英語の勉強で必須となる「記憶」。どんなに勉強したとしても、きちんと覚えていなければネイティブとの会話に活かすことができません。
今回は英会話で使える記憶の話と、英会話に向いている勉強方法を紹介します。
記憶の種類は主にふたつ
記憶は「すぐに忘れてしまう記憶」と「ずっと覚えている記憶」の2種類に分けられます。
前者が生み出されやすい状況としては、主に以下の4つが挙げられます。
- 一夜漬け
- 丸暗記
- 1回だけの学習
- 自分にとって重要ではないもの
思い当たる節がある人も多いのではないでしょうか。
このような状況で英語の学習をしても、いざネイティブと話そうというときに、勉強したはずの英単語が思い出せない、ということがよく起こります。それでは勉強した意味がありませんよね。
覚えた英語を実践でいかせるように、「忘れにくい覚え方」で勉強することをおすすめします。
忘れにくい覚え方とは
「ずっと覚えている記憶」を作るためには、体験と覚えたい単語をリンクさせると効果的です。
本で読んだフレーズはすぐに忘れてしまっても、感動した映画やドラマに出てきたフレーズはなかなか忘れられませんよね。
本格的に英会話を習得したいのであれば、参考書を使った机での学習は全体の2割程度に収めるのがポイント。あくまでも基礎知識を深めるためだけに行うようにしましょう。
残り8割の学習については以下の「実践学習」がおすすめです。
- 海外ドラマや洋画など、シチュエーションがわかるもので英語に触れる
- ネイティブとオンラインで英会話をする
- ネイティブの友達とオフラインで会話をする
- 留学や旅行、ワーホリを利用して実際に海外で会話する
シチュエーションを重ねることによって、体験を繰り返すようになり、記憶から抜けにくくなります。これで覚えたことを引き出しやすくなるはずです。
まとめ
「結果が出る英語の学習方法」を行わず、間違った方法で地道に学習を続ける人や、さまざまな学習ノウハウに手をつけてしまう人は、せっかく学習したこともその場限りで記憶には残りにくいということも多々。
そうではなく、確実に結果が出る方法にフォーカスを当てるようにしましょう。
実践を取り入れた英語学習にはストレスを感じることもありますが、その分成長を実感することができますよ。