き換えるのは難しい場合もありますが、訳して伝えられたら異文化コミュニケーションがはかどるかもしれません。
そこで今回は、英語にはない日本語の英訳方法を紹介します。
「お疲れ様です」
疲れている相手を労いたい時や感謝の気持ちを伝えたい時、「お疲れ様です」は日本で定番のフレーズですよね。「お疲れ様です」を直訳できる英語はありませんが、以下の表現であれば気持ちが十分に伝わります。
お疲れ様です。
Thank you for your hard work.
お疲れ様です。
Good job.
また、挨拶としての「お疲れ様」は以下のようにシンプルな表現で使えます。
また明日ね。
See you tomorrow.
いい一日を!
Have a good one!
食事の挨拶
日本で食事の際に欠かせない「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶も、英語には存在しない表現。アメリカでは挨拶なしに食べ始める人がほとんどです。
「いただきます」に代わる言葉としては、以下の2つがあります。
食べよう!
Let’s eat!
食べよう!
Dig in!
食べ物や食事を作ってくれた人に感謝を示すときの表現としては、以下の2つがあります。
朝ごはんを作ってくれてありがとう。
Thanks for making breakfast.
おいしそう。ありがとう。
This looks good. Thank you.
食事終了の挨拶となる「ごちそうさま」も、日本では感謝の気持ちから口にする言葉ですが、英語には同様の表現がありません。以下の3つの表現が最も「ごちそうさま」に近いと言えます。
私は食べ終わりましたよ。
I’m done.
おいしい食事をありがとうございました。
Thank you for the nice meal.
おいしかった!
It was good!
この3つの表現をシチュエーションに合わせて使い分けてみましょう。
まとめ
海外で暮らしていても、相手を思いやる日本人としての誇りを持っていたいものですよね。
日本独特の言い回しを英語で表現できるようになれば、海外の人から日本文化に興味を持ってもらえるかもしれません。ぜひ積極的に使ってみてください。