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「アンコール」は英語で?発音やスペルからライブでの別の言い方も紹介

コンサートやライブでおなじみの「アンコール」!英語ではどのように表現するのでしょうか?この記事では、「アンコール」の英語表現をスペルや発音、実際の使い方を例文と共にわかりやすく解説します。

また、「アンコール」の別の言い回しや関連表現も詳しく紹介。この記事を読むことで、「アンコール」にまつわる英語表現をしっかりマスターできますよ!


「アンコール」の英語表現

ライブや舞台で「もう一度演奏してほしい!」という観客のリクエストとして使われる「アンコール」。実はフランス語が由来の言葉です。英語では、encoreと綴り(つづり)ます。この表記スペルはフランス語と同じです。

「アンコール」の英語の発音

英語でのencoreの発音は、 [ɑːnˈkɔːr] または [ˈɑːnkɔːr] です。「コー」の部分が強調され、カタカナで示すと「アンコー」に近い響きです。

一方、フランス語では [ɑ̃.kɔʁ](アンコール)と発音され、英語や日本語よりもやや柔らかい印象があります。

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encoreの意味

英語のencoreは、日本語の「アンコール」と同じく、観客のリクエストに応じてアーティストが追加のパフォーマンスを行うことを指します。

ライブやコンサートでは、観客が「Encore!」と声を上げることでアーティストにアンコールを求める場面がよく見られます。

ショーが素晴らしかったので、アンコールを求めた。
The show was so amazing, we demanded an encore.

彼女はアンコールで再びステージに戻り、最大のヒット曲を披露した。
She returned to the stage for an encore, performing her biggest hit.

さらに、日常会話では「続編」や「再成功」という意味で使われることもあります。

彼女の2作目の小説は、1作目に続く素晴らしい作品だった。
Her second novel was an incredible encore to her first book.

「アンコール」という言葉には、観客の期待や喜びが詰まっています。言葉そのものが、感動や満足感を象徴しているのですね!

アンコール別の言い方

英語では、「Encore!」以外にも、観客が追加パフォーマンスをリクエストする際に使うフレーズがいくつかあります。

もう一曲!
One more song!

もう一つ!
Another one!

もう一度演奏して!
Play it again!

また、大人気のライブが再公演される場合には、Encore performance(追加公演)という表現が使われます。特にプロモーションや広告で見かけるフォーマルな表現です。

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encoreに略語はある?

encore自体は短くシンプルな言葉であるため、正式な略語は存在しません。ただし、楽譜やセットリストのように限られたスペースで記載する際には、「EC」や「Enc」「En」と略記されることがあります。

ただ、これらの略記は非公式で、広く認知されているわけではありません。特に、他の分野では「EC」が「E-commerce(電子商取引)」など全く異なる意味を持つ場合があります。誤解を招かないように適切な場面でのみ使用することをおすすめします。

「アンコールワット」の英語表現

「アンコール」と聞くと「アンコールワット」を連想する方も多いでしょう。アンコールワットは、カンボジアにある有名な遺跡で、英語ではAngkor Watと表記されます。

名前の由来は、サンスクリット語の「Angkor(聖なる都市)」と「Wat(寺院)」を組み合わせたものです。旅行好きなら一度は訪れてみたい場所ですね!

アンコールって意味ない?

最後になりますが…、「アンコールには意味がないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。

特に、日本では予定された形式的なアンコールが多いため、そのように思われがちです。しかし、本来の「アンコール」はフランス語で「もう一度」という意味を持ち、観客が出演者に感謝や感動を直接伝える行動です。

海外では、観客の熱意により自然に発生することが一般的で、アーティストにとってそのパフォーマンスが心から受け入れられた証でもあります。また、日本のようにあらかじめ演出として用意されている場合でも、観客への「特別な贈り物」としての価値があります。

アンコールの瞬間には、アーティストと観客の心が通じ合う特別な意味が込められています。「アンコール意味ない?」などと言わずに、ぜひこの素敵な文化を楽しんでください!

「アンコール」は英語で?発音やスペルからライブでの別の言い方も紹介まとめ

「アンコール」という言葉一つでも、その背景や文化、英語の使い方に多くの発見があります。例えば、英語での発音練習やカジュアルな表現を学び、音楽や歌詞を通じて英語を楽しむことができます。

「YOASOBI」の楽曲にも『アンコール』というのがありますよね。英語アルバム『E-SIDE』では『Encore』というタイトルで英訳されています。

原曲(日本語)と英語歌詞のニュアンスを比べると、リズムやメロディに合わせて意訳されているので、勉強になりますよ!

学びは楽しさと結びつけることで、より身に付きやすくなります。これを機会に、英語の新しい表現を取り入れてみてください!