リスニング教材で勉強はバッチリなはずなのに、洋画を観たり、実際に海外へ行ったりしたときにまったく相手の言葉を聞き取れず撃沈…という経験はありませんか?
しかし、まったく気にする必要はありません!なぜなら皆さん同じ経験をしているからです。
教材は聞き取れても、ネイティブの日常会話が聞き取れないケースの原因は主にふたつ。
1.単純に慣れていない
2.ネイティブの会話は英語が省略されていることが多い
反対に言えば、省略英語を知ってネイティブの会話に慣れていけば、十分に聞き取れるようになるはず!
そこで今回は英語の授業ではなかなか教えてもらえない、省略英語を紹介します。
Contents
洋画によく出てくる省略英語7つ
省略英語は数多くありますが、そのなかでも日常会話や洋画によく出てくるものを7つ紹介します。
kinda (kind of)
「ある程度」と曖昧なニュアンスを示すkind ofは頻出英語。多くのネイティブスピーカーは、「kind」と「of」をつなげて「カインダ」と発音します。
これ以外にも前置詞のofは省略されることが多いです。
・a lot of(たくさんの)=a lotta(アロッタ)
・sort of(いくらかの、多少の)=sorta(ソルタ)
Ya(You)
What are you doing?
何をしているのですか?
youがyaと発音されることがあります。ラップなど、youをyaと表記している歌詞もあります。
lemme (let me)/ gimme(give me)
非常によく聞く省略英語ですので、ぜひ覚えておきましょう。いずれも「t」は発音せずに、
・let me~(私に~させて)=lemme(レミー)
・give me ~(私に~をください)=gimme(ギンミー)
とつなげて発音します。
gotta(got to)
got toにはhave toと同じく、~しなければならないという意味があります。
go toはgottaとつなげて、「ガタ」もしくは「ガラ/ガダ」と発音しましょう。I gotta goで「私もう行かなくちゃ」と表せます。
sup(What’s up)
What’s up?は「最近どう?」という意味を持つ気軽な挨拶表現ですが、後半部分のsupのみでも意味は通じます。
ちなみに、この質問に対して「特に何もないよ」と返答する際には、Not muchやNothing muchを使いましょう。
Gotcha(I got you)
I got youを省略したGotcha(ガッチャ)は、英語や日常会話にもよく出てくるため、聞いたことがある人も少なくないはず!
「了解」や「捕まえた」だけではなく、「やったー」のように喜びも表せる便利な表現です。
Gotcha以外に、GottchaやGotchyaと表記することもあります。
sec(second)
Wait a secondは「ちょっと待って」という意味があり、これまたよく使う表現です。
secondの短縮形であり、口語表現のsecは「セク」と読みます。
Wait a secやGimme a secと使ってみましょう。
まとめ
一般的なものだけでも、これだけたくさんの省略英語があります。他にもどのようなものがあるのか、探してみると思わぬ発見があるかもしれません。
省略英語を使いこなせるようになると、一気にネイティブ感が増しますね。洋画もさらに楽しくなるでしょう。