「Yes, I am.」と「Yes, I do.」の違いは中学校英語の初期で習いますが、 だからこそ違いを忘れている人も多いのではないでしょうか。
今回はこの基本をきちんと使い分けられるように、be動詞(am、is、are)と一般動詞の違いについて説明します。
「am」と「do」の使い分けは簡単
「Yes, I am.」と「Yes, I do.」の違いはとても簡単。
「Do you」で聞かれたら「Yes, I do.」とdoで返し、「Are you」で聞かれたら「Yes, I am」とbe動詞で返します。
復習になりますが、be動詞はam, is, are の3つで、使い分け方は以下の通りです。
Iとセットのbe動詞はam
Iとyou以外の単数が主語であればis
youと複数系の主語にはare
わかりやすく質問とそれに対する返し方を見ていきましょう。
A:あなたは疲れていますか?
A:Are you tired?
B:はい、そうです。
B:Yes, I am.
A:あなたは私の住所を知っていますか?
A:Do you know my address?
B:はい、知っています。
B:Yes, I do.
「Are you」と「Do you」の違い
「Are you」と「Do you」の使い分けは理解していても、ふたつの違いを正しく説明できる人は限られています。文法的に言えば、「Are you」はbe動詞、「Do you」は一般動詞について尋ねる際に使います。
より噛み砕いていえば、「Are you」は後に来る単語が名詞、形容詞、動名詞のいずれかの場合に使い、「Do you」は直後に動詞が来るときに使います。
「Do you」は行動や考え方について聞きたいとき、「Are you」は属性や状況を聞きたいときに使うと覚えておきましょう。
例文をいくつか紹介します。
あなたはそう思うの?
Do you think so?
気に入りましたか?
Do you like it?
属性を尋ねている例文は以下のふたつです。
あなたはYouTuberですか?
Are you a YouTuber?
あなたは学生ですか?
Are you a student?
状況を尋ねている例文としては、以下のふたつがあります。
お腹が減っていますか?
Are you hungry?
今新宿駅にいますか?
Are you at Shinjuku station?
例文を参考に、使い分け方をマスターしてくださいね。
まとめ
違いがわかりづらいと感じた人は、「一般動詞の質問はDo youで、それ以外の質問はAre youを使う」と覚えておくと、使い分けができるようになります。
英語の勉強を続けていると、つい基礎を忘れがちですが、定期的に復習をして自分の中にしっかりと定着させましょう!