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「Do you understand?」は超失礼!日本人が知らずによく使う実は失礼な英語!

外国人が日本語で話しているとき、「その言い方はちょっと失礼なんじゃないかな」と思ったことはありませんか。繊細と言われる日本語の正確な表現は、外国人にとってハードルが高いのかもしれませんね。

しかし、その逆のケースは英語でもあるのです!「失礼とは知らずに、いつも何気なく使っていた」という、あるあるフレーズを今回は紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


Do you understand?

自分の英語が伝わっているかどうか不安な時に、ついつい「Do you understand?」と聞きたくなりますが、実はこれは失礼な表現。「私の話にちゃんとついて来れていますか?」と、上から目線の印象を与えてしまいます。

意思の疎通を確認したいのであれば、Dose it make sense?Does it make sense to you?がベスト!

ネイティブはかなりこの「make sense(=理解する)」という表現を使っていますよ。

「大丈夫?私の言ったこと、筋通ってる?」という確認の意味もあり、大学の授業で教授から聞かれることもしばしば。そのときには「Yeah it make sense」(わかっていますよ)と返してあげましょう。

What?

相手の言っていることがわからず聞き返すときに、「What」の一言で返すのは失礼とされています。確かに日本語でも目上の人に対して「なに?」と返すのは非常識ですよね。

最も無難で間違いがない返し方としては、What was that?(何て言ったのですか?)がベスト。

もう少しかしこまった場であれば、

Sorry, could you say that again, please?
もう1度言っていただけますか

Do you mind saying that one more time?
もう1度言っていただけますか

でも良いでしょう。

ただ、一番シンプルで使いやすいのは「Sorry」だったりします。聞き返すときに、サラッと「Sorry」が出てくるとかっこいい!

We need to talk.

直訳すると「私たちは話す必要があります」であり、話を切り出すときに使いますが、カジュアルな場では少々不向き。「今から何か深刻な話になるの…?」と、無意味にドキドキさせてしまいます。

「そういえばさ~」くらいの感覚で話を切り出したいときには、「We need to catch up.」(話そうよ!)「Can we talk?」(話せるかな?)を使いましょう!

How old are you?

この表現は不適切というよりも、アメリカでは年齢を聞くこと自体が失礼とされています。そもそも年齢を意識していない人が多いアメリカ。

日本のメディアではよく名前の後に()をつけて年齢を表記していますが、アメリカでこのような表記はあり得ないのだとか。履歴書に年齢を書く欄もないそうです。

手続きなどで、どうしても年齢を尋ねなければならない場合は、May I ask your age?、親しい人にはCan I ask your age?を使いましょう。

まとめ

今回は、「実は失礼な英語」を4つ紹介しました。NG表現からはアメリカの文化や風潮をうかがい知れますね。「知らなかった」で済ませるのではなく、相手の国の文化や言語を尊重して、相手を不快にさせない表現をひとつずつ身に付けていきましょう!