日本人にとって、おそらく最も覚えやすい英語である「OK」という言葉。しかし、このOK も頭につける言葉によって、微妙にニュアンスが変わってくることを知っていますか?この使い分けができなければ、会話がちぐはぐになってしまうことも。
そこで今回はOKの使い分け方についてお話しします。
OK
シンプルに「OK」と言えば、「(提案された内容で)大丈夫だよ」「了解です」の意味で伝わります。おそらくほとんどの人が認識している「OK」と同じ意味です。
ちなみに最近は「OK」を省略して、「K」だけで同意を伝えるネイティブも少なくありません。
I’m OK
I’m OKの意味は大きく分けてふたつ。
相手がこちらの状態を心配してくれている時に「大丈夫」と伝える「I’m OK」と、何かを勧められた時に「結構です」と断る「I’m OK」です。
Are you alright? You don’t look good.
(大丈夫?気分が悪そう…)
I’m OK. Thank you for asking, though.
(大丈夫!心配してくれてどうもありがとう)
このようにやり取りしてみてはいかがでしょうか。Thank youを添えることで、素っ気ない印象がなくなります。
It’s OK
It’s OKには、「気にしないで」の意味があります。相手から謝られたときには、「No problem.」や「Don’t worry about it.」を合わせて、伝えるのが一般的です。
It’s OK. Don’t worry about it.
(大丈夫ですよ、気にしないでね)
OK以外の表現
「大丈夫」の気持ちを伝える英単語としては、OK以外にもあります。
・Of course(もちろん)
・Sure(いいよ)
・Absolutely(その通り)
いつもOKを使っている人も、たまには違う言葉を使うと表現の幅が広がりますよ。
まとめ
今回紹介した「OK」のように、細かいニュアンスが異なる英語表現は少なくありません。
こうした違いは、ネイティブとコミュニケーションを取っていくなかで、学んでいくことができるでしょう。積極的に声を出して、表現力を高めていってくださいね。