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英語がバッチリ聞き取れるようになる5ステップ

英語の勉強で誰もが一度はつまずくであろうリスニング。単語や文法の暗記はばっちりでも、ネイティブと対話したときにまったく聞き取れずに、「自分がこれまでやってきた勉強って何だったの!?」と打ちひしがれた人も多いのではないでしょうか。

でも、くじけないで!最初は聞き取れなくて当たり前です。

今回紹介する5つのステップを地道に続けていくことで、驚くくらい英語が聞き取れるようになりますよ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。


英語の聞き取りトレーニングで押さえておきたいポイント

実践に移る前に、まずは聞き取りのトレーニングについて知っておきたいポイントを紹介します。

フォニックスの練習を取り入れよう

フォニックスとは、アルファベットの別の読み方のこと。例えば「A,B,C」は通常「エービーシー」と発音しますが、フォニックスでは「アッブック」と発音します。

実際に発音する時に使える読み方を知っておくことで、めちゃくちゃ発音しやすくなりますし、流ちょうな英語に聞こえますよ!リスニング力もアップするはずです。

リンキングをものにするにはとにかく聞くこと!

「リンキング」とは、実際に英語を話すときに音をくっつけることです。

例えば「I got it」は「アイ ガット イット」ではなく「アイガリッ」と聞こえますよね。それがリンキングです。このリンキングに慣れるには、とにかくネイティブの発音をたくさん聞くこと!もうこれしかありません。

好きな映画や音楽を教材にする

インターネットがこれだけ発達している今、ネイティブの発音を聞ける教材もあちこちにあふれています。そのなかでもおすすめは、自分の好きな映画や音楽、そしてYouTube!

俄然、勉強が楽しくなって継続できるようになります。特に動画はネイティブの口の動きも確認できるので、とても良い勉強になるはずです。

英語が聞き取れるようになる5ステップ

お待たせしました!ここからは英語が聞き取れるようになる5ステップを紹介していきます。大まかな流れは、

①普段通りリスニング
②ディクテーション(聞いて書く)
③答え合わせ
④発音練習
⑤モノマネ

ひとつずつ見ていきましょう。

普段通りのリスニング

教材に決めた映画や音楽をまずは普通に聞きます。とは言っても、1時間を超える動画は長くて厳しいので、10分程度に区切りましょう。字幕はなしです。10分の動画と決めたら、その動画を3回見ましょう。メモを取るのもおすすめです。

ディクテーション(聞いて書く)

動画を見て聞き取れた単語を一語一句書き取ります。聞き取れたけど、スペルがわからない単語はカタカナでOKです。あまりに早すぎる場合は、動画の再生速度を落としても良いでしょう。とにかく聞き取った単語は必ずすべて書き起こしてください。

答え合わせ

この段階で字幕を写して、自分が書きとった単語が正しいかどうかをチェックしましょう。書き出しと答え合わせの作業は必ず同じ流れでするようにしてください!わからない単語は辞書で調べます。

セリフの意味が分からなければ、日本語字幕をつけましょう。「こんなこと言ってたんだー」と発見できます。

発音練習とモノマネ

④と⑤はセットになっています。単語が理解できたら、その言葉をはっきりと口にしましょう。そのときに忘れてはならないのは、スピーカーの口調や声のトーン、スピードをすべて合わせること!その人になりきって話すことで、めちゃくちゃ話しやすくなるはずです。

これで一連の流れは完了!完全にマスターするためには、①~⑤のトレーニングを何度も繰り返してみてくださいね!

まとめ

①~⑤の作業は、最初は時間がかかります。2~3時間要しても、まったくおかしくありません。しかし、何度も繰り返すことで最初は聞き取れなかった英語がとてもゆっくりに聞こえるはずです。その変化に気づいたら、きっとリスニングの練習が楽しくなるでしょう。

簡単にできるトレーニングですので、ぜひ実践してみてくださいね。