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「照れる」は英語でなんという?顔文字やメールでの表現方法も紹介

世界的にもシャイな国民として知られる私たち日本人は、照れる場面に出くわすことがよくありますよね。しかし、一言で照れると言っても、ニュアンスはシチュエーションによって異なります。

例えば、褒められて照れるときと、ミスをして照れるときに使う「照れる」は、同じ日本語でも異なるニュアンスを持ちます。同じように英語でもシチュエーションによって「照れる」のニュアンスが変わり、その表現方法も違ってきます。

今回は、照れるの英語表現をニュアンス別に例文をつけてご紹介します。照れた時に自分の感情をスムーズに表現できるようにしていきましょう。


日常会話やメールで使える照れるの英語表現

まずは、日常会話やメール等で使える照れるの英語表現を4つ紹介します。どれもニュアンスが微妙に異なるので、適切な場面で使い分けられるように覚えましょう。

①You’re flattering me

flatterは、お世辞を言うという意味の英単語です。

You’re flattering meを直訳すると、あなたは私にお世辞を言っているね。となり、相手の過大な評価や愛想に対して、気恥ずかしい、照れるといったニュアンスで返すときに使われます。

flatterは他にも、こびる、実物以上によく言う、といった意味があります。

You are good at cooking. This is the best dinner I’ve ever had.
あなたは料理が上手ですね。これは私が食べた夕食の中で一番です。

You’re flattering me.
照れるなあ。

②You’re embarrassing me

embarrassingの原形embarassは、恥ずかしい思いをさせるという意味の英単語です。

You’re embarrassing me.を直訳すると「あなたは私に恥ずかしい思いをさせる」となり、「恥ずかしがらせないで」という、少しネガティブなニュアンスで使われます。

embarrassingは、flatteringを使うよりも相手の言葉や行動に対して本気で恥ずかしがっているというニュアンスを伝える表現です。flatteringはお世辞を言われた時や褒められた時に、embarrassingは恥ずかしさのあまり照れてしまった時に使いましょう。

You’re embarrassing me.
恥ずかしいでしょ!

Stop doing that. You’re embarrassing me.
照れるからやめてよ。

③You’re making me blush

blushは赤面という意味の英単語です。

よってYou’re making me blushを直訳すると「あなたは私を赤面させます」となります。

先ほどのembarrassingと同じようなシチュエーションで使われますが、You’re making me blush.は、赤面という単語からも分かるように、恋人との会話などで使われる英語表現です。

blushとembarrassingをうまく使い分けられるようになると、英語学習者としてワンランク上達できますよ。

You are so beautiful. I love you so much.
あなたはとても美しい。愛しているよ。

You’re making me blush.
照れるなあ。

④I’m embarrassed

こちらはYou’re embarrassing meで紹介したembarassを、受動態にした英文になります。

You’re embarrassing meと同じ意味ですが、I’m embarrassedの方がより自然で覚えやすい表現です。

同じようにYou’re flattering me.をI’m flattered.と言い換えることもできます。

I’m embarrassed.
照れるじゃん。

I’m embarrassed about my father.
父親のことを恥ずかしく思います。

英語圏の照れるを表す顔文字

次に照れる(えへへ)を表す顔文字について紹介します。

英語圏で使われる照れるを表す顔文字 日本で使われる照れるを表す顔文字
:”>︎︎
:$︎︎
σ(*´∀`照)
(〃ノдノ)テレ
(๑´ฅωฅ๑)照

英語圏の顔文字は日本の顔文字と異なり、口で表情を表します。

一方日本の顔文字は目で表情を表します。これは日本は言葉を出さずとも目を見て察する文化であり、英語圏は表情を使って感情を表す文化であることが原因。

実際に英語圏で使われる顔文字を調べてみると、目は全て点で、口の表現を変えることで表情を作っていることがわかります。英語圏の顔文字と日本の顔文字を見比べてみると文化の違いが分かって面白いですよ。

照れるなよの英語表現

自分が照れている状態を表す英語表現について解説してきましたが、ここで相手に照れるなよと伝える英語表現についても紹介します。

「照れるなよ」は英語でDon’t be shyです。

flatterやembarassは使いません。

Don’t be shy to ask questions.
照れずに質問してね。

まとめ

照れるの英語表現について解説しました。感情表現はそれぞれニュアンスが微妙に異なり、少しの言い間違えで、大きな誤解を招いてしまうこともあります。

それぞれのニュアンスを覚え、適切な場面で適切な感情表現を英語で伝えられるようにしましょう。照れずに積極的に英会話の機会を設け、本日学んだ表現を使ってみてくださいね。