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英語がぺらぺら話せるようになった人の7つの秘訣|マインドメソッドとスキルメソッド

友人と海外旅行に行ったら、思いのほか友人がぺらぺら英語を話していて驚いた、など、何かのきっかけや経験を通して「英語を話せるようになりたい」と思うことありますよね。

仕事で英語を使ったり、将来に役立つからという実利的な理由の場合もありますが、話せなくて悔しい!とか、英語を話せる人を羨ましい!という感情は、英語を話せるようになりたいという強いモチベーションになるはず。

今回この記事では、英語が話せるようになった人が実際に意識したマインドメソッド (精神的方法) と、実際に行った効果的なスキルメソッド (技能的方法) を紹介します。

英語を話せるようになるには、実は技能的なスキルだけではなく、マインド (精神的な) 方法も必要なのです。


英語が話せるようになるためのマインドメソッド

メソッド①ゴールや目標を明確にする

英語が話せるようになった人がもっとも意識していることは、目標を明確にするということです。

自分はなぜ英語が話せるようになりたいのか、どこまで話せるようになりたいのかという具体的なゴールを持つことが成功の鍵となります。

ゴールや目標は個人によって違いますよね。例えば、

「海外旅行に行ったときに、旅行に不自由なく現地の人と会話ができるようになりたい」
「将来自分の興味があることや研究していることを世界中の人に伝えるため、ネイティブなみに世界で通じる英語を身につけたい」

など自分がどの程度英語を話せるようになりたいのか、いつまでに、などという明確なゴールを持つことが大切です。

これは、人それぞれ異なるので自分自身の目標を定めてください。

この目標やゴールが勉強過程のモチベーションになるだけでなく、思考が前向きになり、達成感を感じながら勉強できます。

メソッド②失敗を恐れず自信を持つ

英語が話せるようになった人の考え方の多くに「自分の英語に自信をもつ」ということがあります。

英語が話せないのにどうやって自分の英語に自信を持ったらいいんだ?と疑問に思う方もいるかもしれません。

そんな方は、まず「失敗や間違いを恐れない」というマインドセットをしてください。

英語学習者の多くに、自分の発音に自信がなく、間違えて発言してしまったらどうしよう、など失敗を恐れる人がいます。しかし、間違えを恐れていたらいつまでたっても英語は話せるようになりません。

発音がうまくできないのであれば、ネイティブの発音になるような練習をすればいいのです。練習をしていくうちに、段々とコツがつかめてきます。自分の発音が日本語アクセントではなく、なんとなくネイティブの発音に近くなったとき、大きな自信につながりますよね。

自分の言ったことが相手に伝わったとき、嬉しくなりますよね。

この感情を大事にしてください。

帰国子女かバイリンガルでなければ、最初からネイティブのように英語を話せる人はいません。

失敗や間違いをして当たり前です。

そしてその悔しい思いが、もっとうまくなりたい!という気持ちに結びつくのです。

メソッド③英語圏の文化について知る

英語が話せるようになるには、英語圏の文化について知ることも大切です。

日本では、周りに合わせることや空気を読むということが大切な文化で知られていますが、英語圏では「主張することが美徳」であり、YESやNOをはっきり伝える文化です。

これらの文化を知らないと、言語を勉強していてもコミュニケーションが円滑にいかない場合があります。

これは一例ですが、その言語の文化を知ることで英語がもっと学びやすくなります。

英語を話せるようになるために必要なマインドメソッドについて紹介しました。次に、実際に英語が話せるようになるためのスキルメソッドを紹介します。

英語を話せるようになるためのスキルメソッド

メソッド④発音練習

まず大切なことは、発音練習です。発音がちゃんとできなければ、たとえ文法的に正しくとも相手に伝わりません。

例えばあなたが「I like to collect seashells. (貝殻を集めるのが好き) 」と言いたいのに、collect (集める) の発音をcorrect (訂正する) と発音してしまった場合、相手は「え、訂正するのが好きなの?どういう意味?」と混乱してしまいます。

また、何か伝えたいことがあってもうまく単語の発音ができない場合「Sorry?」「What was that?」など相手に聞き返され、何度言ってもなかなか伝わらずこちらもイライラしてくる…なんてこともあります。

