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foreignの意味や発音・読み方は?overseasとの違いも例文解説

英語を勉強していると、いつか必ず出会うことになる英単語のforeign。海外に関係する話題でよく登場するので、外国について話したいならforeignはぜひとも覚えておきましょう。

ですが、頻繁に使われる英単語なので様々な意味や他の単語と結びついた表現があったり、スペルと読み方が難しかったりして、意外と身につけるのが大変な英単語です。

この記事では、英単語foreignの意味や読み方について、わかりやすい例文を用いながら解説します。また、foreignと似たような意味を持ち、混同してしまいやすい英単語のoverseasとの違いも紹介します。

この記事を参考に、ぜひ英単語foreignの使い方をマスターしてくださいね!


foreignの読み方

まずはforeignの読み方を説明します。

foreignの読み方ですが、カタカナで書くなら「フォーレン」という感じが一番近いです。

gはスペルの中にあるものの、発音しませんので注意してくださいね。rの発音は日本人にとっては難しいですが、舌の先を内側にまくようにして発音してみましょう。

正しい発音の音声を聞きながら、繰り返しまねして練習するのがおすすめです。

foreignの主要な意味「外国の」を使った様々な表現

foreignは形容詞で、一番よく使われる意味は「外国の」です。

foreign「外国の」の後ろに様々な単語を持ってきて、色んな表現をすることができるので、その中でもよく使われる表現を3つ解説します。

①a foreign country「外国」

country「国」をforeignの後ろにもってくると、a foreign countryで「外国」を表す英語になります。

私の夢は外国に行ってたくさんの友人をつくることです!
My dream is to go to foreign countries and make a lot of friends!

その地域は外国の支配下にある。
The region is under foreign country’s rule.

a foreign countryは「外国」と英語で表現したいときの最も一般的な言い方です。

②foreign people「外国人」

「人々」を表すpeopleと組み合わせて、foreign peopleで「外国人」という表現ができます。

成田空港には多くの外国人がいます。
There are a lot of foreign people in Narita International Airport.

また、foreignに「~な人」を表す接尾辞-erを付けて名詞にしたforeigner「外国人」という英単語もあります。

foreign peopleもforeignerもよく使用される英語ではありますが、「外」というニュアンスがあり、場合によっては「外人」という感じでちょっと排他的に感じられることも。

使用する文脈には、少し気を付けてくださいね。

外国の人や海外の人を英語で表す際は、最近はpeople from different countries「外国人(他の国出身の人)」、international people「海外の人々」もよく使われています。

③a foreign language「外国語」

a foreign languageで「外国語」という意味の表現も頻繁に使用されます。

外国語を勉強するのは、私にとってはとても面白いです。
Learning foreign languages is very interesting for me.

彼女は外国語でさえ流暢に話すことができる。
She can speak even foreign languages very fluently.

少し古い言い方で「外国語」をa foreign tongueと表現することもありますが、英語で「外国語」はほとんどa foreign languageです。

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foreignの「外国の」以外の意味

foreignには、「外国の」以外の意味もあります。

「外国の」よりもう少し堅い響きのある「対外の、外交の」という意味もforeignで表現できます。

政府はこの大きな外交問題に対処する必要がある。
The government has to deal with this big foreign affair.

他の例を挙げると、「外務省」は英語でthe Ministry of Foreign Affairsと言います。さらに、foreignは「なじまない、合わない」という意味もある英単語です。

新しい職場になじめてない気がします。
I feel foreign in my new office.

大丈夫だよ。君の上司が優しい人だとわかったら、不安は減るよ。
Don’t worry. You’ll feel less foreign soon as long as you know that your boss is kind.

このように、foreignは様々な意味で使用できる英単語なので、覚えるのが少し大変かもしれませんが、例文を活用して少しずつ知っていきましょう!

外国や海外を表すforeignとoverseasの使い分け

「外国の」を主に表すforeignですが、overseasと意味が似ていて混同されやすいです。
この2つの単語の使い分けを、簡単に説明します。

foreignは、「外国の」という形容詞であることがポイントです。形容詞なので、名詞を修飾します。

外国のコインを集めたことはありますか。
Have you ever collected any foreign coins?

例文でも、foreignがcoin「コイン」という名詞にかかっています。

それに対して、overseasは基本「海外へ、海外に」という意味の副詞として使われる英語で、名詞以外の語句を修飾します。

彼は長年海外に住んでいる。
He has lived overseas for many years.

foreignが「外国の」という形容詞で、overseasが「海外へ、海外に」という副詞であることを押さえましょう。

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まとめ

この記事では、英単語foreignの意味や読み方、overseasとの違いを紹介しました。

foreignは読み方が難しく、意味も複数あり意外と使いこなすのが難しい単語ですが、英語を勉強されている方ならまさに「外国の」ことに興味があるかと思います。

英単語foreignを身につけると、一気に外国に関するトピックについて英語で表現しやすくなりますよ。foreignをマスターして、ぜひ興味のある外国の文化についての話などを英語で楽しんでください。