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「Do」を制するものは英語を制す!7割のことは「Do」で言えるってホント?!

「〜する」の意味を持つ「Do」は、疑問文や否定文で使うイメージが強いですが、実はほかにもいろいろなことに使える「神ワード」。Doの言い回しのパターンを知っておけば、言いたいことの7割は伝えられると言われているほど。

そんな「Do」は日常のどのようなシーンで使えるのでしょうか。今回は日常に取り入れられるDoの使い方5パターンを紹介します!


Do+名詞で「〇〇をする」

例えば洗濯することを伝えるとき、日本語でも「私はこれから洗濯をします」とまで丁寧に言いませんよね。大抵の人は「洗濯する」の一言で終わらせるのではないでしょうか。

とにかく単語を減らして相手に伝えようとするのはアメリカでも同じ。そのときに大活躍してくれるのが「Do+名詞」で、これだけで「(名詞)をします」という意味になります。一例を紹介しましょう。

Do the dishes
お皿を洗います。

Do the hair
髪をセットします。

Do the laundry
洗濯をします。

Do my make-up
お化粧をします。

Do the garden
庭の手入れをします。

このように、いろいろな名詞をくっつけるだけで簡単に行動を表現できますが、自分から「Do〜」と伝えるのはちょっと唐突な印象。Do+名詞は、人から「何するの?」と聞かれたときに使うのが一番自然です。

ちなみにこれらの頭に「Can you」をつけるだけで、「〇〇してくれますか?」という意味になります。

Can you do the dishes?
お皿洗ってくれませんか?

何かと便利な表現ですので、ワンセットで覚えておきましょう。

スポーツにも使えるDo

「えっ、スポーツって『Play』じゃなかったの?」と思われるかもしれませんね。実はPlayで表されるスポーツは団体競技や球技に使うのが一般的。

対戦相手がいなくて、一人でできるスポーツやエクササイズは、

I do yoga
ヨガをします。

I do stretch
ストレッチをします。

など、Doを使って表します。

職業を伝える「I do 〇〇」

こちらも覚えておくと、自己紹介の時に大変便利な表現。ひとつ注意して欲しいのは、〇〇には企業名ではなく、業種や職種を入れること。

「I do Google」や「I do TOYOTA」はちょっとおかしいですよね…。例えば

I do management
管理職をやっています。

I do sales
営業をやっています。

I do planning
プランニング担当です。

I do editing
編集しています。

We do editing together
一緒に編集しています。

などの言い回しがあります。

What do you do?
仕事は何をしていますか?

と聞かれたときの返しとして覚えておくと、会話がスムーズに進みますよ。

誘い文句の「Let’s do 〇〇」

「〇〇をやろう」の意味でおなじみの「Let’s」も「Do」が便利ワードになっていて、

Let’s do 〇〇
〇〇をやろう。

という意味で使えます。ですので、

What do you wanna do this Saturday?
今週の土曜日何する?

などと聞かれた場合には、

Let’s do dinner
ディナーしよう

Let’s do lunch
ランチに行こう

Let’s do fishing
釣りをしよう

Let’s do movie
映画を見に行こう

などと答えれば完璧です!

充分の意味を表す「That will do!」

最後に覚えておきたいのがこのポジティブな意味を持つ熟語。省略して、

That’ll do
大丈夫だよ

でも意味は十分に通じます。わかりやすい事例で言うと、

Do you have sugar?
お砂糖ありますか?

I only have brown sugar
黒糖ならありますよ。

That will do!
それで十分!

また、使用頻度高そうなシチュエーションとして、レストランで注文した後には、

I’ll have a beer and edamame. That’ll do for now
ビールと枝豆をお願いします。とりあえずは以上で。

このようにいろいろなシーンで使えるので、ぜひ覚えておいてくださいね!

まとめ

今回紹介した「Do」の使い方はほんの一例で、まだまだたくさんあります。身近な表現であり、発音も難しくはないDoを、どんどんネイティブとの会話に取り入れていきましょう。