Poppin(ポッピン)という言葉を聞いたことはありますか?おそらく多くの人が聞いたことがないと答えるでしょう。通常、英語の授業では教えてくれないスラングの一つpoppin。これらのスラングは、公式なシーンで使われる言葉ではなく、友人との話し言葉として使われます。
そこで今回はpoppinの意味と使い方、そしてその他のスラングの挨拶をいくつか紹介します。教科書では教えてくれない挨拶の仕方などを紹介しているので、ネイティブの響きに近づきたい方は必見ですよ!
Poppinの意味と使い方
それではさっそく、Poppinの意味を説明します。洋画や外国人どうしのスラングでよく出てくる単語の一つで、一般的に「最高!」と訳します。基本的には、パーティー・クラブ・集まり・遊び等に際して最高やよかったなどと表現したいときにピッタリ。
昨晩は最高だったよ!
It was poppin last night.
更に場合によっては、下記のように表すことで調子を伺うことも可能です。
調子はどう?
What’s poppin? / What’s happening?
英語スラングはネイティブに近づく一歩
スラングは、いざ辞書などで調べようと思ってもなかなか正しく検索できません。このような言葉は、英語学習の一環で洋画やネイティブスピーカーとの日常英会話などで学ぶことができる言葉だからです。
教科書ではもちろんのこと、ビジネス英語を学んでいる多くの英語学習者には初見の英語表現だったりしますよね。
しかし日本語と同様に、友人と話すときに常に敬語で話し続けるよりは多少フランクに話した方が心の距離を近づけやすく、カジュアルな言葉の言い回しを学んでおくことは、コミュニケーションを取りやすくするために非常に良いこと。
日本人はせっかく英語を学んでも、ビジネスの場で使うケースが多くビジネスメールや論文等の公式な場面でスラングを理解する必要が無いと考える人も。
しかし、日本語と同じで良い人間関係を作るためにある程度のくだけた言葉を学んでおくことは、英語をより理解しネイティブの響きに近づく一歩となるんです。
フォーマルな挨拶とカジュアルな挨拶
それでは、まずは会話におけるもっとも重要な挨拶をフォーマルな場面とカジュアルな場面ごとに紹介します。
①会った時に挨拶をする場面
②お互いに調子を聞く場面
③会話に入る場面
④会話を切り上げる場面
⑤別れの挨拶をする場面
シーン別で考えただけで上記のような様々な場面が考えられ、各場面に応じて表現や声の抑揚が変わります。ここで、Poppinが使われるのは、基本的にこの2場面。
①会った時に挨拶をする場面
②お互いに調子を聞く場面
基本的な挨拶
それではまず、基本的な挨拶とそれに対する返し方を紹介します。
Hello.:こんにちは
Hi.:やあ。
How are you?:元気?
How’s it going?:調子はどう?
返事としては、このように返すのが一般的。
I’m good.:良いよ
How are you?:元気?
Great. You?:いいよ、あなたは?
このような挨拶をスラングで表すと下記のようになります。スラングは、表現を短縮した形でよく使われるのが特徴。
例えば、 Sup?はWhat’s up?を短縮して発音する言葉に文字を当てたもの。
Howdy?も同様で、How do you do?という正式な挨拶から、聞き取れる言葉のみに短縮した形です。
What’s up?:調子はどうだい?
What’s poppin?:調子はどう?
What’s new?:何かあったの?
You alright?:大丈夫?
Sup?:調子は?
Howdy?:やあ
この場合、返事も少しくだけた表現を使う方が適しています。
Not bad. /Not much./ Nothing much.:特に悪くないよ。
Alright.:順調だよ。
など、くだけた挨拶にはくだけた返答を使えるようにしましょう。また、このように今行っている動作を端的に示す場合もあります。
特に何もないよ。ただテレビを見てたところだよ。
Just watching TV.
まとめ
今回はPoppinの意味と使い方、その他の挨拶にまつわるスラングを紹介しました。。調子をたずねる時の挨拶や、調子がいい状態を返事したいときに使うPoppinを使いこなすことで、ネイティブ感が出てさらに英語を話すのが面白くなります。
それに加え、友人同士でも壁がなくなり、もっとフランクに話せるようになるでしょう。
この記事で、挨拶だけでも様々なスラング言葉があることが分かりましたよね。自分からこのように相手に声をかける練習を通して、イントネーションや言葉の抑揚で調子の良否を表せるようになると友人同士でも距離が近づき、いい関係が築けますよ。