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ネイティブが使う日常会話の基本フレーズ50まとめ

今回は、ネイティブが日常会話でよく使うフレーズを50個まとめて紹介していきます。

シチュエーション別に分かれていますので、自分に必要なフレーズがすぐに見つかるはずです。ぜひ日々の英語学習や英会話で役立ててくださいね。


挨拶

日本語でも英語でも、挨拶はコミュニケーションの基本です。出会い頭になんと声をかけていいのかわからない人のために、代表的なフレーズを紹介します。

①Hello

カジュアルでもフォーマルでも使えるHelloには、「こんにちは」以外にも「もしもし」という確認の意味で使われることもあります。

話を聞いていますか?
Hello? Are you listening?

②Hi

Hiは、友人や同僚など、親しい人に対して「こんにちは」という意味で使われています。

こんにちは!(そこにいる人たちみんなへ向けて)
Hi there!

③Hey

カジュアルな場で使う挨拶なので、ビジネスシーンや目上の人には使わないようにしましょう。

やっほーみんな!私のチャンネルにようこそ。
Hey guys! Welcome back to my channel.

海外のYouTuberはよくこのフレーズを使います。

④How are you?

「元気ですか?」と尋ねる定番の挨拶ですね。

やあ、元気?
Hi, how are you?

この表現で最初の挨拶はばっちりです。

⑤How are you doing?

相手の調子を聞くときに、この聞き方もよく使われています。How are you?よりも頻繁に使われているかもしれません。

調子はどうですか?
How are you doing?

⑥How’s it going?

How are you doing?よりもカジュアルで軽めの挨拶です。

調子はどうだい?
How’s it going?

⑦How’s everything?

「最近どう?」と、近況を聞きたいときに使える便利なフレーズです。この聞き方なら、会話も弾みそうですね。

いろいろ最近どうなの?
How’s everything?

⑧Good

ここまで調子を聞かれた挨拶に対して返事をしたいとき、Goodで返せば元気であることを伝えられます。

調子がいいよ。
I’m good.

日本の学校で、I’m fineと習ってきた人も多いと思いますが、fineで返事をするネイティブはほとんどいません。これからはGoodに切り替えましょう。

最も一般的な返事になります。

⑨Couldn’t be better

Very goodでもSo goodでも通じますが、Couldn’t be better.であれば、より最高の気分であることを伝えられます。「これ以上良くはなれない=最高」という意味につながるのですね。

最高にいい調子だよ。
Couldn’t be better.

⑩I’m okay.

Okayといえば調子がいいように聞こえますが、ネイティブの間では良くも悪くもない、というニュアンスで使われます。

普通だよ。
I’m okay.

自己紹介

留学先や海外旅行で初めて会った人に対して、自己紹介をすることもあるでしょう。そんなときに使える便利なフレーズを紹介します。

⑪My name is ~.

My name is〜.の表現は、今でもネイティブにはよく使われています。プライベートでもビジネスシーンでも使える便利な表現なので、堂々と使いましょう。

⑫I’m ~. You are…?

相手の名前が気になるときには、まず自分自身を名乗ってから尋ねましょう。

私の名前はけいこです。あなたは?
I’m Keiko. You are…?

⑬What is your name?

「あなたの名前は何ですか?」という意味です。I’m ~. You are…?よりもかしこまった聞き方になります。

⑭I’m sorry, I don’t remember your name. You are…?

絶対に一度会ったことがあるのに、どうしても名前を思い出せないということがありますよね。その際にはこの表現を使いましょう。I’m sorry.を付けることで、申し訳なく思っている気持ちがきちんと伝わります。

すみません、名前を思い出せないのですが、どなたですか?
I’m sorry, I don’t remember your name. You are…?

⑮Please meet ~.

こちらは友達を紹介するときに使える表現です。

ケンを紹介します。
Please meet Ken.

⑯This is~.

「こちらは〜さんです」と、簡単に友達やパートナーを紹介できるフレーズです。

こちらはヘレンです。
This is Hellen.

⑰Nice to meet you.

これはもう定番の表現ですね。自己紹介が終わったら、「はじめまして」と初対面の人に挨拶をしましょう。

私はエラです。はじめまして。
I’m Ela. Nice to meet you.

⑱Pleased to meet you.

「お会いできてうれしいです」という意味で、ネイティブにはよく使われています。このように返すと、相手からも喜ばれそうですね。

⑲It’s a pleasure.

この表現にも「お会いできてうれしいです」という意味があります。

あなたに会えてうれしいです!
It’s a pleasure to meet you!

このように言い換えることもできます。

お礼

コミュニケーションのなかで一番大切と言っても過言ではない、お礼のフレーズを紹介します。

⑳Thank you.

誰もが知っている「ありがとう」のフレーズです。気持ちを強く伝えたいときには、以下2つの表現を使いましょう。

ありがとうございます。
Thank you so much.
Thank you a lot.

㉑Thank you for ~.

お礼の理由を言いたいときには、この表現を使いましょう。Thank you for ~ing.のかたちにすることで、「〜してくれてありがとう」と、具体的に伝えることができます。

今日は来てくれてありがとう。
Thank you for coming today. 

お花を送ってくれてありがとう。
Thank you for sending me flowers.

メールしてくれてありがとう。
Thank you for the text.  

心配してくれてありがとう。
Thank you for the concern.

このように名詞を使うこともできます。

㉒Thanks.

Thanksの一言だけでも感謝の意を伝えられます。ただし、少しかっこつけた印象になるので、場所を選んで使いましょう。

㉓You’re welcome.

「どういたしまして」という意味がある、定番のフレーズです。

㉔It’s okay.

