今回のテーマは「前置詞」です。on、at、inなど、たくさんの前置詞がありますが、使い分けが意外に難しい！？時間を表すときにも、atとinのどちらを使うかで悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は数ある前置詞のなかでも「時間」を表すときに使われるat, on, in, from, to, until, by, since, for, before, after, during, withinの13個の前置詞に絞って、わかりやすく使い方を解説していきます。ぜひ参考にしてください。
at
まずatですが、これは「時刻」や「ある一定の時間」を表すときに使用するもので、基本的に時刻の前に使います。
8時に会いましょう！
Let’s meet up at 8!
彼女は夜に働いています。
She works at night.
on
onは「日付」や「曜日」、または祝日や誕生日などの「特定の日」を示すときに使用します。
12月7日にパーティーをします。
We’ll have a party on December 7th.
土曜日に出かけますか？
Do you wanna go out on Saturday?
元旦には何をする予定ですか？
What will you do on New Year’s Day?
in
inはatやonよりも長めの時間で、「月」や「四季」、または「年」を表すときに使われます。
9月にヨーロッパを旅行する予定です。
I’ll travel around Europe in September.
夏の京都はとても湿度が高いのです。
It’s so humid in Kyoto in summer.
その俳優は2000年に生まれました。
The actor was born in 2000.
from＆to
from「から」とto「まで」はセットにして覚えましょう。
もちろんどちらか片方のみ使う場合もあります。
月曜日から金曜日まで働いていますよね？
You work from Monday to Friday, right?
私はロサンゼルスに2018年から2020年までいました。
I was in LA from 2018 to 2020.
until＆by
until～「～までにずっと」とby～「～までに」も同じようにセットで覚えておきましょう。
夜中までずっと飲み続けます。
We’ll keep drinking until midnight.
私は明日までに課題を提出しなければならないのです。
I have to submit the assignment by tomorrow.
for＆since
このふたつもセットで覚えますが、sinceは「～から今までずっと」という意味合いで覚えておきましょう。
私は去年からずっと東京にいます。
I’ve been in Tokyo since last year.
一方のforは「〜（日・週・月・年）間」の意味で使われます。
私は1年間東京にいます。
I’ve been in Tokyo for a year.
before＆after
beforeは「前」、afterは「後」の意味で、セットで覚えるようにしてください。
夕飯の前に会いましょう。
I’ll see you before dinner.
乾杯の前に出発したらいけません。
You can’t leave before making a toast.
朝食の後に用意します。
I’ll get ready after breakfast.
乾杯の後であれば、出て行ってもいいですよ。
You can leave after making a toast.
during
duringは「期間中の」という意味合いで使われます。
休日の間に何もないことを祈ります。
I hope nothing happens at work during my holiday.
勤務時間中に教授と話してみます。
I’ll talk to my professor during office hours.
within
「～以内に」と強調したいときには、withinを使いましょう。
15分以内に来てくれなければデートはしません。
I won’t go out with you if you don’t show up within 15 minutes.
父は1時間以内に帰ってくるはずです。
My dad should be home within an hour.
例外の表現
ここまで紹介した前置詞の使い分けも、場合によっては違う前置詞を使うことがあります。これはもう覚えるしかありません！代表的なものを紹介しますね。
月曜日の朝
on Monday morning
曜日が朝に入ってくるのであれば、onではなくinを使いましょう。
3年後に卒業します。
I’ll graduate in 3 years.
このように未来のことを表すときにもinを使います。
まとめ
前置詞をスッキリとまとめてみると、使い分けがしやすくなります。これからは今回紹介した13個の前置詞の使い分け方を意識して、ネイティブと話してみましょう。慣れるとスラスラ出てくるようになりますよ。
