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英語の記号一覧!英語圏で最も使われる14個の記号の読み方と使い方

「!」「@」「?」「:」「;」「,」「■」「→」
この8個の記号、あなたは英語でいくつ読むことができますか?

普段、メールやビジネスでよく使う記号。使うことは多いけれど、実は読み方を知らないことも…。今回はそんなあなたのために、英語圏で最も使用される14個の記号と、その他ぜひ覚えておきたい記号の正式な読み方と使い方を紹介します!


文末に付ける記号

①英語記号「.」

文章の終わりに打つ句読点。英語でperiodと書き、ピリオドと読みます。full stop(フルストップ)とも言います。日本語で言うと、文章の終わりに付ける「。」ですね。

②英語記号「?」

この記号はお馴染みですね。疑問や質問文のあとに付ける記号で、クエッションマークと言います。

③英語記号「!」

日本人はこの記号をビックリマークと呼びますよね!突然の叫びを表現したり、強調したいときに使います。英語ではこれをエクスクラメーションポイント(Exclamation Point)またはエクスクラメーションマーク(Exclamation Mark)と呼びます。

ポイントというのはアメリカ英語でマークというのはイギリス英語という説がありますが、実際にアメリカでは個人の好きな方といった感じで、どちらも幅広く使われています。

使い方
わぉ!おめでとう!
Wow! Congratulations!

こういった使い方が一般的です。

文中につける記号

④英語記号「,」

日本語では文章を区切るときに「、」を使いますが、英語ではComma「,」を使用します。発音はコンマと言いたいところですが、カ(ン)マという風に、ンをあまり発音しないで速く言ってしまう感じなので、「カマ」という感じに聞こえます。

英語では、文の構造上、考えや要素の区切りを示すために使われ、さらに、数字や日付、手紙文の敬語と結びの後に使用することもあります。

使い方
ジョン、お世話になりありがとうございました。
Thanks for all your help, John.

彼らは映画を見に行ってから、ランチに出かけた。
They went to the movie, and they went out to lunch.

⑤英語記号「:」

日本ではあまり馴染みのないこの記号はColon(コロン)と言い、使い方は主に3つあります。

1つ目は、引用、例、羅列などを示すときです。

政治、哲学、社会学、経済学の4教科を勉強する予定でした。
We were planning to study four subjects: politics, philosophy, sociology, and economics.

2つ目は、2つの独立した節をつなぐために使う場合。

彼らはたどり着かないだろう。嵐が強すぎる。
They will not make it: the storm is too strong.

最後は、強調する場合です。

彼が誰よりも愛しているものはただ一つ、愛犬である。
There was only one thing he loved more than any other: his dog.

⑥英語記号「;」

では、コロンと似ているSemicolon(セミコロン)の使い方をみてみましょう。

セミコロンは形を見るとピリオドとカンマ(;)から成り立っています。形の通り役割もピリオドとカンマの間、ピリオドほど完全に文を終わらせたくはないけど、カンマよりは文章の流れを強く区切りたいときに使います。

ジョンは傷ついた。彼女が自分を動揺させるために言っただけだとわかっていたからだ。
John was hurt; he knew she only said it to upset him.

⑦英語記号「–」と⑧英語記号「-」

英文法には、その他にDashダッシュ「–」とHyphenハイフン「-」という一般的な句読点があります。ダッシュとハイフンの使い分けに戸惑うことがあるかもしれません。

この2つは似ているように見えますが、全く違うものです。

ダッシュの記号を入れることで文章を切ることができます。これにより、テンポの良い文章を作り出すことが可能となります。年齢や日付、場所や長さの範囲を表すときにも使われます。


彼女の答えは明確だった–イエス!
Her answer was clear–Yes!

彼は昨夜シカゴ–ニューヨーク間の電車に乗った。
He took the Chicago–New York train last night.

一方、ハイフンは2つ以上の単語をつなげて複合語にするときに使われ、スペースで区切られることはないです。例えば、part-time(非常勤)、well-known(よく知られている)など。

⑨英語記号「’ 」

日本語を読んだり書いたりする上ではあまり使わないこの記号は、Apostrophe(アポストロフィ)と言います。文字が省略されたことを示す意味と、所有格や短縮形を示す意味があります。

使い方
在宅勤務を始めて6ヶ月になりますが、素晴らしいことです。
I’ve been working from home for 6 months and it’s great.

レベッカの犬は昨日手術した。
Rebecca’s dog had surgery yesterday.

⑩英語記号「” 」

この記号はQuotation Mark(クオティションマーク)と言い、引用符、テキスト、スピーチ、または誰かが話した言葉を示すために使用されます。また、台詞を示す場合にも使用されます。

彼女は “そのことは考えない方がいい “と言った。
She told him that she “prefers not to think about that.”

様々な括弧の記号

⑪英語記号「[ ]」

この括弧の記号はBracketsと書き、ブラケッツと発音します。何かを明確にするため、または専門用語や説明のために使用されます。また、他の人物や文章を引用する際に、対象を明確にするために使われることもあります。

彼女(スミスさん)は、犬より猫の方がいいという意見に賛成しています。
She [Mrs. Smith] agrees that cats are better than dogs.

⑫英語記号「{ }」

こちらの括弧はBracesと書き、ブレイスィースと発音します。数学的、技術的な文章を書く際に使われます。

⑬英語記号「( )」

この括弧は、Parenthesesと書き、パレンセシースと発音します。thの発音なので、セというよりは舌を噛んで出す「th」の音になります。詳細や情報を提供するため、または余談として使用されます。括弧はカンマで代用もできて、意味は同じです。

ケイト(マットの奥さん)は散歩が好きなんです。
Kate (who is Matt’s wife) likes to go for walks.

⑭英語記号「… 」

Ellipsisと書いて、イリプシスと発音するこの省略記号は、3つのピリオドを組み合わせて、単語や文字の省略を表現するものです。

午前0時になると、彼女はカウントダウンを始めた。「10、9、8…」とカウントダウンし、ボールが落ちた。
At midnight, she began to count down: “ten, nine, eight…” and then the ball dropped.

その他の記号の読み方一覧表

これまで紹介した以外にも、よく使われる記号とその読み方はこちらです。

記号 読み方 英語
エェロウ arrow
アットサイン、アットシンボル at sign, at symbol
ハッシュ、ナンバーサイン、パウンド、シャープ hash,number sign, pound, sharp
ブレッ(ト) bullet
* アスタリスク、モータイプライ asterisk, multiply
/ スラッシュ slash
~ ティルダ tilde
ブラック スクエア シンボル black square symbol
_ アンダースコア under score

まとめ

いかがでしたでしょうか?

英語には日本語にはない役割を持つ記号が多くあります。英語の記号の意味や役割を覚えておくと、より英語の文章を正しく表現できます。記号そのものにも意味があるため、記号の意味を理解しておくことで、英語の文章の正しい理解にも繋がりますね。