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退職を伝える英語メッセージ|同僚や上司への感謝の挨拶メール例文集

年度末になると、人事異動や退職などで、新しい職場や環境に移っていく人が多いですよね。自分が退職する際には、お世話になった同僚や上司、後輩など、職場のみなさんに感謝の気持ちをしっかり伝えたいもの。

そこで今回は、退職時の挨拶に使える英語のメッセージについて解説します。伝える相手別のメッセージや、そのまま使えるメール文例もたっぷり紹介しますよ!


【相手別】退職の挨拶を伝えるフレーズ

ここでは相手別に使える退職の挨拶フレーズを紹介しています。それぞれのフレーズを繰り返し活用してみてください。

同僚や部下

同僚や部下に使えるフレーズは以下の7つです。

今日は私の最終日です。
Today is my last working day.

会社で、助けてくれてありがとう。
Thank you for your great help in the office.

あなたと一緒に働けて楽しかったよ。
I have enjoyed working with you.

これからもよろしくお願いいたします。
I hope that we can keep in touch.

送別会とプレゼントありがとう。
Thanks for the farewell party and goodbye gift.

このチームの一員になれて幸せだった。
I was happy to be a part of this team.

これからもお互い助け合えたらいいね。
I hope we can continue helping each other.

上司

会社の上司や目上の方に使えるフレーズは以下の7つです。

明日、この会社を退職します。
I’m leaving here tomorrow.

たくさんのご指導とサポート、感謝いたします。
I would like to say thank you for all the support and guidance while I was working with you.

ここでのお仕事は、素晴らしい経験でした。
Working here was such a great experience for me.

あなたのチームの一員になれて、本当に嬉しかったです。
It was a true pleasure to be able to be a part of your team sir.

どうかこれからもお体には気をつけて。
Please take care of yourself.

あなたが教えてくれたことを忘れません。今までありがとうございました。
I will always remember what you have taught me. Thank you for everything.

また会える日を楽しみにしております。
I look forward to meeting you again sir, god bless.

メールで退職の挨拶を伝える方法

退職の意向を伝える手段には、口伝て以外にもメールで連絡する方法があります。英語で退職メールを作成する場合、日本語と異なる部分があるため注意が必要です。

ここでは、メールの件名から書き出し、文末まで、それぞれのパートで使えるフレーズを紹介します。

退職後にメールをくれた方には個別に返信ができないので、汎用的なメール文面を作っておいて、自動応答にしておくと、親切ですね。

メール件名

メールの件名にぴったりな表現がわからない方は、以下のフレーズを参考にしてみてください。

退職の挨拶
Farewell greetings

本日退職します。
My farewell day

本日が最終日です。
My last day

このチームで最後の日となりました。
Last working day to the team

今までありがとうございました。
Thank you and good bye

お世話になりました。
Saying goodbye

メールの件名は、なるべくシンプルに書くようにしましょう。

できるだけ相手の時間を取らないようにするためにも、件名はシンプルにして、メールの中身がどのような内容なのか把握できるようにしましょう。

書き始め

メールの本文では、最初に相手の会社名や役職、氏名を記入することが一般的です。英語においても同じですので、以下のフレーズを文頭に入れてみましょう。

関係者各位
To whom it may concern / Dear sir or Madam

みなさま
Dear all

ただし、上記のフレーズは一斉メールを送る場合のみ使える英文です。一人ずつメールを送る場合は宛名をきちんと書くようにしてください。

またDear allはカジュアルなフレーズになるため、上司や目上の方に使わないようにすることが賢明です。

上司や目上の方に送る場合は、このような書き出しが好ましいです。

今日が最終日ということでメールでご挨拶させていただきます。
I am writing to you that today is my last day here at 〇〇company.

この度(会社名)を退職することとなりましたのでお知らせいたします。
I would like to let you know that I am leaving my position at 〇〇company.

同僚の場合は以下のフレーズを活用できます。

これが最後のメッセージになります。
This will be my last message to you.

今まで仲良くしてくれてありがとうございました。
Thanks to all for being so nice to me over all these years.

メール文末

メールの件名と文頭ができれば、最後に文末も整えましょう。退職に関するメールを送る場合、文末におすすめなフレーズは以下の3つです。

いままでのサポートとご教授ありがとうございました。
Thank you again for your help and support.

またお会いできる日を楽しみにしております。
I am looking forward to seeing you again someday.

みなさまと〇〇会社のご多幸をお祈りいたします。
Wishing you and 〇〇company all the best.

また日本でいう「敬具」にあたる単語には、以下のような言葉が当てはまります。

英単語 対象(推奨) 意味
sincerely 上司/外部向け 真心を込めて
regards 同僚 敬意を込めて
best wishes 同僚 幸運を祈ります

退職する人へのメッセージ

ここまで、自分が退職する立場でのメッセージを紹介しましたが、自分の同僚や上司が退職する場合もありますね。そんな時に使える例文を紹介します。

お疲れさまでした

日本語ではよく「長い間お疲れ様でした。」というようなメッセージを送りますが、この「お疲れ様でした」は日本語特有の表現で、完全に同じ意味を表す言葉は英語にはありません。

英語では相手の努力をねぎらうメッセージで「お疲れさまでした」のニュアンスを伝えます。

今までありがとうございました。
Thank you very much for all the hard work.

新天地でのご活躍をお祈りしております

退職後に転職して、別の会社に勤務される方などに向けては、「新天地でのご活躍をお祈りします」という文章を付け加えるといいですね。

新天地でのご活躍をお祈りしております。
I wish you success in your future career.

まとめ

退職する際に使えるメッセージと、退職する方へのメッセージを紹介しました。キャリアを重ねていくと、出会いがあれば、当然別れもありますね。寂しいお別れの際にも、きちんとしたメッセージで感謝を伝えることが出来れば、気持ちよく次へのステップに踏み出せそうです。

あまり頻繁に使うことないお別れメッセージですが、ここぞという時にスムーズに口にできるように練習しておきましょう。