笑えるEnglish主催「藤原紗耶」公式サイト

日本人でもネイティブレベルになれる?英語をスラスラ話すための5つの方法

英文法は好きで、英語のテストではいつも良い点を取れる。でも、いざ英語を喋ろうと思うとなかなか喋ることができない。ELTの先生とのスピーキング練習でいつも固まってしまう。海外旅行に行ってもなかなかネイティブの言ってることを理解したり、会話をするまでに至らない。

そんな経験はありませんか?

日本では、いまや幼稚園や小学校から英語を学習する園や学校も少なくありません。しかし、実際にその早期英語教育が英語がペラペラになることに繋がるのかと言えば、それが100%結びつくとも言えません。

では、どうやったらネイティブレベルの英語力をつけてペラペラに喋ることができるのでしょうか。学生でも大人でも、今日から実践できる5つの方法を紹介します!


ネイティブレベルの英語とは?

そもそも、ネイティブレベルの英語とはどんなレベルなんでしょうか。

ネイティブレベルとは、英語圏で自分の英語が問題なく理解され、また、ネイティブの英語も問題なく理解でき、人間関係や日常生活において、英語で自然と流ちょうに自己表現ができるレベルです。

これは、スピーキングだけに限らず、リスニング力、語彙力すべて総合的にあてはまります。そこまでのレベルに達するには、(もちろん個人差がありますが)数カ月や1年などの短期間ではなく、最低でも2年、だいたい3年以上かかると想定されています。

英語だけに限らず、1日練習、勉強したからといってすぐに身についてなんでもできるわけではないですよね。

自分が目指しているレベルに達するには、努力と忍耐が必要です!

ところで、あなたはなぜ、ネイティブレベルを目指しているのですか?カッコイイから?仕事で海外に行きたいから?将来海外に住みたいから?理由はそれぞれあると思います。

まず、これらの実践方法を試す前に、あなたのその理由を明確にしてください。

この「あなただけの理由」はとても大事で、大きなモチベーションになります。

それでは実際におススメの実践方法を紹介していきますね。

留学

ネイティブレベルの英語を身につけたければ、その言語が話されている国に住むことは強くおススメします。

最低でも1年、できれば2年住めばだいたいは現地の人と会話ができるようになります。

現地に住むということは、自宅探しから銀行口座の開設までやることがたくさん。英語がわからなくても、自分でなんとかしなければなりません。人はそのような状況に直面したとき、ものすごい力をふり絞り発揮しようとするもの。

使える単語を並べ、なんとか会話します。最初はそんな感じで十分。日本にいながら勉強するよりも効率よく、かつ早く、生の英語を身につけることができます。

現地では語学学校に通いながら、アルバイトをしてみたり現地にいる学生とルームシェアをすることで、学校内だけでなく学校外でも自分の生活や人間関係を構築していきます。

留学先の国にもよりますが、他の日本人といつも一緒にいるのではなく、できれば色々な国から来た人と友達になり、毎日必ず英語を使わなければいけない環境を作りましょう。

相手の言っていることがわからない?自分の発音に自信がない?会話がなりたっているかわからない?最初はそれらが当たり前。

日本人におススメの留学先は主にオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、フィリピンなどがあります。フィリピン留学は少し前から流行っていますが、その理由の一つに安さがあります。気になった方はぜひ調べてみてくださいね。

日本にいながらできる実践方法

しかし、仕事や学校をやめて留学なんて…。そんな簡単に人生を変えられるわけでもないですよね。

そこで、日本にいながらできる実践方法も紹介します。

①語彙力のインプット

英語力を身に着ける上で、語彙力はとても大切。単語や熟語は知れば知るほど会話に役立ちます。単語や熟語の暗記方法は人によってやり方は様々。

たとえば、単純に単語帳を使ったり、使いやすい単語アプリを使ったり、歌を聞いて覚えるなどがありますが、音楽と関連しながら学ぶ方法が効果的で良いと言われています。

一例ですが、学びたい単語で歌を作ってみたり、替え歌にして覚えてみる方法があります。

このような方法は体がリズムに合わせて覚えてしまうのでなかなか忘れにくく、とても効果的なんです。

ぜひ、自分に合う暗記方法を探してみてくださいね。

②効率の良いアウトプット方法

実際、単語や熟語を暗記したところで、使わないと身につかないのが現実です。

スピーキングで大切なのは、実際に1人で話してみること。

スピーキング力を付ける上で一番効果的な方法は、見たことのない写真をみて(なんの写真でもいいので)その写真の詳細をくまなく英語で説明することです。

例えば、2人の自転車に乗った男性が坂を上っている写真があったとします。背景はとてもキレイな山で、谷を超えているような情景です。その写真をできるだけ詳しく英語で説明します。

