リスニングに苦手意識を持っている人は多いもの。また、テストでは聞き取れてもネイティブと話すときに聞き取れず、自信喪失した経験がある人も多いでしょう。
英語を一発で聞き取れるようになるためには、どのような勉強をしたら良いのでしょうか。今回はリスニング力を高める6つの方法を紹介します。
①語彙を増やす
知っている英単語が増えれば、おのずと英語も聞き取りやすくなります。
単語を覚えるときには、目的に合った単語を選ぶのが語彙力アップのコツ。自分が聞き取りたい分野の単語を集中的に覚えましょう。日常会話で必要とされる中学〜高校レベルの英単語は約2,000語。まずはそこから覚えていきましょう。
そして同じ教材は必ず最低2回勉強し、目ではなく「音」と「口」を使って暗記します。
②好きなリスニング教材を使う
リスニングに使う音源は、必ず好きな分野や映画、または興味のあることに限定して選びましょう。「好き」に勝るものはなく、一般的な英語教材を使うよりも格段に暗記しやすくなります。
③ディクテーション
聞き取った英語をノートに書き取るディクテーションは、時間がある人におすすめの方法です。これも自分が好きな分野のリスニング教材を選ぶとはかどりますが、時間がかかるため、忙しい人には少しハードかもしれません。
④シャドーイング
シャドーイングとは、英語を聞き、それをマネして話す有名な英語の勉強方法。
好きな英語教材を選んだら、できる限り話してる人の口を見ながらマネしてみましょう。「自分が発音できる音は、聞き取れる音」と言われていますが、その言葉の通り発音力を上げるとリスニング力も自然に上がっていくでしょう。
⑤短く区切る
具体的に言うと、英文を10秒〜20秒ぐらいの間隔に区切って聞き取るようにしましょう。長いと集中力が欠けて、結局ほとんど聞き取れないということも。
短文から取り組んだほうがひとつひとつの単語を聞き取れるようになり、進めば進むほど楽になっていくでしょう。
⑥繰り返す
ここまでで紹介した方法を、勉強のたびに実践していきましょう。1日20〜30分繰り返すことで、ダラダラと英語を聞いているよりも効果を感じられるようになるはずです。
まとめ
英語のリスニング教材をBGMにしているだけでは、いつまで経ってもリスニング力は上がっていきません。
それよりも、今回紹介した方法で1日20〜30分集中しながら取り組んでみてください。気づいたときには聞き取り能力が上がっているはずです。