日常的な存在であるスーパーマーケットも、アメリカに行くと日本との規模は桁違い。初めて行った時にはテンションが上がる人がとても多いです。まるでコストコに来たかのような気分になって、その充実の品揃えに驚きます。
そんなアメリカのスーパーマーケットでは、日本とはいろいろかってが異なる様子。今回は、何かあった時にすぐ店員さんに聞けるように、覚えておきたいフレーズを紹介します。
探し物をしている時
広いアメリカのスーパーマーケットは、慣れるまでどこに何が置いてあるのかわからないことも。そのようなときには、下記4つのフレーズで、店員さんに聞いてみましょう!
Do you have 〇〇?
「〇〇はありますか?」と聞きたい時に使います。〇〇には商品名を入れましょう。
I’m looking for 〇〇.
「〇〇を探しています。」の意味になります。これも簡単なフレーズですので、ぜひ覚えておきましょう。
Where is 〇〇?
そのスーパーマーケットにあることはわかっていて、「〇〇はどこにありますか?」と聞くときには、シンプルにこのフレーズを使いましょう。カップめんの在りかを知りたいときには、「Where are instant noodles?」としてください。
店員さんと会話をするとき
アメリカのスーパーマーケットには、フランクな店員さんがたくさんいます。そんな店員さんとの距離を近づけるときに使えそうなフレーズを紹介します。
Is it good?
「これはおいしいですか?」と店員に尋ねる買い物客は、日本でも時々見かけますよね。
What is it?
「これは何ですか?」になります。めちゃくちゃシンプルなフレーズですが、コミュニケーションを取るときには便利な言い回しです。
What kind of dish does this go well with?
「どんな料理に使えますか?」という意味を持ちます。「go well with〇〇」=「〇〇とよく合う」の熟語で、スーパーマーケットに限らず、さまざまなシーンで役立ちます。覚えておいて損はないフレーズですよ。
What did you have last night? I don’t know what to make tonight.
「昨日何食べた?晩御飯で悩んでるんですよ」と、仲の良い店員さんができたら聞いてみましょう。ノリの良い店員さんであれば、きっと「I had 〇〇~」などと返してくれますよ。
レジでの会話
セルフレジがスーパーマーケットよりも浸透しているアメリカですが、やはりレジ周辺で店員さんと話をする機会が一番多いものです。よく交わされるフレーズを覚えておきましょう。
Can I get a plastic bag?
「袋をもらってもいいですか?」と尋ねる時に使いましょう。紙の場合は「a paper bag」としてください。基本的にアメリカのスーパーマーケットでは日本同様、袋は有料です。
逆に袋がいるかどうかを聞かれて断るときや、「大丈夫です」というときには、「I’m good.」や「I’m okay.」を使いましょう。
Have a good day!
「良い一日を!」と声をかけられることもありますが、こちらからあえて店員さんにこのフレーズを使ってみるのも良いでしょう。
Thank you. You, too!
買い物後に御礼を言われたら、このフレーズを使って「ありがとう。あなたも!」と返すと
非常にスムーズです。
余談:アメリカと日本のスーパーマーケットの違い
広さや品ぞろえだけではなく、アメリカと日本のスーパーマーケットでは色々と勝手が違う様子。初めてスーパーに行った時も慌てないように、あらかじめ知っておきたい5つのポイントを紹介します。
ぶどうのつまみ食いOK
日本では信じられませんが、アメリカではブドウの房から数粒の実をもぎって食べている人が少なくないのです。試食感覚であるかもしれませんが、初めて見るとなかなか驚きます。
便利なExpress Lane
Express Laneとは、商品を10点以下しか購入していない人専用のレーンです。合理性を求めるアメリカらしく、このレーンに並べばスイスイお客様がさばけます。日本でも導入してほしい制度ですよね。
タイムセールがアメリカのスーパーにはない
反対にこちらはアメリカのスーパーに取り入れてもらいたい日本の制度です。食品ロスの削減にもつながって、良いことのように思うのですが…。アメリカには閉店直前のタイムセールというものが存在しません。
スーパーのレジ袋
日本でも有料化されましたが、アメリカではかなり前からスーパーマーケットにマイバッグを持っていく人が主流でした。しかし、それもこのコロナ禍でレジ袋を復活させるスーパーマーケットが少し増えたようです。
それでもサステナブルが叫ばれる昨今にあって、レジ袋削減の動きは今後も続いていきそうですね。
医薬品が揃っている
アメリカのスーパー周りには薬剤師がいることが多く、医薬品を購入できるスーパーマーケットがほとんどです。これは羨ましいですね。日本にも取り入れてほしいポイントと言えます。
まとめ
日常生活に欠かせないスーパーマーケットでの買い物。困ったときに店員さんにさっと尋ねられるフレーズをいくつか覚えておくと便利です。
仲の良い店員さんが増えれば、お得な買い物ができるようになるかもしれません。同時にアメリカのスーパーマーケットの仕組みも押さえておきたいものですね。