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教科書で習う微妙な英語!あなたの英語は大丈夫?ネイティブが使う5つの正しい表現を伝授

教科書で習った英語の表現なのに、海外ドラマで聞いたことがなかったり、ネイティブの友人は使っていない…。そんな英語表現は実は結構多いんです。

学校で習う英語が正しいと思い続けるゆえに、いざ海外旅行やネイティブと話す機会があったときに恥じをかいてしまうことも。

今回この記事では、挨拶や返事など基礎で習う内容で使用する頻度の高いものをメインに5つピックアップしました。これらの内容をマスターしてネイティブのようなナチュラルな会話へ一歩近づきましょう。


①挨拶の返事:I’m fine, thank you, and you?

誰かに会ったときの最初の挨拶で、How are you?と言われた時。

その返事として、I’m fine,thank you, and you? と返すという一連の流れで習います。間違いではないのですが、ネイティブはこのような返事はほとんど言わないのが事実。

I’m fine.はあまりポジティブな印象ではない

I’m fineの訳として「元気です。」と習いますよね。でも実際には「大丈夫、まあまあ」という調子の時に使うんです。またfineには「大丈夫(だからほっといて)」のようなニュアンスになるときも。

基本的に、How are you?というのはHelloのもう一つの挨拶なので、あなたが本当に元気かどうかを聞いているのではなく、ただ単に挨拶をしているケースの場合も。

よって、「元気です。」と伝えたいときには、I’m doing well.(I’m) good. が良いでしょう。

「まあまあ(いつも通りだよ)」というときは、Not bad.I’m okay、As usualが自然な響きに聞こえます。

And you? と聞き返さない

日常会話の中で相手の調子を聞くときにAnd you?と返すことはほぼありません。ネイティブが聞き返す時は、you?やHow are you?と返します。

流れでみてみよう

日常では、こんな感じで会話することが多いです。

A:こんにちは、元気ですか?(調子どう?)
A:Hello, How are you?

B:元気です。あなたは?
B:I am doing well. How are you?

A:元気です。ありがとう。
A:Good. Thank you.

②聞き返すとき:Pardon?

聞き返したいときの定番として習うのがPardon?です。日本人にも発音しやすく使えそうですが、アメリカでの日常会話ではあまり使わないんです。

Pardon?だと丁寧すぎる

Pardon?と聞き返すと、かしこまりすぎていて固い印象になってしまいます。日本語にすると「何とおっしゃいましたか?」というニュアンス。

実際には、Sorry?やWhat was that?、What did you say?というほうが自然です。日常生活のなかでは、これが使えれば問題ないでしょう。

丁寧に聞き返したいときの表現

丁寧に聞き返したいときもPardon?ではなく、Could you say that again? やCould you please repeat that?というのが良いです。

※イギリス英語では、日常のなかでもPardonをよく使います。文化の違いですね。

③名前を聞くとき:What’s your name?

初対面の人に「あなたの名前はなんですか?」と聞きたいとき。What’s your name? と聞いてしまうと、唐突で少し威圧感があります。

名前を聞きたいときはMay I have your name please? や、May I ask your name? が適切です。

May I~?の代わりにCan I~?(よりカジュアル)やCould I~?(より丁寧)でもOK。カフェでコーヒーを注文したときなどは店員さんに、your name,please?などと聞かれることもありますね。

④名前を紹介するとき:My name is…

自己紹介で「私の名前はマイクです」と言うときは、My name is Mike.と習います。ネイティブはMy name is…と言わず、実際にはI’m Mike.といいます。自己紹介のはじめはこんな感じが自然です。

こんにちは、私はマイクです。カナダの大学生です。今日はここに来ることができてとてもわくわくしています。(続く)
Hello, I’m Mike. I’m a college student from Canada. I’m very excited to be here today…..

⑤別れのとき:Good bye

会話の中で、相手に「またね」「バイバイ」と言うときGood byeというのは、少し強い印象を与えてしまいがち。日本語にすると「さようなら」という感じです。自然に「またね」と伝えたいときは、以下の表現がいいでしょう。

Bye.
Bye bye.
(電話ではこの表現が1番多い)
See you.(またね)
See ya.(See youより、もっとネイティブっぽい響き)
See you around.(またすぐに)
See you soon.(またすぐ会おうね)
Take care.(気を付けてね)

などで別れるのが良いでしょう。

Have a nice day/ Have a good one.(直訳は「良い一日を」で、別れの際にネイティブが必ず言う決まり文句)

まとめ

いかがでしたか?どれも教科書の英語で習ったことがあり、日本人には聞き覚えのある表現ですよね。間違いではありませんが、こちらが思っているニュアンスで伝わらないのはちょっと残念。

今回この記事で紹介したフレーズは日常会話で早速使える表現ばかりなので、これらをマスターしてネイティブとの会話で自然に言えるように練習してみましょう!