日本はもちろん、外国でもお酒はコミュニケーションを盛んにするものとして、夜の食事には欠かせないものです。みなさんはどんなお酒が好きですか。外国のお酒はカタカナ名で日本にも広く浸透していますが、必ずしもそれが海外で通用するとは限りません。
そこで今回は各種お酒の英語名を紹介します。ハイボールやウォッカの正しい表現がわかりますよ。
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ビールの表現方法アレコレ
日本の定番アルコールであるビールは、Beerで「ビアー」と発音します。これはよく知られている話ですよね。飲食店でとりあえずビールを頼もうとする人も多いかと思いますが、その場合は「I’d like a glass of beer!」と伝えましょう。
ちなみに生ビールは、「beer on tap」か「draft beer」のいずれかで通じます。「ドラフトビール」は日本語で聞くことも多く、使いやすいかもしれません。
「どんな生ビールがありますか?」と聞くときには、「What do you have on draft(tap)?」でOKです。
タイプを絞って聞きたいときには、これらをを使いましょう。
Do you have Sapporo or Kirin on tap?
サッポロかキリンの生あります?
Do you have anything light on tap?
ライトな感じの生ある?
ハイボール
日本でもファンが多いハイボールですが、海外では必ずしも「highball」で通じるとは限りません。というのも、アメリカでは度数の強いスピリッツを炭酸水と混ぜたカクテル全般のことをhighballというため。
だから日本のようにウイスキーと炭酸水を混ぜたもの=ハイボール、とは限らないのです。確実にウイスキー&炭酸水の組み合わせを楽しみたい方は、「whisky and soda」または「whisky with soda」とオーダーしましょう。
お店で「ハイボール1杯ください」と言うときには、「I’d like a glass of whisky with soda.」でばっちりです!
梅酒
シンプルに訳すと「plum wine」ですが、そもそも海外ではあまり梅酒自体が浸透していない様子。
もし「梅酒ってどんなお酒?」と聞かれたら、Plum wine is a liquor made from green plums and sugar in distilled liquor.(梅酒は青梅を砂糖を蒸留酒に漬け込んだお酒)と少し頑張って伝えましょう。
日本酒
日本酒は「sake」で通じますが、問題は発音。結構な確率でアメリカ人は「サケ」ではなく「サキ」と発音します。一瞬「ん?」と思うかもしれませんが、すぐに慣れるはず。日本語の正しい発音を教えてあげても良さそうですね。
焼酎
「shochu」ではほぼ伝わりません。そうかといって、「Japanese style alcohol」はふんわりした雰囲気で相手に伝わらないことも。
しっかり焼酎の内容を説明するとなると、
Shochu is a traditional Japanese distilled spirit.It is made from barley or potatoes.
焼酎は伝統的な日本の蒸留酒です。
ほぼ間違いなく伝わるでしょう。
テキーラ&ウォッカ
日本でも非常に有名なテキーラとウォッカ。
tequila
vodka
英単語だけ見るとそのままのように思えますが、テキーラは「キ」にアクセントを置き、ウォッカは「ヴォッカ」と発音することから、日本語とは微妙に異なります。
ショットでオーダーしたいときには、「Can I have a shot of tequila?」と表しましょう。
番外編:お酒のオーダーの方法
アメリカ人はストレートやロックでオーダーする人が多いものですが、日本人は何かで割って、じっくりとお酒を楽しむ人が多いものですよね。そのようなときに役立つオーダー方法を、ウイスキー(whisky)や焼酎(shochu)を例にとって紹介しましょう。
straight whisky
ストレートで飲むときに使います。
whisky on the rocks
ロックでオーダーするときに使います。
shochu with water
焼酎の水割りのオーダー方法です。お湯割のときには「shochu with hot water」と伝えるようにしてください。
shochu with soda
焼酎をソーダで割るときには、この表現がおすすめです。
まとめ
バーやレストランでサラッとお酒を頼むことができると、とてもかっこいいですよね。ネイティブとのコミュニケーションもスムーズに取れるようになり、さらにお酒の場が楽しくなりそうですね。