発音練習の一番有効なやり方は鏡を見ながら自分の舌や唇の動きを見て練習する方法です。

特に日本人が苦手なRとLの発音、WやTの発音などはゆっくりと鏡を見ながら行うのが効果的です。

最近ではアプリを使って行える発音練習もたくさんあります。これらのアプリもうまく利用しながらネイティブに近い発音を目指して練習しましょう。

メソッド⑤文法や単語の基礎がため

ぺらぺら話していてすごい!と思う英語でも、よくよく聞いてみると中学レベルの英語だったりすることってありますよね。

実は中学レベルの基礎英語を徹底的に磨くことが、スムーズな英語のコミュニケーションに繋がるんです。

中学校で習った文法、英単語をもう一度おさらいしてみましょう。

中学校の英語の教科書を音読するのも効果的な勉強方法の一つです。

声に出して音読することでリーディング力にも繋がり、自分の発音を聞き取る練習にもなります。教科書にCDがついていればなおさら良いでしょう。CDを聞いて自分の発音がどこまでネイティブに近いのかも知ることができますよね。

短い文章やフレーズを音読していることで、それらの便利な英語フレーズが自然と身につくこともあり一石二鳥の嬉しい効果が期待できます。

メソッド⑥生の英語をひたすら聞く、観る

英語が話せるようになるためにはやはり生の英語を聞くことが大切です。

聞くための選択肢として、TEDや英語圏のニュース、洋楽を聞くことなどがあり、観る選択肢として洋画やアメリカのテレビドラマの鑑賞などがあります。

これはもちろんすべてを試す必要はなく、自分が好きで続けられる内容であることが大事です。

TEDを聞いてみて、自分にあったリスニング方法なら続けてもいいですし、聞くだけでは耳に入ってこない…というならテレビドラマを字幕ありで鑑賞しながらリスニングの練習を行うのも効果的です。

これらのリスニング練習は、英語を話せるようになるうえで必要不可欠なスキル方法と言えます。なぜなら、相手の言っていることがわからないと会話にならないからです。

最初は生の英語を聞いてもちんぷんかんぷんかもしれません。しかし、慣れると

「Can I have that apple? ( キャン アイ ハヴ ザット アップル )」が「キャナイハヴザアッポー」
「What is your name?」( ワット イズ ユア ネーム ) が「ワッツユァネィム?」

と聞こえてくるようになるのです。リスニング練習をする上で、必ずしも一語一語理解する必要はありません。

だいたい何といってるのかを7割程度理解しようとすることが大切です。

メソッド⑦アウトプット

さて、英語が話せるための最後のスキルメソッドとして、アウトプットがあります。具体的には、自分が今まで勉強したり個々で練習したことを実際に声に出したり、誰かと会話をすることです。

再度繰り返しますが、言語学習はコミュニケーションツールです。コミュニケーションは相手がいて初めて成り立ちますよね。

一番良い方法としてはネイティブの外国人の友達を作ることです。

相手が日本に興味があればなおさら、自分に興味をもってもらえます。

友達のことをもっと知りたいと思う気持ちから、相手になんと質問したらいいのかな?こんなことを伝えたいけど、なんといったらいいかな?と自分の英語力を最大限に生かすチャンスに繋がります。

また、自分の発音で伝わらない単語があったら、相手にキレイな発音を教えてもらうこともできます。

まさに、外国人の友達を作ることは英語を話せるようになる最も有効的な方法と言えます。

なかなか忙しくて友達作りの時間がない…という人は英会話カフェや英会話教室を通してネイティブスピーカーと会話の練習をするのもいいでしょう。

アウトプットを行うときには、マインドメソッドで伝えた通り間違いを恐れず自分の英語に自信をもつことを忘れないでいましょう。

まとめ

今回は英語が話せるようになった人が行ったマインドメソッドとスキルメソッドを紹介しました。この記事が、なんらかの方法であなたのモチベーションアップにつながったでしょうか?

どうして英語を話せるようになりたいのか、どこまで話せるようになりたいのか、など明確なゴールを設定して、カッコいい将来の自分を想像しながら楽しく勉強しましょう!