些細なことでお礼を言われたとき、この表現を使えば「いいよ」という意味でカジュアルに返すことができます。

大したことじゃないよ。
It’s okay.

㉕My pleasure.

「力になれてうれしい」という意味がある、粋な表現です。定番のYou’re welcome.やIt’s okay.以外で返したいときに使ってみてください。

お役に立ててうれしいです。
My pleasure.

㉖No problem.

「問題ないよ」と返すときに使える、定番の表現です。文字で表すときには「np」と省略されることもあります。

相手を励ましたいとき

落ち込んでいる相手を励ましたいときに使える便利なフレーズは、主に3つです。

㉗You will be fine.

このフレーズを使って「大丈夫だよ」と、優しく励ますことができます。

㉘It is what it is.

「仕方ないよ」と、冷静に返すときに使えるフレーズです。どうしようもなかったときには、このフレーズが合っています。

㉙You can’t help.

このフレーズにも「どうしようもないよ」というニュアンスが含まれています。

聞き返したいとき

ネイティブと話すときには、聞き取れなかったり、聞き取れても意味を理解できなかったりすることがありますよね。そのようなときに使える、聞き返しのフレーズを7つ紹介します。

㉚Sorry?

この一言だけで、「ごめん、何て言ったの?」という意味が伝わるので、大変便利です。

㉛What did you just say?

「何て言いましたか?」という意味があります。ひとつ前で紹介したSorryを頭につけると、より丁寧な印象です。

すみません、何て言いましたか?
Sorry, what did you just say?

㉜What does it mean?

言葉は聞き取れたけど、単語などの意味が分からない時に使える表現です。

どういう意味?
What does it mean?

duplicateってどういう意味ですか?
What does duplicate mean?

このようにitをわからない単語に置き換えることができます。

㉝What do you mean by that?

こちらは言っていることや単語はわかるけど、文脈的に話の意図がわからないというときに使えます。頭にWaitをつけて使われることもあります。

待って、どういうこと?
Wait, What do you mean by that?

㉞You mean ~?

少し上級者向けの表現で、「それは~ってこと?」という意味を込めて聞き直すことができます。

あなたは猫派ということですか?
You mean you’re a cat lover?

㉟You know what I mean?

直訳すると「私が言っていることがわかりますか?」。日本語にすると少しキツイ印象がありますが、ネイティブの間ではよく使われています。

自分が言ったことが相手に伝わっているのか不安なときに使いましょう。

㊱Make sense?

こちらは「私の話のつじつまは合っていますか?」「理解できますか?」と聞きたいときに使えます。早口の自覚がある方は、覚えておいて損はありません。

会話の終わりに使える挨拶

別れの際や会話を終わらせたいとき、角を立てることなく使える便利な挨拶を紹介します。

㊲It was really nice talking to you but ~.

「話せてよかったです。だけど〜」と別れを切り出したいときに使えます。最初にうれしかった気持ちを伝えることで、気持ちよく会話を終わらせられます。

話せてよかったけど、もう行かないと。
It was really nice talking to you but I gotta go.

㊳What time is it?

直接的に言うのが苦手な方は、ぜひこのフレーズを使ってみてください。時間を聞き、答えてもらえば、「もうそんな時間なの。ではここで〜」という流れに持っていきやすくなります。

A:何時ですか?
A:What time is it?

B:17時です。
B:It’s 5:00 PM.

A:もうそんな時間なの?もういかなくちゃ。
A:It’s already that time? I have to go now.

㊴I’m sorry but I gotta go.

「ごめんなさい、もう行かないと」という、直接的でありながら丁寧な気持ちも伝わる表現です。I gotta go.は I have got to go.の省略形で、ネイティブにはよく使われています。

㊵I have plans soon.

優しく伝えたいときに使える表現。「もうすぐ予定があるから行きますね。」というニュアンスで伝わります。

㊶We gotta hang again.

あまり聞きなれない表現かもしれませんが、「また絶対会いましょう」と強く気持ちを伝えたいときに使えるフレーズです。会って楽しかった人、大好きな人と別れるときに使いましょう。

㊷See you soon.

「また近いうちにね」という意味がある、おなじみのフレーズです。

㊸See you later.

すぐにまた会う予定があるときには、こちらのフレーズのほうがしっくりきます。

㊹I’d love to see you soon.

「また会えたらうれしいな」と、相手に好意を伝えることができます。 とてもかわいらしいフレーズです。

㊺Talk to you later.

こちらは少しカジュアルな表現で、時間がない時に「また話そうね。」という感じで使えます。

㊻Thanks for coming out.

親しい人が来てくれたお礼にこのフレーズを使えば、「来てくれてどうもありがとう」という気持ちが伝わります。

㊼Have a good day.

そして締めのフレーズとして使えるのがこちらです。「良い一日を。」という意味で、他のフレーズと合わせて使うと良いでしょう。

㊽Have a good one.

Have a good day.とよく似ていますが、こちらのほうがよりカジュアルな印象です。
あまり気にせずに、使いやすいほうを使いましょう。

㊾Have a good weekend.

木曜日や金曜日など、週末前に会った人には少しアレンジして、このように伝えるのもいいですね。

良い週末を。
Have a good weekend.

㊿Take care.

最後にひとつ付け加えておきたいフレーズです。「気を付けて」という意味を持つ、日本語でもよく使われる熟語ですよね。

気を付けてね。また近々会いましょう。
Take care, and let’s do this again soon.

まとめ

日常会話でよく使う基本のフレーズを50個紹介しました。聞いたことがあるフレーズも多かったのではないでしょうか。

中学生で習う簡単なフレーズでも、十分にネイティブとは会話できますので、ためらわずにどんどん話しかけていきましょう。