映画や海外ドラマを見ていて「この名前素敵だな、どんな意味があるんだろう？」なんて思ったことはありませんか？

例えば、映画ハリー・ポッターでは主演級の演技で、若くして女優の地位を不動のものとし、才女としても人気の高いイギリス人俳優のエマ・ワトソン。エマ（Emma）はドイツ語由来で「全宇宙の」「万有の」などの意味があります。

若くして、と言えば、今はだいぶ落ち着いた印象のあるジャスティン・ビーバー。ジャスティン（Justin）には「真実の」という意味があります。かっこいいですね！また、彼の元カノのセリーナ・ゴメス。セリーナ（Selena）は、スペイン語由来の名前で「月」という意味があります。

この記事では英語の名前の意味や由来を紹介します！自分の好きな俳優やアーティストの名前の由来を知ることができるかもしれませんよ。

2021年にアメリカで人気の名前トップ10

では、2021年にアメリカで人気だった名前と名前の意味を紹介します！

男の子の名前

1.Liam（リアム）
意志の強い勇者、守護者（アイルランド語）

2.Noah（ノア）
休息、心地の良い（ヘブライ語）

3.Oliver（オリバー）
オリーブの木（ラテン語）

4.Elijah（イライジャ）
私の神はヤハウェ（イスラエルの預言者）（ヘブライ語）

5.Lucas（ルーカス）
光を与える光（ラテン語）

6.Levi（リーバイ）
和に加わる、仲間になる（ヘブライ語）

7.Mason（メイソン）
石工（フランス語）

8.Asher（アッシャー）
幸せな、恵まれた（ヘブライ語）

9.James（ジェームス）
取って代わる人（ヘブライ語）

10.Ethan（イーサン）
強い、頑丈な、しっかりとした（ヘブライ語）

女の子の名前

1.Olivia（オリビア）
Oliverの女性版。オリーブの木の意味

2.Emma（エマ）
宇宙、全ての（ドイツ語）

3.Amelia（アメリア）
勤勉な、奮闘など（ラテン語）

4.Ava（アヴァ）
鳥（ラテン語）、人生を生きる（ヘブライ語）

5.Sophia（ソフィア）
知恵、賢明な（ギリシャ語）

6.Charlotte（シャーロット）
小さい、女性らしい（フランス語）

7.Isabela（イザベラ）
神に捧げる（ヘブライ語）

8.Mia（ミア）
Mariaの短縮形。私のもの、望まれた子供（ラテン語）

9.Luna（ルナ）
月（ラテン語）

10.Harper（ハーパー）
楽器のハープを弾く人。ハープ奏者の名字が由来。

こうしてみると、人気のある名前はラテン語やヘブライ語由来のものが多く、一つの名前に色々な意味が含まれているのですね！

花をもとにした名前

日本では女の子に花の名前をつけることがありますが、アメリカでも同じです。アメリカで人気のある、花にちなんだ名前を紹介します。

• Iris：アイリス
• Daisy：デイジー
• Lily（リリー）：ゆりの花
• Rose（ローズ）：バラ
• Violet（バイオレット）：スミレ、紫

その他にも、

• Briar：ブライアー（イバラの茂み）
• Cassia：カッシア
• Dahlia：ダリア
• Daphne（ダフネ）：月桂樹
• Holly（ホーリー）：セイヨウヒイラギ
• Ivy（アイビー）：ツタ
• Magnolia：マグノリア

など、ユニークな名前もあります。
日本でもよく聞く花の名前もあり、花を連想させる名前も素敵ですね。

なお、日本語の「花（ハナ）」は、発音もしやすく、海外でも通用する名前です。それでは、日本でも外国でも通用する名前を紹介します！

日本でも外国でも通用する名前

男の子

• Ao（アオ）：ハワイ語で夜明け、地球
• Kai（カイ）：ハワイ語で海
• Kei（ケイ）：ハワイ語で高貴、上品
• Leo（レオ）：ラテン語でライオン
• Louis（ルイ）：フランス語で名高き戦士
• Lucas（ルカ）：フランス語で光をもたらす人
• Ren（レン）：日本語で蓮
• Rio （リオ）：スペイン語で川

女の子

• Hana（ハナ）：日本語で花、華
• Lico（リコ）：ハワイ語でつぼみ、若葉
• Lina（リナ）：アラビア語やアイルランド語などが由来で自由な女性、優しい
• Mana（マナ）：ハワイ語で奇跡
• Naomi（ナオミ）：ヘブライ語由来で楽しさ、心地よさ
• Nina（ニナ）：フランス語で優美、優雅
• Rana（ラナ）：ハワイ語で穏やかななど
• Sarah（サラ）：ヘブライ語で王女

男女共通で使える名前

• Lei （レイ）：ハワイ語で花の首飾り
• Nao（ナオ）：ハワイ語で海のさざ波
• Ray（レイ）：英語で光、光線

例えば、Hana（ハナ）は日本語で「花」「華」ですが、海外でも「ハンナ」に近い名前なので、英語圏でも発音しやすい名前です。Rから始まる名前は、英語の舌を巻いた「R」の発音になるので、日本語の発音とは少し異なりますが、英語圏では十分通用します。

ただ、国によってアルファベットの発音の仕方が異なるので、注意も必要です。例えば、フランス語圏ではHを発音しないので、「Hana」は「アナ」に近い発音になります。Rは「ぅぇーーーぅる」という日本語にない音なので、「Rio」は「ぃいお」「Ray」は「ぅえい」のように発音されるかもしれません。もし今後海外在住の予定がある場合は、その国の言語の音を先取りで調べてから、名付けを考えてもいいかもしれませんよ。

まとめ

英語の名前だと思っていたものも、実は他の言語由来で、かっこいいイメージや素敵な意味をもつ名前が多くありました。

外国人のお友達に名前の由来を聞いてみるのも楽しいですね。また、自分の名前の由来や意味を外国人に説明できるようにしておくと、さらに会話が広がりますよ。