伝えたいことを強調するときや相手に強く共感するときに使われる副詞のabsolutely。
今回は例文をみながらその使い方と、意味が似ている副詞も一緒に学習していきましょう。absolutelyが会話の中で正しく使えるようになると、自分の感情や思いの強さがもっと相手に伝わりやすくなりますよ。
Contents
absolutelyの使い方
absolutelyは文中や、会話の返事として使うことができます。
主に次のような意味があり、肯定や否定の強調としても使えます。
意味:絶対に、完全に、確かに、まさに、そのとおり
文章の中で使う
absolutelyは文章の中で強調したいときに使う言葉です。副詞なので、無くても文章自体は成り立ちますが、意志の強さや強く同意しているときに使うことで、しっかりと気持ちが伝わります。
①絶対に
意思の強さを強調するときの使い方です。
例文:
彼女は大人になったら絶対に医者になると心に決めていた。
She was absolutely sure she would be an actress when she grew up.
②完全に
疑う余地もなく、強く思うときの使い方です。
例文:
私はあなたの意見に完全に同意します。
I absolutely agree with you.
返事として使うabsolutely
文中に使うだけではなく、会話の中で返事としてabsolutelyを使う場面もあります。相手の発言や考えに強く共感するときです。具体的なシーンを見ていきましょう。
その通り!と返事をしたいとき
相手の言っていることが、自分の気持ちとぴったり一緒だった、というときに使います。
例文:
私たちの京都旅行はすごく充実してたと思わない?
Our trip to Kyoto was a very fulfilling time, wasn’t it?
その通り!
Absolutely!
③強く賛成や反対の返事をしたいとき
相手の提案に対し、もちろんいいよ!と強く賛成したいときや、絶対に反対!と強く否定したいときに使います。
例文(肯定の場合):
今日の午後の会議の準備を手伝ってもらえませんか?
Could you help me prepare for this afternoon’s meeting?
もちろん!
Absolutely !
例文(否定の場合):
私たちの週末の計画を中止すべきという彼女の意見に賛成ですか?
Do you agree with her opinion that our weekend plan should be canceled ?
絶対反対だよ!
Absolutely not.
definetelyは確実に absolutelyは完全に
definetelyは確実に、間違いなく、明確に、確かにという意味の副詞。
肯定でも否定でも使えて、absolutelyと置き換えられることも多いです。
ただ、どちらかというとdefinetelyはその確実さを強調し、absolutelyはその完全さを強調します。またdefinetelyは、absolutelyよりもカジュアルな場面でも使うことができます。
例文:
あのショーが美しかったのは(確実に)間違いないよ。
The show was definitely beautiful.
あのショーは(完全に)本当に美しかったです。
The show was absolutely beautiful.
肯定も否定もdefinetelyは使える
absolutelyと同じくdefinitelyも、相手の提案に対して強い賛成や反対を伝えるときに使うことができます。
例文(肯定の場合):
私たちの結婚パーティに来てくれる?
Will you come to our wedding reception?
もちろん!
Definetely !
例文(否定の場合):
いつかスカイダイビングをしたいと思う?
Would you like to skydive someday?
まったく思わないよ。
Definetely not.
exactlyは正確に
exactlyは確かに、まさに、その通りという意味の副詞。
明確な答えを聞きたいときや、相手の言動を肯定・共感するときの返事として使えます。exactlyが強調するのは正確さです。具体的に場所を確認したいときや時間を確認したいときなどに使います。
例文:
去年(正確には)アメリカのどこを訪問したの?
Where exactly did you visit in the U.S. last year ?
ロサンゼルスです。
I visited Los Angeles.
肯定の返事ならexactlyも!
absolutelyと同じく、肯定の気持ちを強調したいときに使います。一方、否定の強調ではexactlyは使いません。
例文:
昨日UFOを見たってこと?
Are you saying that you saw a UFO yesterday?
その通り!
Exactly!
まとめ
いかがでしたか。ただ事実を伝えるよりも、強調のabsolutelyが使えると一気に感情が伝わりますよね。どれも日常生活でよく使われるものなので、覚えておくと便利です。
また海外ドラマなどで、顔の表情や声のトーンも合わせて実際にどう強調しているかを観ることも、とても参考になると思います。