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もう絶対迷わない!一撃で覚えるtoとforの使い分け感覚

使い分けが難しい前置詞の英語。日本語に直訳しづらいからこそ、迷ってしまうのかもしれません。マスターするためには何度も自分で使ってみたり、文章を作ってみたりして、慣れていくのが良いでしょう。

前置詞の種類はさまざまですが、そのなかでも今回は使い分けしやすいtoとforの違いについて説明します。一体このふたつにはどのような違いがあるのでしょうか。

ポイント①前置詞の toとforはどちらも矢印の感覚

たとえば以下の例で見てみましょう。

私は仕事に行った
I went to work.

私は仕事に出掛けた
I left for work.

この2つは、いずれも仕事というゴールに向けて矢印が出ているという点で共通しています。

ポイント②矢印がゴールに「届いているかどうか」

toとforの使い分けのポイントは、ゴールに向けて出ている矢印が届いているか・いないかにあります。

  • toであれば届いている
  • forであれば届いていない

すなわち、I went to work.であれば仕事に到着していることがわかりますが、I left for work.であれば仕事のために出かけたけれども、到着したかどうかはわからないとなります。

仕事のために家を出たけれど、結局忘れ物をしたので帰ってきた
I left for work but I had to come home because I left my laptop at home.

この2つのポイントを踏まえると、相手(ゴール)に届かないと成り立たない動詞にはto、届かなくても成り立つ動詞にはforと使い分けることができるのです。

give (あげる)、show(見せる)、teach(教える)、tell(伝える)、lend (貸す)、send (送る)
これらは、すべてゴールに届かないと成り立たないからtoが正解。

一方、cook(料理する)、make(作る)、choose(選ぶ)、buy(買う)、look(見る・探す)は相手がいなくても成り立つのでforをくっつけて使います。

このパターンを知っておくことで、熟語を丸暗記する必要がなくなりますよ。

まとめ

今回紹介したtoとforの違いのように、前置詞は「感覚」を抑えることが非常に重要です。
まずは感覚を掴んで声に出して発音したり、文章を作ったりすると、スッと覚えられるようになりますよ。

繰り返し練習して、ぜひマスターしてくださいね。