お金持ちを英語で表現しようと思うと、マネーが浮かんでくるけど、その後どう英語を続けたらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか？貧乏は英語でpoorとすぐ思いつくのにともどかしい方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、お金持ち（富裕層・資産家）を表す英単語やフレーズをたくさん紹介します。
また万や億などの単位を英語でどう表現するかも解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
お金持ちは英語で？
お金持ちを表す英語で最も一般的なのはrichです。
richは高価な、豊富なという意味の形容詞ですが、人に対してはお金持ちという意味でも使います。例文で使い方を確認しましょう。
彼はお金持ちの家に生まれた。
He was born into a rich family.
また、大金持ちと英語で伝えたい場合は、very(とても)やreally(本当に)、quite(かなり)など強調する言葉を使うことで表現できます。
彼女は大お金持ちだ。
She is really rich.
richの他にも、wealthyもお金持ちを示す英単語です。wealthyは社会的地位の高さも含むので、富裕層や資産家を英語で表現したいときに使います。
彼の家はかなりお金持ちだ。
His family is quite wealthy.
wealthyと同じ、裕福なという意味で使われるのがwell heeledです。
彼女の家族はお金持ちだった。
Her family was very well heeled.
affluentも豊かな、裕福なという意味の形容詞です。
彼は裕福な銀行家なので、いつもチップとしてたくさんのお金を払う。
He is an affluent baker so he always pays a lot of tips.
deep poketsというフレーズも、資金力、豊かな財源を表します。このフレーズを使う場合はpocketsは必ず複数形なので注意してください。
グーグル社には豊かな財源がある。
Google has deep pockets.
well offは不自由しないという意味のイディオムです。会話表現で使われることが多く、豊かな暮らしをしている、良い状態にあるという意味でカジュアルに使われます。
彼女はビジネスが軌道にのり、裕福になった。
She became well off after her business took off.
お金持ちの度合いを最上級や比較級で表現する
お金持ちを表現するときには、どれくらいお金持ちなのかを伝えたい場面も多くあると思います。そんなときには、最上級や比較級を使いましょう。実際にrichやwealthyを使った、比較級や最上級の例文を紹介します。
彼はあなたよりお金持ちです。
He is richer than you.
若い頃に比べて、私はお金持ちになった。
I am wealthier than when I was young.
続いて最上級の例文を紹介します。最上級で表すときは形容詞の前にtheを付けることを忘れないようにしましょう。
彼は会社の中で一番お金持ちの人だ。
He is the wealthiest man in the company.
私はこの街で1番の大金持ちになる！
I will be the richest man in this city!
お金持ちを金額で表現する
日本語ではお金持ちを表す言葉として、億万長者という表現があります。英語では100万ドル以上の収入がある人をmillionaire、10億ドル以上の収入がある人をbillionaireと呼び、桁によって呼び方が異なるのが特徴です。
millionaireとbillionaireは稼いでいる金額が大きく違いますので、間違えないようにしましょう。
また金額を英語で表す際、億や万をどう表すか気になる方もいらっしゃるかもしれません。例文で確認しましょう。
みんな宝くじを当てて2億円稼ぎたいと夢見ている。
Everyone is dreaming of winning the lottery to get 200 million yen.
同じく5億円は500 million yen、7億円は700 million yenと表します。
彼はたった4万円からビジネスをはじめ、3億円まで資産を増やした。
He started his business from 40 thousand yen and now he earned 300 million yen.
上記と同じように、6万円は60 thousand yenと言います。
まとめ
今回はお金持ちの英語表現を多数紹介しました。最上級や比較級を使うと、覚えている単語が0でも英語で大金持ちの言い換えができて便利なので、まずはrichやwealthyなど簡単な単語から覚えましょう。
他の単語も覚えることで、ニュアンスの違うお金持ちを表すこともできますので、少しずつ練習してみてくださいね！
