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「涼しい」は英語で?coolの使い方や寒い・ぬるいなど温度の表現も解説

「今日は涼しいね」
「涼しい風がきもちいい」

暑さが少し落ち着いて心地よい時、「涼しい」という表現は便利ですよね。「寒い」と「涼しい」では、同じ低温を表す言葉でもニュアンスが全く異なります。今回は、「涼しい」をはじめとした、気候や温度を表す英語表現をたくさんの例文とともに解説しますよ!


心地よい涼しさを表す表現

涼しくて気持ちがよい、心地よい涼しさを表す表現を見てみましょう。

cool

涼しいと聞いてまず浮かぶのはcoolという人も多いはず。シンプルに涼しいと伝えられる単語です。

今日は少し涼しく感じる。
It feels a little cool today.

涼しい夜だね。風が気持ちいい。
It is a cool night. The wind is nice.

その服、涼しそうね。似合ってるよ。
Your dress looks cool. Good on you.

わたしの田舎は夏でも涼しいんです。海水浴場もなくて。
It is cool even in the summer in my hometown and we don’t have any beach.

coolの比較級coolerを使って、日増しに涼しくなってくる様子を表現することもできます。

だんだん涼しくなってきたね。
It’s getting cooler day by day. / It’s getting cooler and cooler.

coolを動詞として使い、offを伴ってcool offとすると、涼をとる、涼むの意味になります。人を主語にして使います。

彼らはランニングの後、大きな木の下で涼をとった。
They cooled off under the big tree after running.

たくさん歩いてきたから、あのカフェで涼もう。
We’ve walked such a long way, so let’s cool off at that cafe.

coolには、涼しいのほかに、スラングでかっこいい、いいね、などの意味もありますね。海外映画やドラマでも耳にした人も多いでしょう。

いい車買ったね。色がいいね。
You’ve got such a cool car. I like the color.

物だけでなく、人や出来事に対してもcoolを使うことができます。

あの子ほんとに最高だな。
She is so cool.

来月パリに旅行に行くの。楽しみだわ。
I’m going to travel to Paris next month. I can’t wait.

いいなあ。うらやましいな。
That sounds cool. I’m jealous.

crisp

涼しいを表すとき、crispもよく使います。

This pizza is crisp.と言ったら、このピザはパリッとしているの意味になり、crispは歯ごたえのよい食感を表していますね。

crispは湿り気がなく、キリっと乾燥した状態を表すことができるので、空気が乾燥して、さわやかで涼しい気候を表すときにも使えるんです。

そよ風が涼しくて快適だ。この季節好きだなあ。
The breeze is crisp and comfortable. I really like this season.

パリの秋は涼しくて過ごしやすいよ。旅行に行くなら秋がベストだと思う。
In fall, the climate in Paris is crisp and comfortable. I think fall is the best season for traveling there.

昨日は風が涼しかった。
The wind was crisp yesterday.

肌寒い、冷たい涼しさを表す表現

涼しいは、肌寒い、冷えるの意味で使うこともありますね。心地よいというよりも寒いニュアンスを含んだ涼しさは、英語でどのように表現するのか見てみましょう。

chilly

chillyはうすら寒い、冷え冷えするといった意味です。

coldというほど寒くはないけれど、涼しいを超えて寒さを感じるときに使う表現です。

同じ温度でも、心地よい涼しさを感じればcoolですが、寒く感じるというニュアンスを含んでいるのがchillyです。

話し手の体感をよりダイレクトに伝えることができますね。

外は寒そうよ。買い物に出かける気分じゃないわ。
It seems quite chilly outside. I don’t feel like go shopping.

スーパーに行ったら冷えたよ。冷蔵庫の中にいるみたいだった。鳥肌が立ったくらいだよ。
I felt chilly when I went to the supermarket. It was like I was in the fridge. I even had goosebumps.

君は寒がりだよね。
You always feel cold.

ぬるいを表す表現

涼しいに対して、ぬるいはどんな単語で表現するのでしょうか?例文で確認していきましょう。

lukewarm

あまり聞きなじみがないかもしれませんが、lukewarmはぬるいという意味。読み方は、「ルゥクウォームゥ」となります。

液体の温度を表現するのが一般的です。

このグラスの水はぬるい。
The water in this glass is lukewarm.

tepid

ぬるいを意味する単語として、tepidもあります。

tepidもlukewarmと同じように、液体の温度について言いたいときに使います。

シャワーはぬるかった。
The shower was tepid.

not hot

ぬるいを直訳するとlukewarm やtepidになりますが、新聞記事や論文などの堅めの文章で使われる単語というイメージです。

日常会話で「熱々ではない」「なまぬるい」といった温度を表現するときはnot hotを使うことが多いです。

あのレストランのお料理は、アツアツだったためしがないの。
The dishes at that restaurant are not hot every time.

私のコーヒーは熱すぎないようにお願いできますか?
Can I have my hot coffee not too hot?

あなたの国の気候はどんな感じ?
How is the climate in your country now?

暑すぎないし、寒すぎないし、一年中過ごしやすいよ。
It’s not too hot and too cold. It’s pleasant all year around.

まとめ

いかがでしたか?天気や気候は初対面の人と会話をするときに話題にしやすいものです。cool以外の単語を使うだけで、あなたの英語の表現の幅がぐっと広がります。

「今日は風が涼しくて過ごしやすいですね」「昨日は涼しかったですね」など、さらりと出てくるようになりたいですね。