日本でも毎年盛り上がるクリスマスですが、やはり本場というとアメリカの印象がありますよね。日本ではケーキやチキンを食べたり、ツリーを飾ったり、プレゼントを贈りあったりしますが、アメリカではどのような過ごし方をするのでしょうか。
恋人よりも家族と過ごすことが多いという話は果たして本当なのかも気になりますね。今回はアメリカでよく見かけるクリスマスの風景についてお話します!
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宗教関係なく盛り上がるのは日米共通
クリスマスは本来、イエス・キリストの降誕をお祝いするイベント。ですが、日本と同様にアメリカでも宗教は関係なくワイワイ集まることが多いようです。
ただし、ユダヤ教信仰者にとってはクリスマスよりもハヌカという休日のほうが重要で、クリスマス当日はそこまで盛り上がらないのだそう。
「みんなが」という意味では、日本のほうが盛り上がりやすい日であると言えます。
挨拶は「Happy holidays!」が主流
日本でクリスマスの挨拶と言えば「Merry Christmas!」が定番ですが、アメリカでは「Happy holidays!」の挨拶が主流。特に公共の場では、こちらのほうが良いとされています。
家族で過ごす人が一般的
日本でクリスマスと言えば恋人と過ごすイメージが強いですが、アメリカでは家族や親せきで集まることが多いのだそう。
反対に年末年始はカップルで過ごすことがアメリカでは多いようです。この辺り、日本とアメリカでの考え方が真逆でおもしろいですね。
クリスマスカードとツリーの準備
日本の年賀状のように、アメリカでは12月25日に間に合うようにクリスマスカードを送り合う習慣があります。
また、日本では造花で済ませがちなクリスマスツリーをアメリカでは本物のモミの木を購入して車で運ぶことも。事前準備はアメリカのほうが盛大な分、大変かもしれませんね。
事前準備といえば、もうひとつアメリカで張り切る人が多いのがイルミネーション。
日本でも一時流行しましたが、自宅を華やかなイルミネーションで飾る家庭が多く見られます。
窓や屋根、庭にまできらきらとデコレーションされた景色は見ていて気持ちも和みます。こうしたイルミネーションがアメリカのクリスマスをより華やかに盛り上げているとも言えますね。
クリスマス当日の過ごし方
日本では12月24日の夜がクリスマス本番のイメージですが、アメリカでは25日の夜がメインイベント。
この日までにクリスマスツリーの下にプレゼントがどんどん置かれていきます。
日本ではクリスマスプレゼントは一人ひとつが定番ですが、アメリカでは質よりも量が勝負。安いものから高いものまでさまざまなプレゼントが増えていく様子にワクワクする人が多いのです。
そしてクリスマス当日は休業している店舗がほとんど!ショッピングモールもレストランも閉まっているので、アメリカでクリスマスを過ごすときには気を付けましょう。
ただし、映画館だけは開いていることが多いようです。
クリスマス当日の過ごし方
日本ではまず見られないのが、クリスマスプレゼントの返品祭り。
アメリカでは、なんと気に入らなかったクリスマスプレゼントを店舗に返品することができるのです。返品できるように、プレゼントを購入したときにはギフト用レシートがついてくるほど。合理的なアメリカ人ならではの考え方と言えますね。
また、12月26日からは来年のクリスマスグッズを安く購入できるアフタークリスマスセールが開催されます。これはうれしいイベントで、また来年までの楽しみも膨らみますね。
まとめ
こうして比較してみると日本とアメリカのクリスマスは事前準備から当日の過ごし方まで、さまざまな違いがあります。それぞれに違った良さがあるので、アメリカに行った際にはアメリカ式の過ごし方を存分に楽しんでみてください。
アメリカの豪華なクリスマスに驚きながら、また、日本のクリスマスの良さも再発見できるかもしれませんよ。