多くの日本人が苦手としている英語の発音。実際には完璧な発音でなくても通じることが多いのですが、少しでもきれいな発音を身に付けたいですよね。
そこで今回は短期間で滑らかな発音を手に入れる方法を紹介します。
発音に自信がなくて、英会話に苦手意識を抱いている方はぜひ参考にしてください。
文字から入ることをやめる
日本の学校教育を受けていると、どうしてもローマ字読みになりがちですが、発音のためには良くありません。
単語を読み上げるときには「こんな発音だろう」と思って読むのではなく、DeepLやGoogle翻訳で音声を読み上げてもらい、それを確認すると良いでしょう。
フォニックスに取り組む
フォニックスとは、アルファベットのA、B、C、D、E、Fを「エー、ビー、シー、ディー、イー、エフ」ではなく、「ア、ブ、ク、ドゥ、エ、ェフ」と発音する、別の発音方法です。
一旦エービーシーの読み方を忘れて、フォニックス読みの練習をしてみてください。
何も見ずに、自然と口から出るレベルになるまで続けましょう。そうすると少しずつ口に馴染んできて、発音も上手になります。
音声変化を学ぶ
音声変化にはリンキング、脱落、同化、フラッピングなど、さまざまな種類があります。その中でも特に有名なのは、例えばlike itを「ライキッ」というようにつなげて発音する「リンキング」です。
日常的によく使う表現から発音方法を押さえておくと、理解がスムーズに進みます。
ネイティブが使う言葉を音のままマネる
ネイティブの発音をいきなりマネするのではなく、まずは聞いた英語をそのままノートに書きとる「ディクテーション」から始めましょう。同じ音源を繰り返して、聞こえるまで続けるのがポイントです。
次の段階としては、聞いた英語をそのまま話す「シャドーイング」をしましょう。このときには教科書や台本を読まないようにし、耳だけに集中してください。
最後に自分の発音を録音して、ネイティブの発音と比較します。最初は恥ずかしいかもしれませんが、すぐに慣れます。ネイティブと自分の声を比較し、どこをどう直すべきなのか、客観的な視点で考えてみましょう。
「ディクテーション」「シャドーイング」、そして「録音からのリスニング」の3ステップを繰り返すことで、発音が徐々に改善されていきます。
ネイティブと話す機会を作る
どんなに勉強をしても、やはり実践も踏まなければネイティブに通じる発音は身につきません。身近にネイティブがいなければ、オンライン英語レッスンやアプリをうまく利用するといいでしょう。
まとめ
今回紹介した5つの方法を毎日意識していれば、2〜3ヶ月後には発音がかなり改善されるはずです。恥ずかしがることなく、ぜひチャレンジしてみてください。