「やっぱり留学しないと英語ペラペラにならないの?」と、思っている人が多いのではないでしょうか。確かに現地だからこそ学べる表現があることは否定しません。しかし、必ずしも海外まで行く必要はないと考えます。
日本でも十分に英会話能力を高めることはできますが、そのためには正しい方法を知っておく必要がありますよ。今回は絶対に覚えておいて欲しい5つのフェーズを紹介します。
フェーズ1:音を理解する
私たちはこれまでAは「エー」、Bは「ビー」と発音してきましたよね。しかし、これは正しい英語の発音ではありません。Aは音読みだと「ア」、Bは「ブ」と発音します。
それ以外にも、単語の組み合わせによって異なる音の違いなど、英語の音の仕組みをひとつずつ丁寧に学んでいくと、ヒアリングやスペルのコツがわかってきます。
「フォニックス学習法」と呼ばれるこの学習法を続けていくことで、英語の音をぐんと理解しやすくなるでしょう。
フェーズ2:発音する
YouTubeチャンネルでも教材でも、耳にした英語はシャドーイングする癖をつけましょう。これをすると、だんだん口の動きが英語特有の発音に慣れてきて、言えなかった発音も言えるようになるのでおすすめです!
「自分が発音できない音は聞き取れない」という調査結果からもわかるように、発音できるようになることで、ヒアリング能力も上がっていきます。
フェーズ3:文法を学ぶ
文法と言っても複雑なものまで学ぶ必要はなく、中学2年生レベルでOK。SVO、SVOCといった5文法をマスターしておけば十分なので、3か月もあればクリアできるでしょう。
ここまでに紹介したフェーズ1〜3は並行して進めることをおすすめします。
フェーズ4:毎日触れる
実は一番難しいフェーズがここなのです。英語は毎日、それも長期的に継続する必要があります。
1〜2か月で終わらせるのではなく、1日10分間でも英語に触れる時間をつくりましょう。
英語がペラペラな人は大抵このフェーズ4をやりこんでいるものです。多読と多聴をひたすら繰り返すようにしてください。
フェーズ5:毎日話す
ラストのフェーズ5はフェーズ4と合わせて進行します。フェーズ4でインプットしたものを、フェーズ5でアウトプットしていきましょう。
毎日話すとなると難しい印象がありますが、今はオンライン英会話のサービスを使って気軽に英語を発することができます。もちろん、一人アウトプットでもOK。とにかく毎日話すことが大切なのです。
最後に
世の中にはさまざまな英語の学習法がありますが、この5つのフレーズが結局一番確実です。どれも決して難しいものではありませんので、まずは少しずつでも毎日続けるところから始めましょう!