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swagの意味とは?ヒップホップスラングの由来と使い方を人気歌手の曲と共に解説

ヒップホップやラップ、なにかの授賞式やスポーツのイベントなどで最近よく耳にするswag

かっこいい、イケてるといった訳にも見られるとおり、スタイリッシュで自信に溢れている様子を表すために使われています。

実はこの単語、swag(戦利品)という単語に由来する言葉ではなく、swaggerというスコットランド語が少し誤訳されて広まったのが語源と言われています。swagの語源や意味などを知って、他の人と差をつけちゃいましょう!


ヒップホップでよく見るswagって?

swagは、北米やイギリスの若者たちが使用することで広まったスラングで、かっこいい、おしゃれ、イケてるなどの意味で主に使われています。

もともと、スコットランド語で、自信満々、横暴、アグレッシブな態度をとること、自分自身を見せびらかすことなどを表す言葉。

それが徐々に自分に自信があること、かっこよさ、スタイリッシュで自信に溢れている様子を表すように変化していったと考えられます。

swagには、名詞と動詞の2種類の使い方がありますが、どちらでも持っている意味合いは同じです。

向こうにいる彼を見てよ!めっちゃイケてる!
Look at him over there! He’s got really swag!(名詞の例文)

彼女の新しい赤い車、めっちゃかっこいい!
Her new red car is so swagged out!(動詞の例文)

あの人気歌手も使うswagはどこから生まれた?

このswagというスラングは、あの人気歌手ジャスティン ビーバーが曲中で使用したことでさらに有名になっていきました。その曲とは、Boyfriend(ボーイフレンド)。切ない恋心を歌ったこの曲の中でswagが何度か使用されています。

Boyfriendの曲中でswagが使用されている箇所
僕はお金をこの手の中に持っているんだ、最高にかっこよく(swag swag swag)、君のために使い果たしたいお金をさ
I got money in my hands that I’d really like to blow, swag swag swag, on you

だからファルセットにハローを言うよ、スリー、ツー、最高だ
So say hello to falsetto in three, two, swag

和訳を見ると分かるとおり、あまりswagに大きな意味はない使い方がされています。swagは(なんとなく)かっこいい、いい、スタイリッシュだ、最高な、といった意味を持っている単語で、合いの手だったり掛け声的に使用されることが多いということがこの曲からわかりますよね。

また、Lil Uzi Vert(リル ウージー ヴァート)のXO TOUR Llif3という曲の中では以下のような使われ方をしています。

XO TOUR Llif3の曲中でswagが使用されている箇所
みんな最近は同じスワッグ(センス、流行り、スタイル)を身につけてる。
Everybody got the same swag now.

このように、個々人のセンスのことをswagというパターンもあります。(自信に溢れて堂々としている)センス、かっこよさ、おしゃれさなどを総じてswagと言っているのでしょう。

とはいえ、このBoyfriendが収録されたBelieveというアルバムが発売されたのは2012年。また、Lil Uzi VertのXO TOUR Llif3は2017年に発売された曲です。スラングというのは経年劣化が早いもの。現在では少し古いスラングになり始めているといっても言い過ぎではないでしょう。

日本でも、高校生たちの間で流行ったヤバいや卍などが、大人に認知され始めたらもう古いものと扱われ出すように、swagなどのスラングもあまりにも有名になるとだんだん古いものとして扱われます。使う際には少し注意が必要かもしれません。

会話でのswagの使い方3選

最後に、日常会話でのswagの使用法についていくつか紹介します。古くなってきているとはいっても、ヒップホップ、ラップ、ストリートを代表するスラングのひとつであるswag。ぜひ使いこなせるようになってみてくださいね。

へい、俺の新しいスワグ(イカしてる車)を見てくれよ。
Hey man, look at my new swag.

なんてこった、お前の新しい車、クソかっけぇじゃねぇか!
What on earth?! Your new car is extremely swagged out!

あの男たち見てよ、めっちゃスワグじゃない(イケてない)?
Look at the men, they are so swag, aren’t they?

いいね、いますぐ話にいこう!
Yeah, let’s go n’ talk with them soon!

まとめ

英語のスラングというのは、日本にいるとなかなか触れる機会が少ないものですが、ヒップホップやラップでは頻繁に出てくる、ストリートで「生きている英語」です。

まずはswagを押さえて、あなたもストリートの風を感じながらお気に入りのヒップホップやラップを楽しみましょう!