実際にやってみるとわかるのですが、これはとても難しい実践方法です。まず、語彙力が必要。表現方法やフレーズ等を知らないと何といっていいかわかりません。

There are two men riding bikes and they are going up the hill. One is wearing a blue helmet and the other person is wearing a black one. There are beautiful mountains ahead of them.

など、最初はこんな感じでオーケー。

語彙のインプットに自信がついてきたら、ぜひこのアウトプット方法を試してみてください。

これは、できれば英会話教室の先生やネイティブのお友達に手伝ってもらうとより効果的な方法と言えます。

自分が言えなかった詳細個所や、物の名前を知ることができ、さらに多くの語彙力とスピーキング力がつくからです。

③ネイティブが使う表現やフレーズのマネ

文法は確かに大事な要素の一つ。日本人は特に、文法を気にするあまり、文法の間違いを恐れることが、英語が話せない原因の一つであると言えます。しかし、文法ばかりを気にしていてはネイティブレベルの英語力は身に付きません。

本当に大事なのは、ネイティブが使う表現やフレーズをマネすることです。

好きな英語のテレビ、映画を見ましょう。たとえば、「How I met your mother」(ママと恋に落ちるまで)はアメリカの恋愛コメディーシリーズで、面白いうえに、簡単なフレーズや表現を使っており、英語学習には最適の番組と言えます。

他に実践できることとしては、週末に外国人が集まるバーやミートアップなどでネイティブの人と交流するなどがあります。

時間やお金に余裕があれば、英会話教室に通うのもいいでしょう。とにかく、自分の隙間時間でできることを探して、ネイティブの英語に触れてください。

赤ちゃんが親のマネをして育つように、マネをすることは学びの過程でとても大切です。ぜひ、あなたにできる、生の英語に触れる環境を探してみて下さいね。

④鏡の前での発音練習

たしかに英語力はあっても、発音が悪いと相手に伝わらないことがあります。相手に伝わればオーケーという人もいると思いますが、ネイティブレベルを目指すなら、発音もネイティブ同様の発音にする必要があります。

英語には、私たちが使わない音や発音がたくさんあり、特にRとLを発音するときの舌の使い方に苦戦することが多々あります。

発音の練習方法で大切なのは、鏡の前で実際に表情を確かめながら口を開けて喋ってみる、舌を動かしてみることです。

どんな発音が正しいのかわかる人には、この方法は個人でももちろん実践可能ですが、どんな発音が正しいのか自分ではちょっとわからないという人には、オンライン英会話で先生と一緒に行ったほうが効果が高いでしょう。

たとえば、Can I have this apple? という文章を、「キャン アイ ハヴ ディス アップル」とザクザク一単語ずつ読む感じではなく、「キャナイハヴ ディス アッポー?」と繋げて言えるようにしたいですね。

このように、ネイティブらしく発音するには、鏡の前で実際に自分の舌や表情を見ながら例文を読んだり声に出して話す練習をすると良いですよ。

まとめ

今回は、日本人でもネイティブレベルの英語力が身につく5つの実践方法を紹介しました。

最初にお伝えした通り、まずは「なぜ自分はネイティブレベルの英語力をつけたいのか」という理由を明確にしてほしいです。

そのレベルに達するには、では何から始めたらいいのか、貯金をためて留学するのか、日本にいながらできることをするのか、それはあなたの理由によります。

ゴールに達するには、日々の努力、これらの実践方法を繰り返して行う忍耐、何よりも、自分が楽しんでできることが1番大切だと思います。

世界中の人と知り合い、分かり合えることができたら…そんなワクワクした素晴らしい将来の自分を想像して、今日から楽しく実践してみましょう!