「郷に入っては郷に従え」のことわざ通り、国が違えば常識も変わります。日本では許されることも、アメリカでやってしまうと恥ずかしい思いをしたり、最悪の場合逮捕や罰金刑になってしまったりすることも。
そのようなことが絶対にないように、アメリカではNGとされている”やばい行動”を今回は5つ紹介します。
特にお酒の飲み方には要注意!アメリカに行く前にぜひチェックしてくださいね。
Contents
お酒にまつわるアメリカでのNG行動
社交の場に欠かせないお酒ですが、実はアメリカでは日本よりもずっとずっと扱いが厳しいのです。
公共の場での飲酒はNG
たとえば、公共の場での飲酒はNG。ここで言う「公共の場」とはビーチやショッピングモール、路上や公園を指していて、見つかれば軽犯罪と認識されてしまいます。ただしレストランのテラス席やホームパーティーを開く庭はOK。
コンビニで購入したビールを路上でグビグビ飲むのは絶対にやめましょう!
アメリカ人から見る日本のお花見文化はきっと凄く違和感あるだろうなと思うと、国の文化って本当に面白いですね^^;
車は同乗者の飲酒もNG
お酒関連で言えば、車に乗る時にも要注意!運転手が飲酒NGであるのは日米共通ですが、アメリカでは同乗者の飲酒も許されません。これは助手席、後部座席に関わらず同じことが言えるのです。
そのため、飲酒後に車で迎えに来てもらうのは少し難しい様子。車内にお酒の瓶や缶が転がっていた場合でさえ罰金刑になるので注意しましょう。
飲食店でのNG行動
よく知られていますが、アメリカでは麺をすすったり、食器を持って食べたりする行為を行儀が悪いとみなします。この考えはヨーロッパでも共通のようです。
レストランにおける店員さんとの接し方
メニューが決まってオーダーしたい時、つい日本風に「Excuse me」と店員さんを呼びたくなりますが、これはNG行為です。
そもそもアメリカのレストランではお客さんに主導権がなく、店員さんが過ごし方を決めます。オーダーを聞くタイミングや料理を提供するタイミングも店員さん次第なのです。
「How’s everything?」
「Is everything okay?」
と、食事中に何度も様子を聞かれる理由も納得ですね。心地の良い接客をしてくれた店員さんにはチップを弾ませましょう。20%がチップの相場ですが、40%近いチップを渡す人もいます。
ただし、アメリカ内でもアジア系のレストランは、日本と同じシステムであることも。レストランごとに臨機応変に対応しましょう。
学校での挙手の方法も日米で差がある!
これからアメリカの学校に通うことを考えている方へ!
アメリカでは授業中にビシッと手を挙げる行為がNGであると知っておきましょう。
これは実は第二次世界大戦のヒトラーのナチス式敬礼に似ているからだとか。ヨーロッパでも抵抗を覚える人が多いようです。
そんなアメリカで発言するときには、人差し指を立てるか、手のひらを丸めるか、どちらかの方法で自分の存在をアピールしましょう。
まとめ
「日本人だから」「知らなかったから」で済まされないNG行為もあります。これは日本でも同じことが言えますよね。すべてを知りつくすのは難しいものですが、最低限今回紹介したNG行為は覚えておくようにしてくださいね。