佐々木典士(ささき ふみお)氏著の「ぼくたちは習慣で、できている。」という書籍をご存知ですか?
この本では、目標を達成するためには努力を「習慣化」することが大切だと説いています。これは英語学習においても同じこと。
そこで今回はこの書籍をもとに、強制的に英語学習を習慣にするヒントを5つ紹介します。英語学習がなかなか日常化できないとお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。
①朝に散歩をする
「散歩をしながらリスニングをする」というわけではありません。ただ朝の散歩を習慣にするだけでOK。
散歩という運動をしてから勉強に取り組むと大変効率が上がることが研究で証明されています。
運動不足解消やダイエット効果も期待できるので、一石二鳥ですよね。15分だけでもいいので早速始めてみましょう。散歩以外にはストレッチやジョギングもおすすめですよ。
②椅子に座る流れをルーティン化する
朝に運動をする時間が取れない方もいますよね。それならまずは椅子に座る流れをつくりましょう。
椅子に座る前の行動と座る動作を1セットにするのがルーティン化のポイント。
洗顔をしたら椅子に座るという流れでもいいですし、朝食をとったら座るという流れでも大丈夫。とにかく椅子に座って机に向かうことで、勉強を始めやすくなります。
③机上にお題ノートと日記を置いておく
椅子に座ったら、まず事前に置いておいたお題ノートに取り組みましょう。
「今日の朝食は何だった?」「夕日と朝日のどっちが好き?」など、幅広いお題が書かれているノートを広げ、今日のお題に対するあなたの考えを英語で考えて書き記します。これだけで頭が英語に切り替わるはず。
その後には英語で日記を書きましょう。昨晩の出来事でも、今朝の出来事でも構いません。
最初は苦にならないように3〜4行程度で、レベルアップしたらその出来事に対する感想も合わせて書いていくといいでしょう。
だんだん長文で書けるようになっていきますよ。
④ハードルを低くして毎日続ける
最初は張り切って目標を高めに設定したくなりますが、それでは挫折してしまいがち。1日10分だけでもいいし、簡単な内容にしても大丈夫。
とにかく毎日続けられる目標を設定しましょう。
ただし、何をするかは事前に決めておくことが大切。その都度何をするのかを考えていると、そのこと自体が面倒で英語学習をやめてしまう人は少なくありません。
何も考えずにさっと取り組めることを考えましょう。
⑤他人の目を多少は意識する
人は人に見られていることを意識すると、きちんと行動しようとするもの。
三日坊主で計画倒れにならないように、英語の学習をしていることを周りに公言したり、家族と共有しているカレンダーアプリにスケジュールを入れてみたりすると、「やらなくちゃ」という気持ちが働いて効果的ですよ。
友人と一緒に勉強計画を立てるのもおすすめです。
まとめ
今回は朝に英語学習することを想定してお伝えしましたが、この方法は夜の学習時にも使えます。
佐々木氏は著書のなかで「後悔ではなく、達成感を得られる方を選ぶ」ことをおすすめしています。
この言葉を参考に、英語学習の計画を立ててみてください。英語学習が習慣化すれば、格段にレベルアップしていきますよ。