「アルバイト(=英語ではpart time job)」や「ペットボトル(=英語でplastic bottle)」のように、ネイティブには通じない和製英語ってありますよね。しかし、意外とその逆もあるのです。
今回は意外と直訳でも通じてしまう英語表現を紹介します。
知っておくととってもおもしろいですよ!
Dad joke
Dadは父親のカジュアルな言い方、そしてjokeは冗談、つまり「親父ギャグ」のこと!
誰かが寒いことを言ったときには、ぜひ使ってみてください。例えばこんなふうに使えます。
私の父は親父ギャグばかり言うのです。彼を止められません。
My dad always tells dad jokes. He just can’t stop.
誰も彼の親父ギャグの意味がわからなかった。
No one got his dad jokes.
walking dictionary
何でも知っている物知りな人を指して「歩く辞書」ということがありますよね。
そのような人は英語でも、直訳したwalking dictionaryで通じてしまうのです。
あなたってなんでも知っていますよね!まるで歩く辞書みたい!
You know everything! You’re like a walking dictionary!
ここでのlikeは「好き」ではなく「〜のような」の意味で使われています。
bookworm
本ばかり読んでいる人を「本の虫」と表現することがありますが、英語でも同じように表現します。
ただし、虫と言っても「insect」や「bug」ではなく、芋虫を意味する「worm」になるので要注意です!
A:最近ケンを見ましたか?すごく社交的でしたけど、最近はいつも本に夢中ですよね。
A:Hey, have you seen Ken lately?He used to be such a social butterfly, but now he’s always buried in books.
B:本当に本の虫になりましたよね。
B:Yeah, he’s turned into a real bookworm!
brainwash
brainは「脳」、washは「洗浄」。つまりbrainwashは「洗脳」を意味します。
名詞にする場合はbrainwashingを、そして「洗脳された」と受け身系で表現するときには「ed」をつけて表現しましょう。
もう少しで洗脳させられるところだったわ。
I was almost brainwashed.
カリスマ的なスピーカーに引きこまれたけれど、幸いなことに洗脳される寸前に気づいて抜け出しました。
The charismatic speaker almost had me, but luckily, I snapped out of it before I was almost brainwashed.
まとめ
直訳したら伝わらない英語表現が多い中で、直訳で伝わる単語があるのは興味深いですね。なぜ日米共通で通じるのか、調べてみるとおもしろいかもしれません。ぜひ機会があれば使ってみてくださいね。