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疲れたはTiredだけじゃない!英語の4段階の「疲れた」を全身で表現

頑張ったときについつい出てしまう「疲れた」という言葉。

日本語では「骨が折れた」「一生分頑張った」など、他にもさまざまな表現がありますが、実は英語で「疲れ」を表すときにも、多様な単語が存在するのです。

有名なのは何と言っても「tired」ですが、どのようにネイティブは使い分けているのでしょうか。今回は「疲れ」を表す単語の使い分け方について見ていきましょう。


tired

「疲れた」「もうたくさん」という意味が強い、tired。「疲れた」のもっとも一般的な表現です。Tiredは他動詞であるTireの過去分詞形であり、「疲れさせられた」が転じて「疲れた」というニュアンスで使われています。

すごく疲れたときにはI’m so tired.で、十分意味が伝わります。

もし、あなたが疲れの原因も伝えたい場合には前置詞「from」を添えましょう。

I’m tired from working hard all day.
(一日中ずっと仕事で疲れた)

肉体的な疲労ではなく、うんざりしたなど精神的な疲れを表したいときにはtiredに「of+名詞」を続ければ以下のようになります。

I’m tired of waiting
(待ちくたびれました)

I’m so tired of you
(あなたにはうんざりです)

exhausted

exhaustedには「体力が底をつく」や「疲れ果てた」というニュアンスがあります。資源やエネルギーなどが底をつくときにも、このexhaustedを使います。

I’m totally exhausted
(疲れ切りました)

I’m exhausted from doing nothing.
(何もしなさすぎて疲れ切りました)

どちらも覚えておくと便利な表現です。

worn out

wornは「擦り切れる」の意味を持つ動詞。outをつけることで「擦り切れてボロボロになっている状態」を表します。

She was worn out from taking care of drunk Saya.
(彼女は酔ったサヤの世話をしてボロボロです)

このように使いましょう!

burnt out

「焼く」という意味を持つ「burn」の過去分詞形はburnt。outがくっつくと、「燃え尽きた」というニュアンスになります。

burnt outは、burned outでも意味は同じ。長期間で蓄積された疲労の意味合いが濃く、燃料や電球などが切れたときにも使われます。

He is all burnt out from overwork.(彼は過労で疲れきってる)とallをつけることで、疲れを強調することができます。

まとめ

疲れも程度によって伝え方を変えることで、よりあなたの心や体の状態を相手に理解してもらえます。ふとしたときについ声に出てしまう「疲れた」という単語。

使用頻度が高いからこそ、英語での表現のバリエーションも増やしておきたいものですね。