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さや流!英単語記憶術|たくさんの英単語を効率良く覚えられる5つのステップ

「英単語を暗記するだけの勉強は良くない」なんて言われることはありますが、やはりある程度の単語を知らなければ、英会話は成立しませんよね。文法が苦手でも、たくさんの英単語を知っていれば、会話が何とかなってしまうこともあるでしょう。

そんな英単語はどのようにして覚えたら良いのでしょうか。今回は効率良く、たくさんの英単語を覚えられる5つのステップを紹介します。


自分に合う単語帳を見つける

たくさんの英単語帳を買ったり、複数の英語関連のYouTubeチャンネルを見たりして、単語をモノにしようとしている人がいますが、これはあまりおすすめできません。自分に合っている媒体でなければ結局どれも中途半端になってしまい、単語力が身についていかないからです。

まずは単語帳でもYouTubeチャンネルでも、ひとつのものにしっかりと向き合い、本当に自分に合いそうと思ったものだけに絞り込みましょう。一度決めたら1〜3か月間、途中で浮気せずに、ひたすら使い続けてみてください。そうすると単語が身につきやすくなりますよ!

覚えるべき単語に優先順位をつける

限られた場所でしか使わない単語や専門用語を覚えても、使う機会が少なければ結局忘れてしまいがち。それよりも自分が日常的に使っているフレーズをピックアップし、そこから覚えるべき単語を見つけ出しましょう。そのほうが自分にとって実になるはずです。

まずは日本語で自分がよく口にするフレーズを探しましょう。挨拶や仕事での頻出フレーズ、また家族と話す会話など、何でも構いません。

よく使うフレーズを英文化する

自分が日常的に使うフレーズをリスト化したら、今度はそれを英文化していきましょう。Googleで翻訳してもらったもので構いません。それらを見直して、自分が覚えるべき単語をリスト化していきましょう。

Excelやメモ帳で覚える単語をリスト化する

覚えるべき単語をリスト化できたら、今度はそれをExcelやメモ帳でまとめましょう。暗記の方法はいくつかありますが、今の時代は暗記系のアプリの利用がおすすめ。リスト化した Excelを読み込んでくれる便利なアプリを使えば、すぐに暗記学習を始められます。

暗記系のアプリ一覧
・単語帳F
・暗記マスター
・単語帳メーカー
・Anki
・reminDo
・Monoxer

こんなにもたくさんの英単語暗記アプリが出ているというのだから、驚きですよね。一方で、紙と鉛筆というアナログな手段のほうが覚えられるという人もまだまだ少なくありません。どちらが正しいというものではないので、自分に合う方法で続けてみましょう。

声に出して発音する

リスト化した英単語をただ眺めていたり、機械的に書いていたりするだけでは、すぐに忘れてしまいます。英単語は必ず声に出して何度も発音しましょう。発音のコツもつかめてきますし、頭に残りやすくなります。

エビングハウスの忘却曲線を意識して記憶する

「エビングハウスの忘却曲線」という有名な理論をご存知でしょうか。
人間は初めて聞いた情報を

20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる

というものです。これをもとにして、
復習タイミングを

・初日(初回)
・2日目
・7日目
・21日目
・30日目

に設定し、必ず実践するようにしましょう。その際には、

・1日目に1パート
・2日目に1パートと2パートの半分まで
・3日目に1と2パートすべて
・4日目に1+2パートと3パートの半分まで

といった具合に、前日と同じ範囲を復習しつつ、新しいパートを少しずつ増やしていくと身に付けやすくなります。

まとめ

単語を覚えると達成感があり、英語学習へのモチベーションが上がりますよ。英会話はもちろん、TOEIC対策としても今回紹介したステップは役立ちますので、ぜひ今日から始めてみてくださいね。